事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

納豆の正しい食べ方

2007-02-07 19:11:29 | 食・レシピ

 そんなものがあるわけはないけど、私にとっての正しい食べ方は以下の通り。
1.納豆1パックを刻みネギ、タレ、カラシとよくまぜる。
2.ネギとワカメのみそ汁一人分(約150ml)を沸騰させる。みそはもちろん赤出し-というか東京風に言うと八丁みそ。
3.納豆半パック分を投入しよく混ぜる。
4.ご飯(冷たくても熱くてもよい)茶碗半杯分を投入しよく混ぜる。
5.生卵を投入しよく混ぜる、あるいは混ぜない(この項省略可)。
6.弱火でしばらく煮る。
7.どんぶりに移し七味唐辛子をたっぷりかける。刻み高菜(漬物)をかけてもよい。

 できあがり。みそ汁に七味唐辛子というのは昔、今は亡き向田邦子さんが書いておられました。名古屋ではあんまりやる人をみかけないけどなかなか行けます。うどんやそばに使うのなら雑炊に使っても合うハズ。
 昨日の朝こういうものを食していたら家人が言いました。
「全くあなたはものの味を殺す名人ですねえ」
余計なお世話だ、ほっといてくれ。

 ところでご飯が半杯なのは雑炊だからだとして、納豆が半パック分なのはなぜかって?そりゃ半分は家人が食するからですよ。
 誰がこんなもの自分で食べるために開けますか!!


背にハラは変えられん?

2007-02-07 09:50:07 | 学問
 くだらんことにこだわるヤツだとお思いでしょうが・・・

 昨夜は家人がちょっと変わった料理を作ってくれました。ナスのスープにヒラヒラした不定形の団子が浮いててこれが元はエビ。エビの背中を開いて切れ込みを入れてから加熱すると思いっきり丸まってほとんど団子になるのでした。天ぷらにする時まっすぐ揚るようにするにはハラ側に切れ込みを入れればいいというのと逆ですね。なるほど(教科書を見ると実はそんなものを作る予定じゃなかったらしいけど味は上々だったから別にかまわない)。

 ところでエビの背ワタと呼ばれてるものは実は消化管です。つまりエビにとってはヒトが背だと思っている方がハラで、ハラだと思ってる方が背。みごとに背とハラが変わってます。

 それでもさしてエビを変なヤツだと思わないのは(思うって?)アタマの形、つまりは眼と口の位置関係がヒトと同じだからですね。大昔に読んだ雑誌のエッセイ(確か日高敏隆氏)によるとこんなふうに入れ替えるのはとっても大変なことらしいです(もちろんやろうと思ってやったんじゃないけど)。
 やっぱり背にハラは変えられんと思った方がよさそうですね(変えてどうするんだ?)。

付記-鮎川哲也さんの短編をお読みの方は「背を腹に変えて野郎は客を取り」という江戸川柳をご存知だと思います(原典を見ずに書いてるからちょっと違ったかもしれない)。これは全然別の話なんですからね-と結局これが言いたかったんだったりするのでした。全く品のないページだ。