怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
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沼津トレイル突入 縦走編

2013-06-02 10:54:29 | Trainning

多比のコンビニ裏から、入山開始。とにかく登り始めれば、標識が頻繁にでてくるとの事前情報があるのと、概略図をスマホに入れているのでたぶん大丈夫だ。ルートですが、

多比 → 多比口峠 → 鷲津山 → 志下山 → 徳倉山 → 横山 → 香貫山

という連峰の縦走。今回のルートは基本的に北上するため、南向きの尾根を登り、北向きの尾根を下るという行程の繰り返しになるわけですが、くだりの北向き尾根では路面がまだ湿っている可能性が高いため、相当気をつける必要があるかなという点。あとは、最初の鷲津山まで登ってさえしまえば、標高面はさほどきにする必要はなさそうな感じかな。





いきなりみかん畑のような急斜面からの滑り出し。しょっぱながこれなのでいささかのきつさを感じますが、昨夏の丹沢・塔の岳にひと月とあけずに二度登った標高1000m一気のぼりのアレを思えばなんてことはない。まあ走れ言われたら困りはしますが、歩く分ならってところで。





登っていくとのこんな感じのカラフルな標識が。この先何度となくお世話になる方向指示器のようなもの。多比口峠とかいうところでしょうか。登った後で振替っての写真なんで南を見て右へ行くと鷲頭山で、わざわざ「沼アのハイライト ウバメガシの岩尾根」なんて記載がありますが、





こういうことか。ウバメガシの林の中の尾根をたどっていく形ですが、道中に根が張っててちょっと滑りやすい感。道幅は広くないながらも、はっきりとしたトレイルの道がありたどりやすい。走るのはちょっと控えておこう。





こんなかんじで時折一瞬壁なところの登りとかあって一瞬躊躇ながらも、脇から登れば、先には尾根道が続いているという按配。





鷲津山頂上まではジャスト60分の所要時間で、ハイキングタイム75分からしたらちょっとかかりすぎの感。まあ、ここまで登りで歩きとおしだしあまり力入ってないのでしょうがない。その先小ピークの小鷲津山からはこの日唯一富士山の姿がうかがえました。すこしかすんでてほんともったいなかったけど、「藪尾根 → 富士山 → 藪尾根 → 少し近くに富士山 」というコンボを楽しむには冬とかの空気が乾燥する時期に来たほうがいいのかもしれない。

小鷲津山からの下りではロープがピンと張り詰めており、恐る恐る降りながらも、、、足を滑らせ尻着地。ロープなければ滑落風に滑り落ちて行ったに違いない。まさにロープ様様。尾てい骨強打は避けてなんとか肉の部分をクッションにすることで、痛みはあるもののダメージはなんとか少なめで終わったのも大きい。これが都合二度だこのやろう。けつが真っ二つに割れるじゃねェかちきしょう。





そして、沼津アルプス名所のひとつ、キヨモリさん五男の平重衡さんが追われて隠れ住んだという洞窟。中将さんの名で知られるとのことで、ずっと尾根道と頂上のオープンというこのルートにおいて、このゾーンはいささか異質。由来の文章をさっと読んで、軽く手を合わせて先へ。





かなりオープンな尾根道になってきた。展望もこんなかんじでちょこちょこ開けてきてるし。志下山の頂上に来るころには、後ろが山景色になってきている。 一時間半ぽっちでひと山越えて次の山のてっぺんか。そう思うとちょっとした達成感も。





尾根道を進んでいくと、防空壕の跡地が。登山道の途中にあるため近づくなという警告と、のこすべき時代遺産としての側面もあるんでしょうか。普通に歩く登山ならさっきの中将さんの洞窟と一緒で立ち止まっていろいろあるんでしょうけど、まあまあ即登山道へリターンだ。しかし、こんな山の中腹まで逃げにきてたってのもすごいはなしだ。志下山からジャスト20分で徳倉山頂上。本来ならこの沼津市街の先には富士山がそびえたっていたはずですが、、、こんなに天気いいのにざんねん。





横山峠の分岐だ。どう見ても左に行くしかなく、そこからの急な階段を一歩一歩降りていくと、、、





トンネルだ。あたりを探してみても、そこから次の道が見当たらない。おそらく、急な階段の前後あたりにこのトンネルの上へのルートがあるに違いないのだが、、、後で調べたら分岐を右折して3メートルほど進めば道があったとのことで、有名なトラップだったとのこと。

わざわざ沼津まで来て、あと2山を残すところで時間経過は2時間。ゴールタイムで言うと3時間半は見込めるところで、徒歩縦走タイムの6時間とかからすると十分すぎるペースだ。気候もいい。しかしながら、根本的なモチベーションが少ない。着のみ着のままだし、心拍も付けてない。ケツ2回も打って真っ二つに割れてい、、、それはもともとだが結構痛い。気持ちがあんまり入らないのにかるくロストしてて復帰もできなくもないけど、こんな時は往々にして怪我しやすいし、やめた方がいいという判断。

ということで、ここで終了。もったいない気がしてなりませんが、まあ次回のお楽しみということで。次があれば、北から南下して大平山まで縦走し狩野川を北行して帰るサバイバルルートしかないかな。思い返せば、青梅→奥多摩を通しで走るのもまだやってないし、この二つは心のメモ帳に宿題と書いておくとしよう。





しかし、この道まっすぐ進んで帰れるものなのか。軽く迷ったあとだけに心配でならない。


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