荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

撤退の巻。

2016年05月22日 | 日毎ニュースに正義の理想を




米国のカジュアルファッションブランド【オールドネイビー】がニッポン撤退するとか。

う~ん、一回も買った事がありません。

てか、お店がドコにあるのかも知らない。

まぁ元々、服をバカスカ買うタイプでも無いので。

さて、オールドネイビーさん、米国に1029店舗・アジアに69店舗を擁するそう。

んで、ニッポンから53店舗が撤退するって事は、アジアには16店舗しか残らないという訳なのですね。



オールドネイビーに限りませんが、新しモノ好きなニッポン人ですから、最初は好調なんですよね。何でも。

アバクロもそうでした。

銀座のお店なんて凄ぇ行列でしたから。

お店から香水がバンバン臭ってきた事を、よ~く覚えております。

上半身裸のムキムキオトコがエントランスをウロウロし、オンナ客と一緒に写真撮影してるんですよ。

『有名人かいな?』と思い、マジマジと確認しましたが、ただの店員でした。

また、店員がオトコもオンナも異様にスタイルが良いんですよね。

んで、お店のBGMに合わせて踊ってるんです。

…あのさぁ、客の相手しろよ…。

とまぁ、驚愕に驚愕を重ねた体験でした。

服を買いに行って驚愕したのは、これが最初で最後でしょう。



そう言えば、【クリスピー・クリーム・ドーナツ】も思いっ切り撤退していますな。

新宿新南口に出来たお店にバカがズラ~っと並んでたのを、よ~く覚えております。

『たかがドーナツに1時間待ち?』

頭の良い僕には理解不能な行動であります。

ま、世の中、バカは腐る程いらっしゃいますが、大して美味しくも無いモノに並ぶのは嫌なのが分かった様で、近年では行列を全く目にしませんでした。



【撤退】というと『勇気ある撤退』『革新の為の撤退』の様な、前向きな形容詞が付くケースがまことに多い。

勿論、そんな事はありません。

ホントにモノ事が上手くいっているのに、撤退するバカはいませんから。



『単に撤退するのではなく、撤退する目的を持ちたまえ』ラルフ・ワルド・エマーソン(米国の思想家・1803~1882)



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