荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

イコライザーの巻。

2014年11月23日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


秋の殺し屋祭り第2弾

ハリウッド映画【イコライザー】を観て来ました。

米国版【必殺仕事人】という触れ込みでしたが、主人公のデンゼル・ワシントンはお金を貰いません。

あくまで【正義】に則った殺人専門家です。

まぁ、平和ボケのニッポンと違い、米国は『力こそ正義』というイデオロギーでありますから、金銭授受の有無は気にしない事にしましょ。

シンプル生活だ、ミニマリストだ言っている僕としては、デンゼル・ワシントンの几帳面な生活に非常に共感をおぼえました。

名スレ【トランクひとつだけで暮らしたい】等で【レオン】の生活に憧れる書き込みがありましたが、この【イコライザー】も仲間入りしそうです。

悪人がデンゼル・ワシントンの部屋に侵入した際、『修道士みたいな部屋だな』というセリフもありましたね。

殺し屋にはシンプル生活・ミニマリストが実に良く似合う。

【仁義】でスナイパーを演じたイブ・モンタンの部屋も、ルイ・ヴィトンのワードローブトランクだけでした。

さてデンゼル・ワシントン、いつも行くダイナーでも、こまごまと自身の流儀を貫きます。

ちなみにファッションもカチっとしていて、シャツはイン。第1ボタンだけ開けてます。

えなり君みたい。

僕は第3ボタンまで開けまっせ。

殺しのシーンは多々ありますが、基本手ぶらで殺しに赴くんですね。

で、その場にあるモノを駆使して悪人を殺していく、と。

【必殺必中仕事屋稼業】での知らぬ顔の半兵衛も当初、こういった専門技を持たないキャラ設定だったと聞いた事があります。

悪人をバンバン殺しまくるシーンはやはりカタルシスを得ますな。

ラストはデンゼル・ワシントンが働くホームセンターでの闘い。

なにせホームセンターですから、殺しの道具はいっぱい揃ってます。

かんざしや三味線の糸は売ってませんけど。

電動ドライバーで相手の延髄をえぐるのは面白かったです。

これは、藤枝梅安や秀と同じカテゴリーの技なんすかね。

どっちかってぇと【新・必殺からくり人】の小駒かな。





今回、クロエちゃんも出演しています。

が、思ったほど出番は多くありません。

それにしても【キック・アス】の頃からしますと、ずいぶん大きくなったなぁ・・・と。

ムッチムチ。

でもまだ17歳。

はぁーーー・・・。

オジサン溜息しか出ません。



重ねて申しますが、この映画の面白いトコはデンゼル・ワシントンの几帳面でこざっぱりした生活にあると思います。

殺しの際、ストップウォッチで相手全員を仕留める時間を計っちゃうんですよ。

ホント几帳面です。


必殺現代版】の勇さんもストップウォッチ使ってましたね。


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