荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

高倉健の巻。

2014年11月24日 | 日毎ニュースに正義の理想を


健さんが亡くなりました。

もの凄ぇ喪失感です。

【名優】という称号が似合うのはホントこのヒトだけでしょう。

現にこないだ酒場で『健さん以外に名優っているけ?』ってな会話になりましたが、やっぱいないんです。

せいぜい【菅原文太】とか。

んで『やっぱ違うよな』という会話になります。

とはいえ、それほど健さんが芝居が上手いとも思いませんでした。もちろん下手とも思いませんが。

僕にとって健さんといえば武田鉄矢主演【刑事物語】でのチョイ役です。

しかも【駅 STATION】での三上英次役なんですね。

『北海道から来ました、三上英次です』って挨拶する1シーンのみの登場。

これは【幸せの黄色いハンカチ】で共演した関係から実現したそうです。

【網走番外地】シリーズは残念ながら1作も観ていません。

【日本残侠伝】シリーズはちょこっと観ております。どの作品もおんなじ様な印象しかないですね。

でも、桜吹雪の中だんびら片手に道を行く健さんは、ホントに格好良い!

それから池部良がまた格好良いんだ。

みんなオトナのオトコです。

近年の健さんの作品は観ていないですねぇ。

のんびりした作品ばっかだなぁ、と思っていたトコです。

あととにかく印象に残っているのは【ブラック・レイン】ですね。

当時大人気のマイケル・ダグラスに【アンタッチャブル】でもの凄ぇ存在感を示したアンディ・ガルシア。

舞台は大阪、そして監督がリドリー・スコット!

んで、ニッポンからは我らが健さん!

いやー公開を待ちに待った作品でした。

正直、優作さんの出演にはそれほどのインパクトはありませんでした。

この【ブラック・レイン】の公開直後、優作さんは亡くなります。

悪い言い方になりますが、優作さんが亡くなったからこそこの作品は評価され、そして優作さんは伝説となれたと思っています。

この頃の優作さんにはあまり活躍の場がありませんでした。

仮に優作さんが延命し、役者を続けていたとしても【名優】になれたかどうか・・・。

あー、優作さんのお話ではありませんでした。

いずれにしても天国で健さんと会えますね。

ご冥福をお祈りします。




ブラック・レイン3連発。なんだかんだ25年も前の映画なんすね。



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