ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

あかね家 @岐阜県岐阜市

2017年04月21日 | 岐阜県(岐阜)

美殿町商店街を少し路地に入ったところにある「あかね家」。焼肉、中華、それにジビエが味わえると評判の店。まだ移転したばかりなのだが、結局古い方の店の時は行けずじまいだった。真新しい建物の暖簾をくぐって店内に顔を出す。しかしカウンターに空きがあるものの「満席です」と断られ、退散。やっぱりここも予約が必要なのかな。という訳で時を改めて再訪。テーブル席はほぼ満席だったが、今回はカウンター席に座らせてもらう事が出来た。ピカピカのカウンター厨房の中では若い主人が調理で忙しい。給仕の女性は3名ほど。排煙用ダクトがそそり立っているテーブル席はグループ利用だったので賑やか。給仕の方も忙しそうだ。自分の前にはガス仕様の七輪が置いてある。

まずは喉を潤す瓶ビールを注文。中瓶と小さなグラスが出てきた。早速熊本産という「馬刺し」を注文。小さめの角切りになっており、タレが絡んでいる。旨いが、切りの小ささと甘めのタレで肉の味は味わいづらい。次は「鶏焼き」。粗びき黒胡椒で食べるとのこと。七輪で炙った皮の脂が旨い。でも黒胡椒だけではやや単調か。次は「牛ホルモン塩」。こちらは白胡椒とごま油で下味が付けてある。こちらも肉質は充分なもの。脂は甘くて旨いが、強いのでやや薄味に感じてしまう。「レバー豚」も薄い味付け。肉質はいいがレバー自体の甘さが強いので(いい肉の証拠だが)もう少し塩か醤油で引き締めたいところ。ビールだったので余計にそう感じたのかもしれない。いわゆる濃い味のタレを付けないで質のいい肉の旨味を重視するということなのだろうが、次々と口に放り込みたくなる求心力に欠けてしまうのも事実。そこで方針を中華の方に振って「餃子」を注文。肉の旨味を皮でしっかり閉じ込めてあり、旨かった。人数が多くないとあれこれ頼めないのがつらいところ。テーブル席のように人を寄せて鍋とかをやった方が楽しそうだ。次は中華料理中心でいただいてみよう。(勘定は¥5,300程)

 

あかね家

岐阜県岐阜市美殿町49-3

 

( 岐阜 ぎふ 美殿町 みとのまち 美殿町商店街 あかねや 焼き肉 焼肉 ジビエ 獣肉 中華料理 中国料理 )

 

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