ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

A Man Amongst Men / Bo Diddley

2017年01月17日 | ブルーズ

A Man Amongst Men / Bo Diddley (1996)

御大ボ・ディドリー(Bo Diddley)の1996年発売のオリジナル・アルバム。ブルースのオリジネーターであるだけでなく、ボ・ディドリー・ビート(別名ジャングル・ビート)と呼ばれる独特のリズムの曲が彼の専売特許。自分は1988年だったかに、ロン・ウッド(Ron Wood)と来日した際に、中野サンプラザで観た覚えがある。このアルバムはそのロン・ウッドらも協力したアルバムで、1996年に発表されている。彼は歳をとってからも勢力的にライヴ活動をしていたので、ずっと現役感が残っていた。参加した有名ミュージシャンは以下の通り。

Ron Wood (3,4,6,10)
Keith Richards (1)
Johnnie Johnson (2,8)
Jimmie Vaughan (5,7)
Richie Sambora (10)

すごい面子だが、彼らは目立っているというよりは友情参加といった感じ。彼らが参加することにより必ず売上枚数に貢献、ひいては御大ボの印税収入に貢献出来るからね(→だからこうやって中古で買ってはいけません…)。もちろん自分はキースとロニーが参加していたので購入リストに挙がっていた(それがなかったら買っていなかっただろう)。それはさておき、肝心の楽曲。特有のビートを擁する曲もあれば、そうでないスタンダードな曲調もあり、ヴァラエティに富んでいる。ただ、ベタな女性コーラスが入る曲もあり、それを聴くと一気にチープなオールディーズ感が漂うことも否めない。ま、御年68歳(当時)だった彼に第一線級のアルバム・クオリティを求めるのも酷な話だが…。

中古店にて購入(¥540)

・CD (1999/1/5)
・Disc : 1
・Format: Import
・Label : Ewt

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金蝶園總本家 @岐阜県大垣市

2017年01月17日 | 岐阜県(西濃・老舗)

大垣市を訪れる人々を途方に暮れさせる「金蝶園」の屋号。昔の記事で住所を基にその出自をざっと並べたが、意外にその記事へのアクセスが多く、この問題(笑)が皆さんの頭に「?」マークを灯し続けていることが分かる。こちらは駅前通りをずっと南下したところにある郭町の「金蝶園總本家」。創業は寛政10年(1798)年で、創業者は初代喜多野弥右エ門。なので出自は高屋町の店と同じということになる。店のすぐ隣には「大手いこ井の泉緑地」があり、絶え間無く湧き水が噴き出しており(自噴水)、さすが”水の都・大垣”。ちょうど店の若い衆が、この水をペットボトルに汲んでいるところに出くわした。もちろん水が先なのだろうが、店の横に名水って、すごいことだナ。

店に入るとガラス・ショーケースの中にはいわゆる”酒蒸し饅頭”だけでなく、他の和菓子もひと通り揃っていた。でも初訪なので、買うのはやっぱり「金蝶園饅頭」。酒蒸しらしい香りする饅頭の皮はやや硬め。中は舌触りの良いこし餡で、香りが独特の風味を作っている。以前食べた、距離にして600mしか離れていない高屋町の店の味はもうすっかり忘れてしまっていて、正直あまり違いは分からない。その場で食べ比べないと比較はとても無理だ(その場でも分からなかったりして)。どちらの金蝶園さんも共存繁栄されますように。(勘定は¥130/個)

 


 

↓ 以前も訪れた「イビデン(株)西大垣変電所 エネルギー統括部」(大正10年・1921・建造)。隣の工事フェンスが取り払われ、店の 東側(写真下左)を見ることが出来た。

 

 ↓ 「大垣市守屋多々志美術館(旧・大垣貯蓄銀行)」(昭和2年・1927・建造 写真下左)と、「多目的交流イベントハウス(旧・十六銀行郭町支店)」(建築詳細不明)。

 

↓ 大垣城のすぐ横にあるビリヤード場「エグロ会館」(建築詳細不明)。

 


 

 

 金蝶園總本家

岐阜県大垣市郭町2-10

 

( 大垣 おおがき 金蝶園 きんちょうえん きんちょうえんそうほんけ 金蝶園饅頭 金蝶饅頭 金蝶園まんじゅう 酒蒸饅頭 まんじゅう 酒蒸まんじゅう 近代建築 ) 

 

コメント (2)
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