平原綾香女史、一応敬称はつけておきますが、嫌いです。大嫌いです。大々大々大っ嫌いです。最大の罪はご存知グスタフ・ホルストの組曲「惑星」の木星(ジュピター)につまらない歌詞をつけてヒットさせたことです。平原綾香女史のジュピターからクラシック音楽の魅力に触れた多くの人たちがいたという功績は認めますが、平原綾香女史のジュピターの印象があまりに強すぎてこの私ですらかなり長い期間、ジュピターの旋律を聞くたびにそれが平原綾香女史のジュピターでなくても、「every day I listen to my heart」という歌詞が思い浮かばざるを得ないではないですか!これって無茶苦茶迷惑な話です。
また女史の歌唱法も嫌いです。真っ当な声楽の基本を修められた方が何故あのような歌い方をするのか全く理解できません。それでもそれが個性=表現法の一手段と言うのであれば、その価値は認めませんがそう主張する自由は認めます。
さて、今日の「題名の無い音楽界」を見ていたら平原綾香女史が出てきていて、スコットランド民謡を歌っていました。平原綾香女史らしい歌い方です。ここまででしたらこのブログで平原綾香女史を取り上げるまでも無いのですが、歌声以上にブレスの音をさせているのです。マイクを口の直ぐ前に持って歌っていて、息を吸う時にも全くマイクの位置を変えないので思い切り吸気音がします。いくらなんでも吸気音まで芸術表現の一部として意図的に行っているわけではないですよね? 歌声は歌い手にとってこれこそが重要な表現手段ですが、吸気音は特殊な例外を除いてはノイズでしかないと思っています。重要な表現手段とノイズとを全く同列に聞き手に聞かせているその配慮の無さに唖然とします。
というのも、私自身が声楽のレッスンを受けるようになって、息の吸い方がなっていないと何度も注意され、大部直してきた積りですがそれでも未だに”聞き手にブレスがはっきり判る”、”空気を食べるな”、等と注意されています。音を出すことには注意が向きますが、余計な音を出さないと言う配慮を忘れないようにしたいと思います。
また女史の歌唱法も嫌いです。真っ当な声楽の基本を修められた方が何故あのような歌い方をするのか全く理解できません。それでもそれが個性=表現法の一手段と言うのであれば、その価値は認めませんがそう主張する自由は認めます。
さて、今日の「題名の無い音楽界」を見ていたら平原綾香女史が出てきていて、スコットランド民謡を歌っていました。平原綾香女史らしい歌い方です。ここまででしたらこのブログで平原綾香女史を取り上げるまでも無いのですが、歌声以上にブレスの音をさせているのです。マイクを口の直ぐ前に持って歌っていて、息を吸う時にも全くマイクの位置を変えないので思い切り吸気音がします。いくらなんでも吸気音まで芸術表現の一部として意図的に行っているわけではないですよね? 歌声は歌い手にとってこれこそが重要な表現手段ですが、吸気音は特殊な例外を除いてはノイズでしかないと思っています。重要な表現手段とノイズとを全く同列に聞き手に聞かせているその配慮の無さに唖然とします。
というのも、私自身が声楽のレッスンを受けるようになって、息の吸い方がなっていないと何度も注意され、大部直してきた積りですがそれでも未だに”聞き手にブレスがはっきり判る”、”空気を食べるな”、等と注意されています。音を出すことには注意が向きますが、余計な音を出さないと言う配慮を忘れないようにしたいと思います。
聴いてて不快になりました。
変な低音も嫌いでしたが、やっと解りました。
ブレスも気持ち悪いのですね。
>いくらなんでも吸気音まで芸術表現の一部として
>意図的に行っているわけではないですよね?
この点については、実際のところ、平原氏はまさに「意図的」に行っているそうです。
本人がそう語っていらっしゃるのを、何度か目にしました。自分のアートにはかなり自信を持っていらっしゃる人のようで、自分のアートを理解できない人間など……というような口調のインタビューという印象を受けました。
私が最初に読んだそのインタビュー記事はウェブ検索してもちょっと見つけられませんでしたが、同じようなことはあちらこちらでおっしゃっているらしく、例えば以下のようなブログ記事もありました。
https://ameblo.jp/riroron/entry-10364498480.html
によると、
「インタビューで彼女が語っていること
◎サックスの吹き方で歌うとおもしろい声の出し方ができたり・・・
(中略)
◎ギターの弦が弾く音とか、スライドさせる音とか、入ってくる時、すごく嬉しくなるじゃないですか。そういうのを聴くとブレスとかも大切だと思いました。だったら、ブレスも歌にしちゃえと思って、クラシックだと御法度なんですよ、音をたてて吸うのは・・」
だそうです。
ご参考まで。
お金持ちのお遊戯って感じで中身がないから
詩が届かない。
主さんのおかげで、色々、気づかされたな。面白い!
歌を吸気で並べてみると、0から大まで4つ、賛美歌→英国ソプラノ歌手(野外コン、マイクでブレス聞こえる)→英国メゾソプラノ歌手(野外行事、マイクでブレス聞こえる、少し大きい)→平原綾香(大きく聞こえるブレス)。
ちょうど、今イギリスで、音楽史教育が西洋偏重と叩かれているとの記事。
個人的には、現下のヒットチャートにはタダの騒音としか言えないような曲まである時代。
面白いでは済まないが、考えることはいっぱいありそう。