生涯を完結させるまでに歌いたい歌、アラシックススで始めたヴァイオリンがどこまで弾けるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

ヴァイオリンを静かに練習するためには その2 ミュートバイオリンを自作する

2016-10-18 22:42:08 | 器楽・楽器

 ヴァイオリンの駒に被せる消音器では、確かに若干の音量低下はありますが、体感的には夜間に練習できるほど音量が低下するようには思えません。弓毛に松脂を塗らないと話になりません。やはりそれなりの品質を伴うサイレントヴァイオリンを購入するしかないでしょうか。少しばかりネットを彷徨っていると、ドイツの老舗楽器メーカーのカール・ヘフナー社製のモデル#362にミュートヴァイオリンというものが存在していることを見出しました。

 カール・ヘフナー#362ミュートヴァイオリンとは、アコーステックヴァイオリンのF字孔部分の上下、アッパーバウツとロワーバウツの表板と裏板を切り取って共鳴を押さえた構造になっています。結構人気があるようで大手の通販サイトでは在庫切れになっています。とはいえ販売元を探せば現在でも入手出来るようですが10万円を越える値段がついています。これではメインの楽器の倍近い額になってしまうので、即購入しようという気にはなりません。ならば自分で作ろう、と思いネットのオークションサイトでヴァイオリンのジャンク品を二千円で落札しました。

 カール・ヘフナーの#362を手本にして、表板の上下左右に四ヶ所、裏板の上下左右と中央の5ヶ所にコンパスで円を描いて、充電型の電動ドライバドリルに木工用ドリルを取り付けて、コンパスで描いた円をなぞるように1.5mmの孔を開けて行きました。その後で円周状に並んだ1.5mmの孔が連続した切断面となるようにカッターで切れ込みを入れて行きました。なるほどヴァイオリンに用いられる木材は硬くて脆い感じですね。サクサクとは行かないまでも、思ったよりも手作業での加工も進む感じがあります。まあ二千円で落札しただけあって、表板も裏板もどちらも合板で5mm程の厚みがありました。ギターよりはかなり厚い様に思います。また駒の裏側に当たる表板にはオーディオ用の防振ゴムを貼り付けて見ました。

 見た目はカール・ヘフナーの#362の完成度とは比べようもありませんが、音量的にはかなり下がっていると思います。それでも弾いている本人には弦の振動が十分に伝わってきますが、家族からはテレビを見ている時に私が自作ミュートヴァイオリンを弾いてもさほど五月蝿くないと、お許しを得ています。それだけではご近所に迷惑かもしれないと思い、最安価の騒音計を購入して測定してみました。私自身の正面に50cm程の距離に譜面台を立ててほぼ肩の高さに譜面置きが来るようにして、譜面置きの上に騒音計を置いてみました。先ず自分自身のffで声楽的発声をすると約95dB、ついで孔を開けていないメインのヴァイオリンで自分なりにffで弾くと約85dB、さらに自作のミュートヴァイオリンでのffで約75dB。音の高さも影響するので一概には言えませんが、私レベルではヴァイオリンの音よりも自分の声の方が大きい音が出せることに驚きつつ、約10dBの差はかなりの音量差を表しているはずです。とは言え夜間の住宅地の騒音レベルは50dB以下の様なので、自宅の外ではどの程度聞こえるのか確認したいところですが、自分一人では測ることが出来ません。いずれ家族の協力を得て測定したいと思っています。50dB以下であれば夜中でも練習出来るかもしれません。

 ということで、当初の目論見は一応達成できているようなので、毎日会社から帰宅後夕食の準備が出来るまでの長くて30分以下、時には5分以下?の時間でも、毎日自作ミュートヴァイオリンでの練習をするようにしています。少しづつではありますが、日々、前日よりは上手くなっているような気がしています。

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