生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

一か月程、週に1回のペースにしようと思います。

2017-10-09 22:11:15 | 疾病・薬等のはなし

 自身の備忘録としても、音楽に関してブログにアップしたいことは山々あるのですが、躁うつ混合状態が続いているというか、躁のピークを過ぎてうつの谷底にいつ落ちていくかわからないというか。二日に一度、抗うつ薬のサインバルタを自分で分包する作業も結構神経を使います。

 と言うことでこの先一か月程は週に一度の更新にしようかと思っています。調子が落ち着いて上がって来たら、徐々に頻度を上げて行きます。

 トピックスとして一つだけ。先日の題名のない音楽会の「クラシック界の新星・華音と百音の音楽会」、バイオリニストの服部百音女史とピアニストの松田華音女史。いや~二人ともめちゃ上手ですね!!! 開いた口が塞がらないというか、あんぐりと口を開けたまま呆然と聞いていました。上手い、凄い、としか言いようがない。な~んも言えない!!!


抗うつ薬はいきなり止めても副作用が出ますが、それよりも躁の悪化を防ぐ方が重要。

2017-10-07 22:40:20 | 疾病・薬等のはなし

 何とか一週間、少々のトラブルはあったものの、躁(うつ混合)状態としては何とか無事にやり過ごしてきたと言えるでしょうか。今日の午前中、いつもの主治医の代診で初めての先生に診断して頂きました。いつもの主治医の先生が先週下した診断を概ね追認するものでした。

 一週間前の主治医の処方は、それまで服用していた抗うつ薬のサインバルタ30㎎/dayをいきなり止め、抗躁効果が期待できる気分安定薬のリチウム製剤を200㎎/dayから600㎎/dayに増薬するというものでした。リチウム製剤は、リチウム中毒を発症する血中濃度が抗躁効果が期待できるリチウムの血中濃度と近いため、本来は頻繁に血中濃度の測定をすべきらしいのですが、私は躁状態の初発後に600㎎/dayの服薬量の時に一度検査しただけです。まあリチウム中毒の症状がどの様なものかは知識としては知っているので、リチウム中毒らしい症状が出たら直ぐにリチウム製剤の服用を止めて血中濃度の検査を受けようと思っています。

 それよりも恐れていたのが、抗うつ薬のいきなりの断薬です。抗うつ薬には様々な種類のものがありますが、初めて飲む際、服薬量と増やしても減らしても、患者によりまた薬の種類により、様々な副作用がでます。精神科医がそのことを知らない筈がありません。私も様々な抗うつ薬を試しては、抗うつ効果を感じられぬまま様々な副作用に苦しんできました。それが2010年12月4日(土)にサインバルタを処方され、次の日にはうつ状態から解放されていました。当時、主治医からそんなに早く効く筈がないと言われましたが、未だに2010年12月4日(土)という年月日と曜日ははっきりと記憶しています。その日からずっとサインバルタを20㎎/day服用して来ましたが、今年の4・5月は体調が悪く出社できない日が続いたので30㎎/dayに増薬したところ、直ぐに出社できるようになり先週の主治医の診断まではずっと30㎎/dayの服用を続けて来ました。20㎎/dayから30㎎/dayに増薬した時には様々な副作用を感じ、特に辛いのは味覚異常(味覚喪失ではなく、逆に常に変な味を感じる幻味)です。

 30㎎/dayのサインバルタをいきなり0㎎/dayにすると新たな副作用が出るのではないか非常に不安で、主治医には段階的に減らすのではなくいきなりゼロにするのですか?と質問しましたが、精神科医という人種は患者の躁が酷くなることを最も恐れる様です。断薬した初日の先週日曜日はとりあえず無事に過ごせました。が翌、今週の月曜は出社するのがかなり億劫になり、今まで感じたことのない種類の頭痛がだんだんひどくなりました。これはサインバルタをいきなり断薬した副作用に間違いないと確信して、主治医とは直ぐに連絡が取れないため、薬局の薬剤師に連絡を取り自分で分包して飲むことは可能であることを確認した上で、ドラッグストアで詰め替え用の空のカプセルを購入し、帰宅後目分量で苦労しながら20㎎/dayのカプセルを四つに分け、先ずは四分の一を服用しました。しかしまだ不足しているような感覚があったので睡眠前に睡眠剤と一緒に四分の一を更に服用しました。その結果、火曜からも何とか出社し、木曜には片道2時間の出張にも行け、頭痛もやや治まりかけてはいます。

 ということで今週は自分で分包したサインバルタを約10㎎/dayで過ごしてきましたが、頭痛は続いていますし疲労感もかなりあります。それでも、今日の代診の先生も躁状態の悪化を抑えることが最優先なので、可能な限り抗うつ薬は飲むべきではない、とのことでした。必死に耐えている副作用の辛さがどれほどのものかを患者が主治医に正確に伝えることは至難の業だし、躁状態が悪化して取り返しのつかない事態を招いた患者を、主治医は多数見てきているのでしょう。

 今週は勤務先の産業医との面談もあり、やはり躁状態にあるように見えるとのことでした。しかし産業医の先生は、副作用が辛ければ自己判断で断薬した抗うつ薬の量を減らして再服用することは悪いことでは無い。主治医に量を自分で調節して再服用していることを伝えるのは重要、という立場です。サインバルタの断薬を続けていたら火曜日以降出社できていたかどうか、全く自身がありません。ということで自己判断でのサインバルタの服用は次回2週間後の主治医の診察を受けるまで継続するつもりです。

 以上の状況ですが、本日2回目のチェロのレッスンを受けて来ました。明日は私自身の忘備録として本日のレッスンの様子を紹介しようと思っています。


体調と言うよりも心調? 強いて言うなら脳調が悪いので一週間ほどブログを休みます。

2017-09-30 22:37:13 | 疾病・薬等のはなし

 先日「あらためてご挨拶 気分障害のカミングアウト」という内容をアップしたばかりですが、どうやら現在3回目の躁状態にあるか、迎えつつある様です。心当たりとなる症状が複数あるので診療予約を繰り上げて本日家族同伴で主治医(自宅に比較的近いクリニックに、週一で非常勤診療に当たっている超ベテランの独立行政法人国立医療機構〇〇センターの現院長)の診断を受けて来ました。

 その結果、今の私が躁状態でないと診断できる根拠は何も無い。

 今日、予約を繰り上げて診察を受けに来たのは極めて賢明。

 今年の4・5月に出社できない日が続いたので抗うつ薬を増量したこと、その増量に伴う副作用対策として躁状態に抑制効果のある気分安定剤(リチウム製剤)を減らしたことが躁を誘発した可能性があるので、抗うつ薬は減薬ではなく断薬、気分安定剤は減薬前の服用量に戻す、という処方を貰いました。

 ただし今の私が躁状態だとすると、これまでに診療した中では最も従順な躁状態の患者とも言われました。まあ躁うつ混合状態というのは珍しくは無い筈ですが。”躁状態の患者はそもそも人の話を聞かずに一方的に自己主張する”とのことです。

 まあ、自分でも思い当たる節があるからこそ予約を繰り上げて診察してもらったので、当然想定の範囲内ではありますが、”今の貴方(私のこと)の様子からは躁とまでは言えない”という診断を正直なところは期待していたので、結構ショックではあります。ラピッドサイクラーにまた一歩近づいたかと思うと絶望感も感じます。

 いきなり抗うつ薬をゼロにして再び出社できない様になると、4・5月で年度初めに20日付与される有給休暇の内、既に18日を使っているという厳しい状況なので、再び求職せざるを得なくなるかも知れません。また増薬による副作用=味覚障害(味覚が判らなくなるのではなく、常に変な味を感じるという幻味)が生じましたが、抗うつ薬の服用を止めれば副作用がなくなるかとは限らず、逆に味覚障害が強くなる可能性もあるし、断薬による副作用が新たに発生するかもしれないし・・・。

 とにもかくにも現在躁状態にあるかもしれないし、少なくとも躁状態という自動ドアの入り口のスイッチに片足を乗せている様な状況であることは確かだと思うので、しばらくは出来るだけ自分自身で自重するしかありません。と言うことで来週再び診療予約を入れていますが、主治医の都合が悪くて代診の先生になります。それでも申し送りしておくとのことで、やはりクリティカルな状況なのだろうと思う次第です。

 と言うことで、来週の診察結果を聞くまで、ブログ更新は中断させて頂きたいと思います。来週の今日にはその時点での診察結果をご報告して、再開できれば再開したいと思っています。それでは一週間、お休みさせて下さい。その間にもネタは仕込んでおくつもりですので、その意味では乞うご期待です。


あらためてご挨拶 気分障害のカミングアウト

2017-09-24 22:28:43 | 疾病・薬等のはなし

 これまで午前零時をまたぐことはあっても、連日記事をアップして来ました。しかし昨夜は全くこのブログのことを失念したまま眠ってしまいました。と言うのは以前から漠然とは考えていたことですが、そろそろ退職年齢が近づいてきて、給与が下がることを受け入れればその後5年間の定年延長制度もあるのですが、個人で起業した方が現在と同じ程度かあるいはそれ以上の収入が得られるのではないかと、ざっと概算出来て、そのために必要な具体化作業に夢中になっていたからです。

 2007年の10月1日付ですから、早いものでもう10年も前になりますが、勤務先の所属部署で会社始まって以来の大きな部内組織改正(縦割り型の構造を横割り・機能別に変える)があってただでさえ業務が集中した際に、更に予定外の他部門への人員の急な転出が重なり、一時的にそれまでの3人分の仕事量をこなさざるを得なくなりました。私の業務の中心は社内の研究成果をまとめて特許庁へ特許出願し、特許庁からの拒絶理由通知の中身を読みこなして研究者と相談しながら出願書類に必要な修正を加えて特許査定を目指すというものであり、特許庁への回答には常に法定期限があるという、なかなかストレスフルなものです。更に案件によっては特許庁への事務手続きの実は社外の特許事務所に依頼することもあります。なので会社にいる間には研究者や関係する事業部の担当者、そして特許事務所の担当者等と連絡調整することに忙殺され、特許庁の拒絶理由の内容を咀嚼し、それに対してどの様に修正すべきかを考えることは、会社にいるとなかなかできません。そこで定時以降に電話やメールがひと段落するとさっさっと退社して通勤電車の中や自宅で修正案を考慮する日々が続きました。その結果めまいがする様になり更に耳鳴りがするようになって耳鼻咽喉科に駆け込みましたが原因不明で精神科の受診を強く勧められました。

 上司には直ぐに体調悪化を伝えた結果、直ぐに業務量を減らしてもらえましたが結局うつ病と診断され、その後躁状態の現れて現在の確定診断名は気分障害(少し以前の呼び方は双極性障害II型(II型は軽症という意味)、更に以前の呼び方は躁うつ病)です。私の発症期の業務量を直接知る人間が部長の間は人事考課について配慮して頂いていましたが、部長の代替わりが3回目となるともはや配慮して頂けず、月給はともかくボーナスは下がる一方です。労災かどうかを判断するのは勤務先企業ではなく、あくまでも各地域の労働基準監督署であり、労働基準監督署が労災かどうかを判断する根拠は残業時間です。従って私の様にいわゆる持ち帰り残業でうつ病を発症した場合は裁判所の判断を仰ぐ必要があります。最近になってこそ一部で残業時間そのものは短くても実質的に退社後も業務をこなしていた証拠を裁判所が認めた場合には労災認定される例があるようですが、その様な裁判所の判断が下された場合にはニュースになって報道されるほど、まだまだ珍しいということです。私自身も労災申請しようとして複数の弁護士事務所や社労士事務所に相談しましたが、残業時間が100時間以上だったことを示す証拠がないと引き受けられません、等と回答される結果でした。

 と、長々書いてきましたが、定年が近づいてきたということでこれまでの経験と能力を活かした個人での起業を考え始めました。そのためこれまでの様に毎日このブログを更新しない日が生じる可能性が発生しました。とは言え、うつ状態にあっても私を支えてくれたのはクラシック音楽であり、その音楽をするための手段としての声楽であったと思っています。と言うことで余裕さえあればまだまだ話題をアップしていくつもりですが、必ず連日アップするとまでは言えない状態と言うのが正直なところです。しかし紹介したいトピックの在庫もまだまだありますので、時々ブログが更新されていなくても最低限週に一回はアップする所存ですので、今後ともよろしくお願いします。


涼しくなってきたのは良いのだけれど、風邪をもらったみたいです。

2017-09-08 22:53:17 | 疾病・薬等のはなし

 涼しくなってきたのは良いのですが、職場のあちこちで乾いた咳が響いています。風邪なのか、あるいは空調のダクトの中がカビでびっしりだったりして???と恐れていました。いずれにしても私自身も感染した様です。風邪の様ではあるので、空調ダクトのカビは保留にして風邪を貰ったことにしておきます。喉にくる風邪です。咳も出ます。もしかしたら微熱が出ているかも知れませんが、喉の痛みと咳が主な症状で、他にはさほど気になるものはありません。

 とは言え、何となく熱っぽくあるようなないような、また集中力はがた落ちです。と言うことで今日は休養を取ることを優先したいので、以上とさせて頂きます。皆様におかれましては夏の猛暑疲れの後に風邪をひかれないよう、ご自愛いただくことにくれぐれもご注意いただければと存じます。それではお休みなさいませ。