平成２２年１月２４日（日）、青梅の高水三山をランハイクしてきました。トレランレースのコースにもなっている高水三山。どのような山だったのでしょうか。
御岳発電所の吹き出し下の駐車場
この駐車場に車を止め、準備をして出発します。トイレもある無料駐車場。以前、多摩川のヤマメ釣りにハマッていた時には良く利用した場所です。
杣の小橋
発電所の吹き出し
多摩川に架かる吊橋を渡ります。吊橋から、発電所の吹き出し口が見えます。あの中には大イワナが潜んでいるのだとか…
青梅街道を行く
青梅街道平溝分岐
御岳から軍畑まで青梅街道をランニング。平溝分岐で平溝川に沿って登山口に向かいます。
平溝川
雷電山（青梅丘陵）
登山口に向かう舗装路
このような舗装路も案外勾配があって、ゆっくりでも走るのはキツイです。
高水山
高源寺山門
高源寺本堂
高源寺先の舗装路
舗装路をしばらく行くと高源寺に着きます。高源寺からしばらく舗装路が続き、大きな堰堤の手前で山道となります。
舗装路はここまで
大きな堰堤
堰堤先のトレイル
道標
木段登り
常福院の石段
常福院の山門
常福院の本堂
高水山頂のすぐ下に常福院というお寺があります。トイレもあります。
大岳山と御前山
今日は雲ひとつ無い快晴。左に特徴的な大岳山。右には形のきれいな御前山が良く見えます。
高水山頂下
高水山頂
山頂の祠
山頂下のガレたトレイル
平坦なトレイル
岩茸石山を望む
さいたま市方面の眺望
岩茸石山への登り
岩茸石山頂下の伐採地
幾重にも重なる山並み
山頂手前の伐採地からは北～東側の眺望が素晴しい。
岩茸石山頂
岩茸石山からの眺望は本当に素晴しい。西～北側の山々が迫力満点で迫ってきます。
黒山・棒ノ嶺方面
まず岩茸石山から尾根続きの黒山・棒ノ嶺方面。中央やや左には有間山・仁田山の稜線が見えます。
川苔山
正面奥のピークが川苔山。手前に伸びる尾根は右が真名井北稜、左が赤杭尾根。川苔山から左に鋸尾根、大ダワ、本仁田山。
雲取山
大ダワの向こうに見えるのは雲取山か。
高水山を振り返る
岩茸石山を振り返る
植林帯の平坦なトレイル
本仁田山
中央が本仁田山。左に大休場尾根が下ります。
御前山
中央左が御前山。
惣岳山への登り
岩場
警告板
まったくもって、おっしゃるとおり（笑）
惣岳山
惣岳山頂の青渭神社奥の院
惣岳山頂の様子
植林帯を駆け下りる
御岳の街が見えてくる
惣岳山登山口
御岳の慈恩寺
ここまでで登山道は終了。あとは駐車場まで舗装路を少し残すだけ。
多摩川のカヌー
こんな真冬でもやってますね。
さて今日の高水三山ですが、トレランのレースも行われておりある程度は走れるコースかと思っていましたがとんでもない！ 高水山まではひたすら登り。その先は細かいアップダウンは少ないが、大きく登って大きく下る（笑） 平坦なところや下り坂も結構岩が露出していたり木の根が露出していたりで足元の危ない箇所が多い。高水山から惣岳山までの間の幾つかある平坦なトレイルと、惣岳山から先のトレイルは結構走れました。
距離的には行きの青梅街道ランを含めても１２ｋｍ程度ですが、結構キツイ山でした。でも途中の岩茸石山からの眺望は最高でした！ なかなかここまでの迫力ある眺めには出会えないのでは。
で、昼過ぎには御岳に戻ってきたのですが、どうも納得できない。何が納得できないかというと、コース的に今まで行ったことのあるコースと比べて特別にキツイかというと、そこまでではないと思う。距離も決して長くはない。なのに途中全然ペースを上げることが出来なかったことと、戻って来ての疲労感が大きい。かなり足にもきている。前にブログにも書いたが禁煙して丸々二ヶ月が過ぎた。禁煙直後に走った際には以前と比べて格段にペースが上がり、「これは走れる！」と思ったものだった。それがどうも元に戻ってしまったかのよう（笑）
せっかく禁煙しても、楽なのは直後だけですぐに元に戻ってしまうものなのか？
青梅からの帰り道、色々考えながら車を走らせてきたがどうも納得できないので（笑）、自宅に戻る前に川越狭山自転車道でロードランをしてみることにした。高水三山で足パンパンなのに…（笑）
平坦なロードをいろいろなペースを試してみながら計６ｋｍほど走ってみた。
結果、禁煙前のペースとそんなに変わらなかった…（笑）
というより、禁煙直後のペースで走ろうとしたが全然走れない。
駄目だこりゃ…（笑）
…で、気がついたんだけど。
ある程度それなりに山を走ろうとすれば当然それだけの基本的な走力が必要となる。それだけの走力が無ければかなりキツい。歩いてばかりになってしまう。で、その基本的な走力をつけるには、なんちゃってトレランでは無理だということに気がついた。ロードランで走りこまなければ基本的な走力はつかない。
私はランニング理論についてはまったくの素人だが、これは多分間違っていないと思う。
ロードランではある程度の負荷をかけ続けながら長距離を走るが、なんちゃってトレランではキツイところではすぐに息が上がって走れなくなるし、足場の悪い下りを走ってもスピードは上がらず心拍数は上がらない。これでは総合的な負荷はロードランのほうがはるかに大きい。常に一定以上の負荷がかかっているから。なんちゃってトレランではたまに大きな負荷がかかるがそれ以外は実はあまり負荷はかかっていない。
「トレランのトレーニングはあくまでもトレイルで」なんて言葉をきいたことがあるが、これは相当の走力あっての話だったんだな。そりゃそうだよね。フルマラソン２時間半で走る人の言葉だもん（笑）
私の場合、走り始めた理由はあくまでも「山を楽に歩きたいから」にあったはず。で、ロードランを始めて１０ｋｍくらい走れるようになり、山もなんちゃってのトレランで結構楽しむことが出来るようになった。本来ならほぼ目的は達成できたと思うので（多分、奥武蔵や奥多摩の日帰りでは問題なく歩けると思う）、あとは現状維持していればいいのだが、なんでいまさら「もう少し山を楽に走りたい」なんて思うのか（笑）
で、実際に山をそれなりに走るためにはどの程度の走力が必要なんでしょうか？
１０ｋｍをキロ５分位で走れるようになれば、それなりに楽しめるのかな…
それでも私には大きな壁ですが（笑）
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