katsura's note

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得るもの

2005年05月13日 | Weblog
最近、得るものが多いなぁ~と実感すること度々。
そんな最中、今日はとある方のトークショーに参加させてもらいました。

とある交流会でお会いした方(Iさん)からお誘い頂いたのがきっかけで、私の友人も数人に声をかけて仕事帰りに会場へ。

会場に着くなり、奇遇にも見覚えのある知り合いの顔ぶれもあり、とてもリラックスできただけでなく、会場となったお店も雰囲気・お料理も良くて、良いことずくめだなーなんて、会場に着くなり思っちゃいました。
(きっとそれも何かの要因で繋がっていることなんだろうなぁ、、、と後々思うこととなるのですが。。。)

さてさて、今日の坂本達さんをお迎えしてのトークショー。
とても良いお話(貴重な経験談+ご本人の解説&映像付き!)を聞けて、とても良い刺激を受けて、興奮冷めやらぬ状態で帰ってまいりました。

ご本人とも少しお話することができたのですが、そこで話したのが“モーターサイクルダイアリーズ”のこと。キューバ革命に多大なる影響を与えたと言われる、チェ・ゲバラの自伝的映画でもあるのですが、私は昨年、この映画を見てすごく考えさせられたんですね。

仕事が忙しくてとても窮屈に、視野が極端に狭くなり、そして、かなり精神的に追い詰められていた時に近所にある小さな映画館で見た、この映画。
いつか機会があったら見て見てください。爽快なロードムービーっぽい印象のポスターに惹かれて映画館に入った私はある意味見事に裏切られたというか、爽快というよりはことのほか重い内容の印象が強く、また、“道”について考えさせられたんですね。

旅をしているとよく考えさせられるんですね、“道”って。

見ず知らずの土地で道に迷いました。
目の前には右に進む道と、左に進む道があります。
さて、あなたはどちらに進みますか?

(ここで、前提条件やもっと詳しい情報がないと答えられないよぉ~という人がいたら、そんな貴方はとてもアナリティカルと言えるでしょう♪)

果たしてどちらの方が正解なのか、
目的地により近いのか、、、
その答えは、貴方が求めている「解」にもよると思うのですね。

今日の達さん(あえて、こう呼ばせてもらいましょう♪)のお話にも、同じようなシチュエーションがありました。

そして、映画にもこのようなシチュエーションがありました。

さて、貴方ならどんな道に進み、どんな解を期待・想像しますか?
それは、何故ですか?

このような“道”の選択って、
実は日常で些細と思っていることが実は大きなことに繋がっていたり、
実は大きなことと思っていることが逆に大したことなかったり。。。

その時々によって、
事情によって、
状況(情勢)によって、
環境によって、
違いますし、また、正解もないんです。

そう書いていると、「スライディングドア」というグィネス・パルトロウ主演の映画をも思い出してしまいました。

あの時、TUBE(イギリスの地下鉄)に乗り遅れていたら…というシチュエーションと乗り遅れずにいたら…という2つのシチュエーションを取り入れた映画。
1つの電車に乗れる、乗り遅れるかで状況だけでなく、人生をも変えてしまったとしたら。。。
という仮定も考えられますよね。

前述の映画に出てきたチェ・ゲバラは、旅先で出会う人々、そして人々の生活を通して、旅に出る前には予想をもつかなかった人生を歩み始めることになります。
これって、チェ・ゲバラの場合は、その人の軸ともなり得る部分までもがガラっと変わってしまった訳です。
これが、旅に出なかったとしたら、、、?!

話戻って、達さんの話。
達さんの“道”の話は、ちょっと上記の話とは違うのだけど、
達さんの場合は、とりあえず様子を見たそうです。
しばらく時間の経過を見て、誰かが通るのを見て進もうとされたそうです。

そういう慎重さも大事ですし、
その考えは経験値、その時の状況にもよるのでしょうが、、、
(因みにここでは、達さんの経験談は割愛させて頂きます。
 良かったら著書に書かれてあるかもしれませんので、ご参考までに♪
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895888029/ref=ase_greereview-22/249-7502081-4765963)

要は何を言いたいのかというと、
皆さんもいろんなシチュエーションの中でどういった形・方法であれ、
“道”を選んで来たわけで、
その到達点が“今”ということ。

そして、“今後”を良くしていく為に
“今”そして、“道”の選択を真剣に取り組むことが大事なんじゃないかと。

つい数ヶ月前、私は就職で悩んでいたことがあります。
幾つかの選択肢がある中で、どこに進むべきかと。

私の場合、とても慎重かつ悩んでも悩みきれない程にすごく考え込んでしまうことがあるのですが、今回も例に漏れず悩みに悩んで出した結果は。。。

いつも決断に至る時、判断が遅いだとか、すぱっと決断できない自分に嫌気がさしたりもしますが、悩みに悩みぬいて出した結論というのは、得てして納得いくものであることを後で痛感させられることが往々にしてあります。
目の前にある“道”をしっかりと見据え、
(第三者から)頂けるアドバイスがあるのであれば、その力を借り、
その時その時で最良の方法はないか?を探る。

これが大事じゃないかなーと思います。

坂本達さん ウェブサイトは↓
http://www.kikimimi.net/tatsu/index.html