katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

体験教室と建材展

2024-03-16 07:42:23 | 体験教室
今日はまず体験教室から。何か関西の方らしく、滞在が長くて見つけて下さったようで・・・そんなこんなで始まると、これがビックリする位に悩まないのね。例えばサンプル教室の場合、ほぼ

色の違うタイルに変えられる程度の変化なんで、沢山の色を見せて、どーしよう・・・って悩む事が楽しいなんて事に繋がったりするのね。だから考えるって事が色なのね。でも何袋もあるのに、

チョロっと出して、これとこれ・・・みたいに。それが四隅の四角に丸とあっさり終わったんだけど、葉っぱになったらセンスが無いから・・・みたいな事を言うので、体験で言う事では無いんですが・・・

と、ちょっとだけお話したのね。まぁここを良く見てくれる人には、またかぁ・・・って思われるが、例えば料理とすると、甘いとしょっぱいって全く反対の2つあって、その間に甘じょっぱいが

あったとする。こんな仕組みが理解出来ると、キモっと可愛いで、キモ可愛いになるみたいな話。その時に例えば、この鍋敷きをどんな仕上がりにしたい?ってのが、構想って話なのね。

物を作る時に、サンプルをそっくり真似れば何も考えないで済むのね。けれど少しでも変えるって事は、そのバランスを崩すって事なのね。ただ初めてでも出来ない事でも無いのね。

ただそれで完成していたものを、少しとは言え壊す事になるのね。そのサンプルを作った先生はあれこれ考えて完成したのに、変える人は何と無く・・・ってね。ここが難しくする原因なのね。

そこはガッチリ考えないと・・・。変えるのだから。折角変えるんだから、先生のよりも良く見えるようにとか、好みにするには?ってね。

だから、さっきの考え方の仕組みで考えると、つまり例えば可愛いとかキモっってみたいに、どっち側寄りにしたいか?って極端になるんだけれど、どっちかを選んで、だいぶそっち寄りになったって思ったら、全く反対のものを少しだけ加える。

こんなやり方をすると、割と簡単に雰囲気は出ると思うのね。それを何もコンセプト無く何と無く始めちゃうと、一貫性が無くなっちゃうのね。ただこんな簡単な事でも無かったりするのね。

まぁこれが機械と違って人って、気まぐれなんて曖昧な機能があるし、疲れちゃったりもする。こんな事も加わって来るのに、そんな自覚も無く・・・もはやフィーリングのみなんて事になれば、

偶然上手く行く場合もあるかも知れないが、上手く行かない確率が高くなる。ただね、ここが難しいんだけど、野球にしても最高の打者でも4割は打てない。つまり10回打って6回は失敗になる。

でも腐っても鯛と言うなら、結果の出ないと言われる人でも、1割ちょいは打てるだろうから、差はたったの2割。でも一流の人ってコンスタントにその結果を続けるのね。確率高くね。

ここを踏まえて、続ける人には確率を上げる指導となり、体験では楽しむ指導になる。って極端に言えばこうした違いがあって、確率を上げるには、基礎が必要になるのね。

それが音楽なら、楽譜が読めた方が良いとか、コードが弾けるとかになれば、説明が簡単に済むんだけれど、1回だけなら、そんなものは無くても、体に覚えさせれば、反復で1曲なら弾ける。

ただ徹底的な真似の繰り返しになるけれどね。こんな場合が結婚式の余興で弾くなんて事ね。って事は、体験の1回は真似つまりサンプル通りであれば、結果は誰でも出る事になる。

とは言え、初めて弾くのにクラッシックなんて事になれば、とんでも無い練習時間が必要で、それは労作展の子達になる。体験みたいな段階でクラッシックみたいな事をしたいのだから。

だからたった数時間で結果が欲しいとなると、素材の良さが問われるのね。まっこんな場合、極端な方が判りやすいから、マグロとシラスのドンブリ、同じ値段ならどっちを食べる?

つまり同じドンブリ、同じ下地の大きさで、中身は・・・本当は海鮮丼にしたいでしょ?つまりあれこれ欲しい。それが切り身になっていれば、乗っけるだけなら、張るだけ・・・。

つまり色んな形のタイルを下地に張るだけ。その時にシラスとイワシのみだったら?どんなイメージになる?何か安そうだな・・・って思うのなら、それがぺきぺきや1cmのタイルだとする。

じゃマグロは?って事になると、ハートとか丸、五角形にランタン、ガラスタイル・・・こうすれば、海鮮丼風に見える。けれどただの形や色だけでは、高級そうには見えないもので・・・。

だから絵や模様のタイルだったりする。そうなるとオシャレなんて表現になる。俺の所では珍しくこの五角形のタイルが高級そうとか、オシャレに見える雰囲気になっていたりすると思うのね。

しかも切らなくて良いから、切り身を乗っけるだけの海鮮丼。これが体験スタイル。そこに包丁使いませんか?ってそそのかす事で、ニッパーを使って切って見る・・・少々って言うのが、緑の葉。

まぁ自分で言うのも何だけれど、理にかなっていると思うのね。でもそれを徹底的に切るってスタイルがぺきぺきだったり、1cmタイルだったりすると、シラスやイワシで最高級のドンブリにする。

そんな違いなんだろうね。そしてツワモノは、その食材でマグロすらも超えるようなものにする。それが人から見て凄いって言われる作品になるのね。話を戻して、四角やマルの段階で、色んな色

を使った・・・迷い無く。けれどイメージは機内食のようにメインは魚or肉って具合に、メインディッシュを最初に決める。こうすると方向性が決めやすいのね。所が周りのものから決めると、

エキストラから決めて行くみたいな感じとか、小鉢からみたいな感覚になる。それではメインに行くまでに、自分で自分を窮屈にしてしまうのね。でもそれなら1つの例で、今まで使って無い色に

すると、どれも被らないからひとまず目立つし、逆も真なりで、使った色を入れて強調しインパクトを持つなんて考え方もあるんだけれど、ここが難しいのは、全ての形に全ての色がある訳じゃ

無いのね。そもそもどれもこれもが違うメーカーが作っているから、あるものと無いものがあったりするし、ランダムの商品は同じものだけの統一が難しかったり・・・。

それをこれが無い、これが無い・・・って言う考え方と、この中で・・・こんな事が出来るって考え方があって、前者のような方は、自分の色を作り出すなんて混ぜて作る絵画のような事に特化

した方なんだろうし、この中で・・・って言う規制の中の方が、あれこれ悩まずに良いって言う、自由が不自由になってしまう方もいたりする。こんな性格みたいな事すらも影響するのね。

しかも自分がそう言う人である自覚も持たずに、無意識に意識を持っていたとしたら?となると、いかに自由って言う事が難しいか?ってな事になるのね。そりゃ確率下がるわな。

ただきっとこんなに難しい言い回しはしなかったけれど、楽しんで貰えたようだし、でも通っている生徒さんには勉強になる話だから、広げて見たのね。体験の中でも学ぶ事は多いのね。


そんな後は建材展の最終日。余裕を持って向かうも、まさかのパンク・・・丁度オートバックスがあって入るも、まさかの数時間待ち・・・それでは間に合わず、近くのガソリンスタンドで・・・

それが何とも親切で、1時間チョイで直して貰えて・・・間に合ったのね。そんな中、お世話になっている会社にご挨拶に行くと、懐かしい方がいたり、社長さんは不在でも来たって爪痕残しで、

名刺を渡したり・・・ただ亡くなっていた社長さんもいて・・・そっか・・・もうちょっと良い所を見せたかったなぁ・・・と残念な気持ちになったが、逆に若い方達ともお会い出来て・・・。

常に建材展とは建築色強いものだったのに、ブース内が一般受けを考えたようなものになっていたり、各社が工夫しているなぁと感じたのね。いずれにせよ、どんどんとタイル業者が減って行く

昨今、俺が思うに、建築では形見の狭い方向性も、一般的には賑わいをも感じる方向に向かっているように思われるのね。タイルは流行りつつあると。業者も生き残りの為に建築オンリーから、

方向転換とは行かずとも、興味を持ち出した・・・とでも言えるのね。さてそれが本当なら、本気のサバイバルが始まるはずなのね・・・みんな生きるのに必死なんだから。

切磋琢磨なんてもっと血だらけにならないと・・・仲良しこよしでは、何にも生まれない。勿論、アマチュアは楽しくで良いのね。何せ6位でも入賞なんて甘い世界だから。でも仕事ってのは、

売れないなんてのは、社員まるごと吹っ飛ぶ話。命掛けなのね・・・需要と供給。アジ釣りなら、回遊魚だから、群れでやって来て、誰かが釣れれば一緒に釣れる。けれど、数の釣れない魚は、

誰かが釣れたらもう無理かぁ・・・ってなもの。売れ線に移行するも、信念を貫いて独自路線を行くも、会社の方向性・・・まぁいずれにせよ、俺は何処にも属さないし、付き合ってくれる所に

感謝してお付き合いをして頂く。ただそれだけ。出会いは偶然、腕は必然。これも同じ。ただなぁ・・・爪痕残しに行くって事が、偶然では無くて、必然狙いなんだけれどね。

建材展、ビックサイト、メーカー、商社、ブース代、地方からの滞在費・・・こんなワードから考えるのは、親方様・・・そりゃ下のものは参勤交代しないと・・・顔を出して名刺を出して、頭を

下げ、よろしくお願いします・・・って話。ただ昔からのお付き合いの方は、それを苦笑いしてくれて・・・katsuさん早くいばらせて・・・って。お待たせしております・・・ってこっちが苦笑い。

この名刺で何人の人が俺の事を調べてくれるかなぁ・・・まっ、期待はせずに、出来れば知らなかった・・・って言われないと良いんだけれど。ね。

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