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今を精一杯生きたい

大崩山~雨の記

2012年08月20日 13時04分28秒 | インポート

12081953 大崩山に行ってきました。感想一言・・・・「きつい!怖い!」。累積高度が2100mもありました。阿蘇五岳以上です。きついはずです。それに高所恐怖症の人は絶対無理です。

天気予報が悪化し、午前中は雲り、午後は雨との予報だったので、「午前中に切り上げること」、「湧塚には登ろう」、「大崩山には登ろう」の3つを満たす、我々に合ったコースを酒井さんに選んでいただきました。

19日(日)午前0時45分肥後大津駅前、OBS、K山、S井の4名集合。車で出発。滝室坂が通行止めなので、ミルクロードを迂回し、豊後大野まで。ここから326号線を南下して、「祝子川温泉美人の湯」に午前3時半到着。2時間45分かかりました(延岡経由より早い)。

23_2 ここにトイレ・自販機があり、着替えて準備万端。4km先の大崩山登山口まで車で登って、その近くの道路に車を止めて、いざ出陣(午前4時25分)。すでに車が数台止まっていましたが人影はなし。

真っ暗の中、ライト付けて登山口より進入。コースがわかりずらい。大崩山荘に30分で到着。まずは湧塚コースへ向かいます。

ナント、ここで道を間違え、早めに河原に出てしまいました。橋がない!!渡れません。すぐ戻って道を探します・・・・もう少し道標を置けばいいのに。

15分タイムロス。祝子川を渡りますが、水かさが少し多いようで、渡るのがもう大変!

24_2 大きな岩を渡るのですが、足をかける所がなくもう大変!!さらに、岩のコケはツルツル滑ります。うっかり乗ると滑ります。狭い川幅の所はジャンプして越えたくなりますが、滑って転倒して全身ずぶ濡れになりそうで、できません。

川から1時間15分上りの連続です。これはきつかった。阿蘇五岳は、上ったり下ったりですので、さほどきつくありませんが、1時間以上上りの連続はこたえます。

3_2 2時間40分で最初の目的地「袖ダキ」に登頂。残念ながら雲が多くて、周りの景色が30%ぐらいしか見えません。その後小雨が振ったり止んだりで雲だらけ。景気は ほとんど見えず。袖ダキでの景色が最初で最後でした。

下湧塚、中湧塚、上湧塚(上湧塚は雨が降り、岩の手前で断念)と登頂しましたが、何にも見えず・・・・ただただ、岩登りの連続

しだいに天気が悪くなってきたため、大崩山目指して飛ばします。50分で大崩山登頂。今日の最高峰です。1644m。ここまで4時間45分。

1_2 雨が降ってきましたので、ここから急いで戻ります。小積ダキは登らず(上っても何にも見えません)。象岩直下の断崖絶壁のザイルルートを一人ずつゆっくり横断。坊主岩直下の岩壁を鑑賞しながら下ります。

下りもまた大変、コースにはハシゴがあちこちに設置してありますが、傾いているもの、グラグラしているもの、直角に設置しておるものといろいろ、50近くありました・・・・最後は「またハシゴか」と文句が出ます。しかし、鳥肌がたつぐらい怖いものもありましたし、ちょっとでも油断して滑ろうものなら、間違いなく死にます。

最後は祝子川の水かさが増えて横断が危ないということで川を渡らず、林道コースを下りていくことに。これがまた長い。1時間20分かけてゴール。結局下りだけで、大崩山山頂から3時間20分かかりました。下りだけでこの時間は疲れます。

4_2 午後12時50分。登山口へゴール。8時間25分の大崩山トレランは無事終了しました。

景色が見れたら、また感想は違っていたと思いますが、最初の袖ダキでちょっと見れただけで、後は何も見えませんでした。しかし、晴れていたら相当にすばらしい景色だろうということは推測できます。

大体ルートと道なりが分かりましたので、次回は湧塚コース→リンドウの丘→坊主尾根コース→天気がよければ川越え、悪ければ林道コース、で行きましょう。ただ、コースが分かりにくいのが難点ですが・・・・

とにかく、一番重要なのは天気です。晴れマークがつかない限り、行かないほうがいいと思います・・・・今度快晴のときに行ってみましょう。

大崩山のコースはハシゴは多いは、岩登りも半端ではありませんし、スリル満点の岩場です。九重もすごいですが、こんなにはありませんし、スリルはありません。きつさ、スリルは九重よりすごいです。阿蘇山は九重よりさらにスリル度はありません。

阿蘇→九重→大崩山、と段々ハードなコースになっています。トレランというより登山に近くなってきました・・・・・これからどうなることやら・・・・

●番外編:

*途中「トンネルの駅」で、焼酎の試飲。「二十世紀の宝もの」という43度の焼酎をいただきました。酔っぱらいました。

*立野で酒井さんと別れて、電車が来るまでニコニコ饅頭で1時間打ち上げ宴会。さらに酔いました。

*立野からの電車は肥後大津間の列車で折返し。それを知らず寝ていたら、立野駅に戻ってしまった。

・・・・・最後までハプニング続きでした。

http://www2.ocn.ne.jp/~astu/xa12okue.html

コメント (9)
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