がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

GREYS【マヂで完成w】

2007年05月05日 | 模型完成品

改めて

地球の皆さん、コニチァー!!!

 グレイ完成です。円盤は正直パーツ状態での豪快さに呆気にとられてしまい、思いの外ヘナチョコになっちまいましたが、グレイ様は至って良い感じに出来ました。吸い込まれそうな瞳でアブダクション!って感じです(意味不明)

 自分で言うのも何ですが、1/20以上のスケールのフィギュアって全くと言っていいほど経験値がないので、いざ塗装の段階になって手を拱いたりもしたんですが、まぁ好きにやってみようって事で、気ままに攻略してみました。

 先ずは組み立て。パーツは、頭・胴体・腕がそれぞれ別パーツで、尚かつそれぞれが前後半二分割の計8パーツに土台の地面が一つで計9パーツ構成。UFOの半分もの数のパーツで構成されてます(笑。
 で、頭部と胴体とを最終工程で接着することにして、腕と胴体は先に固定してしまう方向で。
 パーツの合わせは外プラらしく最悪レベルで、段差・隙間共に盛大です。前後半に分割された各部位を先ずは接着して、継ぎ目を消します。今回はフィニッシャーズのHGタイプのポリパテを使用してみました。このパテはスタンダードよりキメが細かい代わりにプラへの食い付きもスタンダードより劣り盛り上げには不向きなので、薄く塗っては乾かしを繰り返しながら重ねていくと良いとのエロいエラい人からのアドバイスをいただき初使用。いわれた通り使ってみたんですが、結構食いついてくれた上に、表面が滑らかに仕上がりやすかったです。ちょっと切削感が硬めですが、某メーカーのスベスベタイプよりは全然削りやすいです。
 合わせ目の継ぎ目消しだけではなく、射出時にプラが端っこに寄れたらしく、全体のフォルムを崩してたので、意外と時間が掛かってしまいましたが何とか終了。


 で、今度は手と胴体の合体ですが、隙間とか段差とかのレベルと超えた継ぎ目が出来るので、ここはエポキシパテにて修正。随分前に興味本位で買った

↑エポレジンなるエポパテを使ってます。実は、こないだ完成させたシェルビーのシリーズ1の製作で、最終段階になってシフトノブのパーツを紛失し自作するハメになったんですが、その時使用したのがこのエポレジン。硬化はタミヤの速乾タイプ並の速さで、最初は緩いんだけど、半硬化時の成型もし易いですし、硬化後も非常に切削感が良く、個人的にはメチャクチャ使い易く感じます。ただ、余りに使い易いので、逆に経変でのヒケがデカイんじゃないかと疑心暗鬼になっちゃってまして、車模型のボディーに使用する勇気は湧きません。コツとしては、混ぜて直ぐは余りに柔らか過ぎて造形とか論外なので、2~30分放置してからヘラ等での簡単な造形を施し、完全硬化後に改めて仕上げるって感じ。先のフィニッシャーズのポリパテと違ってキメが粗めなので、最終的には溶きパテ等での表面処理は必須です。デメリットもあるんだけど、固まりから一刀彫するとか、豪快な隙間を豪快に埋めるとかには非常に使い易いです。内装の修正等には使い勝手が良さそう。

 継ぎ目処理が終わったら、一旦サフ吹いて状態の確認を済ませ、良いようならクレオスの1200サフを吹いて下地処理終了。
 んでもって塗装に突入です。
 前述の通り、大きなフィギュアの製作スキルはゼロに等しいのですが、昨年末買った0.2mmのエアブラシの練習も兼ねて、塗装は基本的にブラシで済ますことにしました。

 先ずは頭部。それも目。グレイ様の特徴的な真っ黒の目ですが、ここは自動車モデラーらしくグロス仕上げです。先ずクレオスのスーパーブラックを同じくクレオスの青で割って下地とし、上からガイアノーツのクリアーブラックをコートしてみました。画像だと単なる黒にしか見えない(笑。奥行きがあるグロスブラックってんでしょうか、ともかく有機的な雰囲気に上がるように塗ってみたつもり。この目の表現は、ペーパーレット上での試行錯誤を繰り返した結果なんですが、画像だと単なる黒にしか見えないのがむかつく(笑。

 あ、頭部に何やら黒い線がいっぱい書き込まれてますが、この後入れる陰影処理の試し吹きをしただけです。練習ってヤツですね。

 目を塗ったら塗装ブースに突っ込んで強制乾燥させマスキングを施し、胴体の手先と足先も共に、グレイな肌の色を入れます。これまた、資料もないのに脳内イメージにあるグレイ様の色を再現するべくパレット上で試行錯誤。もうね、こんなバカアイテムなのに、車模型のボディー塗装並みの試行錯誤ですよ。机の上が塗料のボトルだらけです。結局クレオスの飛行機用特色の#308[FS36375]をベースに、ガイアカラーのシアンとバイオレットとクレオスのフラットホワイトを加えることでで色調をやや青よりに微妙にズラしてみました。これをノペーっとベタ吹きします。


 次に陰を入れます。陰は、先の肌の色にクレオスのジャーマングレーを混ぜて暗色を作り、そこにクレオスのクリアーブルー・蛍光ピンクを極少量混ぜて作りました。この色を、頭部や手足の陰になりそうな部分に細吹きで入れていきます。

 で次にもう一回肌の色を取り出し、フラットホワイトの量を微妙に増やしてやや明るめにして、先の陰が程良く微妙に透けるような感じで重ねていきます。するってぇと、陰に混ざったクリアーブルーと蛍光ピンクが悪さをして、ほんのりと紫っぽい陰が浮き上がって来るという寸法です。

仕上げに口や耳や鼻の穴に、タミヤのクリアー系各色を混色して作った緑っぽい怪しい色を挿して、ハイライト部にタミヤウェザリングマスターのシルバーを、陰の部分にはオイル色をそれぞれ化粧筆で擦りつけて、漸く頭が出来上がりました!結構自分で思った通りのお顔に出来たんですがどうでしょう?ww

 さて、次は胴体の服の塗装です。サフ地の上に先ずは陰を入れます。使用したのは、ジャーマングレー・ガルグレー・RLMグレーヴァイオレットを混色して作ったものに蛍光ピンクを極少量混ぜました。顔同様に細吹きで、影が出来そうな部分にラインを入れていきます。フィギュア素人デッサン力ゼロカスタムなオレちゃん故、骨格がどうとか筋肉がどうとか考えてるようで園児のお絵かき並の稚拙な入れ加減で天下御勘弁。

 何とか陰を付けたところで、今度は服の色を入れます。ベースにはフィニッシャーズのスーパーシェルホワイトを使用。理由は単に使ってみたかったから。どんな色なのか知りたかったし、ホワイト系と言うことで隠蔽力なんかも知りたかったわけですが、要するに白と明灰白色の中間色って感じの白ですね。隠蔽力はそれほどでもなかったので、べた塗りではなく、何となくビミョ~~に下地のサフが透けるように吹いてみました。するってぇと先の蛍光ピンクが染み出して、ほんのり桜色の滲みが、服の皺付近に発生します。

 で、トドメにクレオスのGXスーパークリアー3にフカヤのパールパウダーのゴールドタイプをふんだんに混ぜた物を豪快にオーバーコート。するってぇと

 半透明でパールキラキラの派手な衣装となりました。うーーん良い感じ。正に脳内で描いたとおりの質感に仕上がって嬉しい♪。でも陰影がざーとらしくて此処は残念。スーパークリアー3ですが、クレオスのスーパークリアー・スーパークリアー2に続く第三弾ですが、先ず乾燥が速いです。で、肉持ちも良いです。スーパークリアーとスーパークリアー2の良いところを合体させたような感じです。金髪になって筋肉が盛り上がって髪が伸びたかと思ったら目張りが入って毛むくじゃらの黒髪に変化してメタクソ強くなるとか思ったらそうでもないですねとか言ったらベタすぎですかそうですかでも皆思ったに違いない。車に使用するなら、艶ヒケ・研ぎ出し・デカールへのダメージ度を計らねばなりませんが、印象派悪くないです。寧ろ200でそこそこ量があってこの質感ならかなり良いんじゃないでしょうか?

 さて、最後に胴体と頭をくっつけて、陰部分に若干色をウォッシングの要領で流して、ベースを塗って固定して、前回完成したUFOの展示台に固定して完成です!


 うーーむ、で、何処に置こう?(笑。


 さぁ、次は車に戻って・・・・と行きたいところですがすんません。もう一個、これまた車じゃないのを作り始めてます。グレイ様の色を塗ったり乾かしたりのインターバルに、ついウッカリ弄り始めてしまい

↑ここまで進んでしまいましたw。っつってもコクピットだけなんですが、どうも凄く出来がよいキットだったようで、これも数日かからず一気に完成してしまいそうです。まーーた、わかさん向けだな(笑。

コメント (8)
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