がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/24 Lamborghini Gallardo POLIZIA 【2】

2009年06月28日 | 模型
 先週半ば辺りから仕事は夏モードで忙しくなって参りました。暑いときは進みも悪いんだから
もっとサボれる年間スケジュールにすればいいのに。あ、F1は結局落ち着くところに落ち着いたようで。
要するにマックス・モズレーをどうにかしたかったってことなんかな?先代も似たような感じで
独裁全開で引きずり下ろされたってオチでしたか、歴史は繰り返すんですかね~。

 ガヤルドポリッツィアです。
 
 フジミのキットっつーことで、この時点で組めるパーツを一通り組んでみて仮組み。
一応表面処理しつつ、頃合い見計らってチョビチョビとサフ入れてます。製作環境をリニュして以降、
製作机と塗装ブースが並んでる環境を構築できたため、製作しながらチョビチョビ塗装も全然苦にならなくなったです。
一次サフはクレオスの1000で二次サフが1200。一次サフはタミヤのスパサフの方が好みなんですが、
地域的事情で(笑)コンスタントな入手が難しくなってるため、入手が楽なクレオス1000にこの際慣れてしまおうと。
 で、この状態で各部をチェックします。上下合体は何かしら干渉部位があるらしく、すんなりパクッとは合いません。
また、ウィンドウ関係ですが、このキットは外ハメ式。四面ともサイズは言うこと無しなんですが
湾曲度と言いますかボディーとのフィッティングはイマイチ。フロントウィンドウと
左サイドウィンドウの合わせが特に悪いです。窓枠にハメて流し込み接着剤で一発とか
ボディー側に透明系接着剤を点付けして貼り合わせていくとかってのはちょっと厳しい感じ。
ガレキ方式で、テープでクリアーパーツをテープで貼り付けて裏からエポキシ流すのが良さそうです。
フロントヘッドライトカバーやサイドマーカーはウィンドウと異なり湾曲度もサイズも全くそのまま使えます。
あと、ポリッツィアっつーことで、市販仕様に無いパトランプと2本の無線アンテナが追加になります。
インストではペタッと貼れっつー事になってますが、位置決めの事考えてパトランプは
取り付け用のダボを新設し、そのダボ用の穴をルーフに開口。アンテナも作り直すことにしまして
これまた取り付け用の穴を先に開口しておきました。


 
 ただ、ヘッドライトassyそのものは全然ダメ。ユニットボックスにメッキパーツのライトユニットを組み合わせる構造ですが
肝心のライトユニットとボックスとが全く合いません。正確に言うと、そのまま組んだのでは、
デメキン状態になるんですよ。なので、上手く収まるようにボックス側の後部の隔壁部分を
ゴッソリと刳り貫いて干渉を回避し、ユニットをボックスの奥に突っ込めるようにしました。
これでもまだ引っ込み具合が足りないんですが、これ以上奥に行かせるとウィンカー部が潜っちゃうので×。


 
 ドア近辺で気になったのはミラー取り付け用の穴。型抜きの関係から必要以上に大きく開いてるので
伸ばしランナーと瞬着で一旦埋めてから開け直してます。ミラー側もインセクトピンの脚に打ち替え。
 またドアノブのスジボリが左右同形状になってますが、実際はキットと同じなのは運転席側のみで
助手席側はキーホールカバー(?)みたいなのは無いため、ココも一旦瞬着で埋めて彫り直し。

 
 リア周りでは、エンジンフードのスリット部分に、結構派手なパーティングラインが入ってる上に、
スリットの最上&最下段が実車と異なるモールディングだったので、ソレっぽく見えるよう改修。
 またリアフェンダー上のスリットも、ゴツゴツしたモールドで、開口してるエンジンスリットとの
見た目のバランスが悪いため、凹を深く彫り込んだ上でスリットの板も薄く見えるよう小細工してみました。

コンビランプのクリアーパーツとエンジンフードのフィッティングがイマイチ(青○)。
ただし、ランプは塗装の厚みによって解決する可能性がある感じがしますんで、この時点では下手に弄らず。
エンジンフードもちょっと変わったパーツ構成になってますんで、接着剤でキチンと組み込めば収まるかも。
開閉機構は不要なので一体にしちゃっても良さそうですが、、、
 赤丸部(エンジンフード両脇)には、とてつもなく盛大なヒケがありました。
最初の成型時には見落としてましたんで、ココにもパテを入れて均してます。



 最後に上下合体時の問題。何かが干渉してスンナリ合わさってくれないのですが、
どうやら上記画像の二箇所が問題っぽい。
 一つはフロントバンパーのメッシュ開口部の裏に来るクーラーモールド。
これがシャーシの枠から飛び出していて合体時に邪魔をしてくれます。
 もう一つは、シート後方のファイアウォール上端部分の後方へ伸びる出っ張り。これが
エンジンバスタブと干渉して大いに邪魔をしてくれます。ネジって反らせて悶絶してると
そのうちパコンと填ってくれますが、研ぎ出し後で窓パーツ装着後に斯様なドタバタは
出来れば避けたいんですが、かといって思ったより完成後も露出するので切り飛ばすわけにも行かず。
 相変わらず、シャーシとボディーの合体時に罠を仕掛けてくれるメーカーですなぁ。

 そらそうと、最近ラッカーパテとして何かのついでで偶々入手したロックのグレイジングパテを使ってるんですが、

これ、思ったよりも量が多くて、プラモ如きでの使用では全然減りませんな。買う前は
画像見た見た目だけでタミヤやクレオスのパテと同程度の量だと勝手に思ってたんですが、
なんと容量差は8倍強。ロックのはネット通販で7~800円程度でタミヤのは250円程だから、
価格差は3倍程度。大人の事情で比べてはいけない某社のラッカーパテとだと、容量比は1:12強で価格差は2倍程度(汗)
っつーか、もしかするともしかしなくても中身は後者の某ラッカーパテ(笑)と同じ物かも・・・??(滝汗)
乾燥は早いし塗装したらフヤけたなんてことも無いし容器がデカいチューブだから保存性も悪くない。
私のような田舎者には入手がし難いのが問題なんですがね。こういうトコにも地方と都会の格差を感じるな~
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使徒再び、もしくは最後の渚

2009年06月23日 | 模型
 F1がまたも焦臭くなってきましたね。FIA側はかなり強気ですが、FOTAも今回は結構本気くさい。
個人的にはF1よりもフェラーリが好きなので、フェラーリが走るか否かが問題なんですが、
根っからの歴史あるF1が好きな方は、今回の話は落としどころが気になりましょうねぇ。
FIA側の言い分も判るけど、大将のモズレーが独裁者っぽさ丸出しですからねぇ。蛙の子は蛙か?(モズレーでググると意味判ると思われ)

 さて、模型の方ですが、地元模型クラブの例会ってのが開催されまして、
そこで八月の展示会を中心に、今週末の築城模型クラブ合同展示会、来月の大分県合同展示会の話が出たんですが、
地元開催の分は、ちょっと展示品の数が少なくなりそうとの塩梅の様です。設立後間が無く、
メンバーも決して多いとは言えないクラブですし、地元の模型店が壊滅的状況故に、
個人参加を募集しようにも中々集めるのが大変という状況。他の近県エリアにあるクラブの方の
持ち込み参加によって過去随分救われたんですが、今回は事情がありまして今までのような
大規模での参加協力が得られないかも知れないという危惧が発生してるらしいです。
夏休み中の市立図書館のホールを借りての開催なので、展示会訪問者はローカルな割に
1000人規模見込めるんですが、肝心の展示品が少ないというのは・・・・

 そんな訳で、枯れ木も山の賑わいとばかりに、正月に一度中断したエヴァンゲリオンの情景製作を再開しております。

 バンダイのキットに不慣れなせいで、肝心の本体の各所に不具合が生じたため、、
そのリペアの機をうかがってたんですが、補修用キットも入手し、前回の教訓を生かした補強を施して
破損した四肢を目下再生中なんですが、ついでに情景の方もヴァージョンアップしようと画策。

前回製作中に北京方面から「電柱がないぞ」と突っ込まれ、「地下埋設だよ~ん」と言い訳したモノの
実はエヴァンゲリオンの世界観では、電柱・電線というのは結構映像に出てくる重要な背景アイテムなんですよね。

作者の意図的な演出として多用されるそうです。そんなわけで思い切って電柱&電線を追加することに決定。
 AFVの情景で一本~二本ってのは作ったことありますが、今回の構成で必要な電柱は12本(笑
流石に統率の執れた物を12本作り出すのは難儀なので、こないだ大阪に行ったとき買ってきた

鉄道模型用アクセサリーのジオタウン電柱・街路灯セットを使用します。このシリーズは
NゲージのKATO製の製品で、流石に近年の製品らしくグリーンマックス製のよりも高品質です。
コッチ方面は疎いので、KATO製の製品からこんなのが出てることさえ知らなかったですよ。





 製品そのままでは使いにくいので、この情景に使えるように加工して使用してます。
塗装も黒立ち上げクレオス308をベースにして、タミヤエナメルの色んな色を使って汚してます。
電線は、カミさんの髪の毛貰おうかと思ったんですが多分血祭りに上げられると思われますんで
釣具屋さんで黒いナイロンテグス(0.235mm)を入手し使用。釣り糸らしくコシが強くて実は使いにくかった。
貧乏性なので使わな損て感じで無理矢理完遂しましたが、こうした電線にはどういう素材がいいんでしょうね。
張り線みたいにテンション掛けて貼り込むなら充分使える素材なんですが、電線はテンション緩めが基本なので
ちょっと思ったようには行かなかったです。腰が弱い細糸とかの方が適材だったか?
でもスケールが小さいお陰で彼方此方張り巡らす事となり街の雰囲気は確実にアップしますな。

 残る作業としましては、電線の建造物や信号への引き込み・看板類の自作・標識のブラッシュアップ
・エヴァの設置とポーズ固定・最終仕上げと進めていきます。

 最後に地元展示会の御案内です。
「中津模型クラブ MARK2主催 模型展示会」
日時:8/22(土)~8/23(日) 午前10時~午後5時
場所:中津市立小幡記念図書館 ホール

クラブ員のみの展示会ではなく他クラブ作品・一般参加作品を含めた合同展示会です。
参加につきましては
・年齢性別不問、ジャンル不問、スケール不問、大型の模型でも展示可能です。
・公共機関の施設を利用しての展示会ですので商行為は禁止です。

詳しくは、近日中に
中津模型クラブ マーク2 HP
もしくは
 マーク2 ブログ
にて告知します。

 このブログを御覧の方で、参加可能なエリアにお住まいの方、是非ご検討下さい。
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1/24 Lamborghini Gallardo POLIZIA 【1】

2009年06月16日 | 模型
 ガンスとクレーテは同じキットだと言ってはいけないですかそうですかすんま屁。@河童です。

 さて、ガヤルド・ポリッツィアです。箱開けまして中身をチェックしてみたんですが、
同じランボ車って事でしょうか、ディアブロ・ムルシエラゴと共通するコンセプトのキット設計。
エンジンフード開閉機構付きですが、エンジンそのものはバスタブ式で簡易な作りになってます。
この「簡易」ってとこが問題でして、作り込むには殆ど全てを新造せねばならず、ならキットのままで行くかと言えば、
わざわざフードの開閉機構を活かすほどの出来になるわけでもなく、ついでに言うとフードそのものも
後発のエンジン丸見えクリアーフード仕様ではなく、先発のエンジン殆ど見えない仕様なので、
フードは開けない方向で進めます。つーか、今作るならLP560-4Pで行くべきだろうと思わないでもないんですが
マーキング関係が若干変更になってて、デカール自作環境を持たない俺ちゃんは既に蚊帳の外ですかそうDEATHか。

 ついでに↑。各部のメッシュ部分をどうするか考えて、試しにエッチングハニカムメッシュから作ってみたんですが
当たり前な話として後部のメッシュから見える風景はスーカスカ。前方部分はクーラーっぽい板があるので良いんですが
後部は見通しが良すぎ。以前ムルシエラゴを作ったときも迷った部分なんですけど、
キット指定の透明パーツに薄く黒系を吹くってのも全然悪くない仕上がりになりますんで、
どっちにするかもうちっと考えてみます。メッシュからマフラーが突き出る構造のお陰で
メッシュ化攻撃は実はムルシよりも厄介なんですけどね。1/43位なら良いんですが1/24だと

モロ見えの丸見えっすよ奥さん、いいんですかホントに?旦那さんにバレない??


ムルシエラゴの時に酷い目にあった足回り。今回も何事もなくと思いきや、ムルシほどではないけど
何事かありました。一通り組んでみてシャーシとボディーを合体させようとしたら、どうも上手く閉まらない。
で、無理矢理ネジで締め上げようとしたらリアサス近辺がミッシミシ言うてましたんで確認すると

斯様の如くエンジンバスタブとアッパーアームの根本のパーツとが全く合っていない。
何処が干渉してるんだろうと色々チェックしてみたんですが、どうも青いアッパーアームの部品が
根本的に寸法エラーになってる模様。

後側を一部切断し、パーツが収まるところまで摺り合わせていったんですが、思いの外余剰分が多く1.2mm位削りました。

削った後はこの通り。アッパーアームもロワと平行になったし(笑)、完全に設計ミスですね。細かい話ですけど。


後はまぁ一応問題なく組み込むことが出来て合体成功。キットとしてはムルシエラゴより全然良い精度です。

良いと言えばブレーキのパーツ。キャリパーとローターが一体で成型されてるんですが、
タミヤのような「仕事サボって客にエッチングを買わせて済まそう」作戦など用いず、
正々堂々と側面の放熱口も研磨面のピンホールスリットもシッカリしたモールドで出来てます。
ここは他メーカーも見習って欲しいという意味を込めて強く褒めたい。

 ボディーは、先述のちょっと特殊っぽい樹脂の硬さと、ネジ留め機構の影響もあって各部にヒケが沢山。
 
 赤丸部分のヒケが特に目立ちますんで、パテで埋めておきました。また、スジボリも広浅なので、
タガネを使って充分彫り下げておきます。

 シート裏は御約束の肉抜け&各所にヒケが沢山。ドアミラーも型ズレ&大きなヒケでゴミゲートと勘違いしそう。

 後はウィンドウ関係を摺り合わせてみたんですが、噂通り建て付けがイマイチっぽい。
次回はそこらをどうにかしてみようと思います。
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蛇の目

2009年06月12日 | 模型
 出張で博多に行ってきました。同じ九州でも博多は一応100万都市の大都会。
仕事以外にも野球見に行くわ酒場を徘徊するわで何しに行ったのか判らなくなるのはいつも通り。
 で、判らなくなったついでに博多駅前のヨドバシに行きまして、例によってプラモコーナーへ。
品数は少ないんですが、マテリアル&ツール関係は一通り揃っておりました。

はい、また積んでしまいましたよ1/144飛行機(笑。しかもまたもF-14です。今回はDだけど
敢えて棘の道系のドラゴンのF-14D。お値段は800円弱でして、レベルの一機分でありながら二機セット。
デカールはカルトグラフでモールドもシャープ!と言えば聞こえは良いけど、事前情報では
モールドがいい加減で省略も多く見た目に反して意外と難物だそうで。プラモってのは
楽ならいいやってもんでも無いし、基本的なアウトフォルムは立派なF-14してますんで、
二機分のパーツがあれば一機くらいは完成するだろ?と安易に入手。F-14が何故にソコまで好きなのか?
そらもう「ファイナルカウントダウン」と「エリア88」と「TOPGUN」ですよミーハーデスよ節操無いDEATHよ。
だって可変翼ですよ?フェニックスミサイルですよ??天然ドッグファイターですよ???好きにならずに居られない。
 それとF-5E&Fコンボもゲットン。これまたレベルの方が出来が良い筈なんですが、
個人的に大好物の部隊”サンダウナーズ”マーキングなので勢いゲットン。あと、今月リリース予定の
プラッツのF-8Eクルセイダーも積まれる予定。積んでも積んでも全然邪魔にならない大きさなので
妙な安心感と共に積んでます。一個くらい完成させてから積み加速すりゃぁいいのにたぁ思いますが性でしょうか。


 さて、積みネタとしてもう一つ。アマゾンで発注掛けたものの、複数買いがマズかったのか
巷に出回った時には「初回完売、次回入荷まで待て」扱いにされて手にはいるのか一抹の不安を抱えてた
WAVEのMa.K「SAFS-SNAKE EYE」が無事到着。

旧日東とは全く以てテイストを異にするパッケージングは個人的に好きじゃないんですよね。
この点ではリニュ再販のガンスやハセガワのファルケはちゃんと旧日東版の雰囲気を大事にしてるんよね。
殊に同じWAVEを発売元にしていながら、旧日東金型使用のガンスと完全新設計のAFS系や今回のSAFSとでは
パッケージングを変えてくる意味がイマイチ伝わらない。多分
「このキットは旧SF3Dの焼き直しじゃないよ」
という事をアピりたいんでしょうけど、折角だから統一感のあるパッケージングを採用して欲しかったです。

 2500円という定価ベースの設定から考えると若干割高感を感じますが、内容物は旧日東のSAFSより
遙かに洗練された設計になってます。パーツ数も多くて面白そう!接着剤不要のスナップキットですが
バンダイのプラモみたいにパーツの合わせ目が表に出ず、何なら無塗装でもイイよってもんではなく、
スナップでありながらユーザー側に下駄を預けてくれてる部分が多いマトモなプラモの様です。

 そんなわけで、スナップフィットという事で色々検証しながら、最低限のパーツを切り出して
取り敢えず一個仮組み感覚ではありますが、一部スナップ用のダボを加工しつつパカパカっと組んでみやした。
いやー、思いの外よく出来てるわ。先ず以て感心したのはアンダーゲート処理。三次曲面構成のアウトフォルムですが
こういうのってゲート処理でミスるとフォルムへの影響が出ちゃう事がありますが、
このアンダーゲート処理のお陰で、ゲート後処理が非常に楽です。
 パーツの合わせも非常に良好。パテ等での継ぎ目消しは必須になるキットですが、
継ぎ目は派手に出る箇所は殆ど無く、接着面をキチンと整えるだけでピッタリ合わさってくれるので
継ぎ目消しも多分楽なんじゃないかと思います。
また、ボディー部分も非常に考えられた設計になってまして、このパワードスーツは
一体どうやって着用するのか?ってのがよーーく判るようになってます。つまり、臓物を作り込めば
実働状態だけじゃなくメンテ中の状態にも持って行くことが可能です。っつーか、そういうの前提の設計。
昔のタミヤのプラモだと、作りながら機体の設計者の思惑まで理解できるような製品が多かったですが
そういう原点的な面白さを内包してるキットです。
 唯一といってもイイ難点は、可動部の多くにPVCパーツが使用されてること。フレキシブルな可動と
ポージング時のパーツ破損を極力避けうる便利な素材ですが、反面塗装・接着等に制約が多くなります。
個人的にはALLプラパーツでも良かったんですけどね。
 宇宙用スーツって設定になってますんで、月面のヴィネットにでもしようかと画策中。


 さてさて、最後に次作のお話し。ヒロの412T2やポルシェ祭り用アイテムなど、宿題を抱えちゃってるのに
またも明後日なアイテムを次作に選ぶ俺ちゃん。

 フジミのランボ・ガヤルドのポリッツィア(ポリスカー)です。この車って完全に時期ものですし、
そもそも時期もハズレ気味になりつつあることから、興味が失せる前に作っておこうと思いました。
一応、ウィンドウパーツとリアサスのパーツの建て付けに問題有りとの話は事前に持っておりますんで
気を付けて進めたいと思います。
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【完成】1/24 Vertex PS13 SILVIA K`s

2009年06月06日 | 模型完成品

 やっつけ仕事のポルシェ完成エントリーに続いてWエントリー。

 気が付くと1年半越しなんだけど、作る気無くして放置していたキットを、突然思い出したように再開し
ちゃんと完成に漕ぎ着けた自分を褒めてあげたいアオシマ1/24日産シルビアK`sです。
ちなみに、1年半越しとか書くと大層だけど、そのうち1年3ヶ月くらいは完全に放置してました(笑





 製作開始当初は二台体制だったんですが、ド派手なエアロの一台は、特殊な塗装法を試したところ
それがマンマと仇になりましてお星様になりましたんで完成は今回の一台のみ。
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  アオシマ 1/24 VERTEX PS13 SILVIA K`s
ボディーカラー:
     ▼下地目止め=タミヤサフェーサー→クレオス#1200[グレイ]
     ▼下塗り色=フィニシャーズ ピュアブラック
     ▼ボディー色=スパッツスティックス マルチチェンジ[オレンジ/紫/青]メイン色
           =イリサワ ビスマスパール 銀帯
           =イリサワ ビスマスパール+ガイア純色シアン 青帯
     ▼クリアー =フィニッシャーズ[オートクリアー]
インテリアカラー:
     ▼ベースカラー 黒部=フィニッシャーズ カーボンブラックマット
            グレー部=クレオス スーパーフラットブラック+フラットホワイト
     ▼前席シート =タミヤ アクリル フラットレッド  

改造箇所 :
     ▼前バンパーグリル内にインタークーラー&左右ヘッドライト間をGT-R風グリルに変更
     ▼各開口部にメッシュ追加(ジゴロ次五郎仕様キット同梱メッシュ)
     ▼ボンネットピン&ラジオアンテナ追加
     ▼オーディオパネルインダッシュモニター及び追加メーターパネル新造
     ▼前シートはジャンクからリクライニングバケットを拾ってきて装着。
     ▼運転席側のみ4点式シートベルトを板オモリで追加
     ▼後付大径タコメーター及びブーストコントローラー追加
     ▼砲弾型マフラー自作
     ▼フロントバンパー部ウィンカー及びリアウィンカー部クリアー仕様に変更
     ▼前後ホイール アオシマ製レイズTE3719インチに変更
     ・・・・・etc
--------------------------------------------------------------------
 近年の製品ということもあり、パーツ数も少なく基本的には組みやすい部類のキット。
ただし、S13系の特徴であるヘッドライト周りは非常に組み辛かったです。そもそもパーツの建て付けに問題がありまして
インスト通りに装着したら、ライトレンズがデメキン状態になってしまいます。

↑画像の赤○部に0.5mm~0.8mmのスペーサーをカマしてやることでヘッドライトユニットを奥にずらしてやります。
ボンネットの前端とツラ一にするんじゃなく、ほんの少しレンズ上面が飛び出すのがホント。キットは出過ぎ。
この車種は幾つかヴァリエーションがあり、それに対応するためボンネットとバンパーが別パーツになってます。
で、使用するバンパーによって必要な厚みが変わるので、そこは臨機応変に。なんせこのキット
バンパー・ボンネット・ライトユニット・グリルカバー・ライトレンズ・ポジションライトレンズ・ウィンカーレンズ
とかなり細かくパーツ割りされてまして、特にライト周りは何かが微妙に狂うと全てに影響が出るという罠があります。
私も罠にはまりました(笑。多分作り始めたときは仮組みしてどうにかしようとした形跡があったんですが
再開後はスッカリ忘れていて「えへへ~」とバンパーやライトユニットをガッツリ接着した後に気付きました。
レンズ側は繊細なモールドが入っていて削るに削れず、仕方ないのでユニット側を可能な限り削って対処してますが
あくまで可能な限りって事で、キチンと収めきることは出来ませんでした。非常に心残りです。


 もう一台の方には手を入れてスパルタンな仕様にしようと画策していたために、
コッチの方は基本キット素組みで行く予定だったんですが、 そのもう一台がお星様になったので
急遽内装中心にチューニングカーっぽく見れるような小細工をしてあります。


 この車は、自分自身一時期所有していたこともあり愛着は深いです。ちなみに私の人生の中で
家族用とか仕事用ではなく、完全に個人私用の車として所有したことあるのは全部日産シルビア(笑
S12→S13→S15という車歴です。シルビアは今では廃版になっちゃったので、今所有しているS15が中々手放せない。
勿論キットもS12・S13・S15の三種に関しては、メーカー問わずで結構積んでますし、
乗ってた当時の写真も残ってるから、そのうち所有していた仕様をプラモで再現したいですね。
そういうのも車プラモの楽しみの一つですな。

※ギャラリーUPしますた。(2009/06/08)

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【完成】1/24 PORSCHE 911 TURBO `85

2009年06月06日 | 模型完成品

 タミヤ1/24 ポルシェ911 turbo 1985完成です。






 いつもはレシピとか書いておくんだけど、全く以て笑うくらい素組みなので無し。
ただし或る意味有名なwドアミラーの建て付け用大穴を埋めてミラー本体のマウント方も変更し、
磨きの利便性考えてエンブレムとウォッシャーノズルを新造し、シフトノブは折っちゃったので
洋白線をドリルレースして捻り出しましたが、後は何もせず。ヘッドライトウォッシャーも無視無視。
ついでに満足度も低めなのでカテゴリー分けもなければ、HPでのコンテンツにもリンク入れないと思います。
フォルムは悪くないんだけど、市販のミニカーを分解してキットにしてみたっつー感じの製品で
この内容で2200円とか信じられん。組み立ての手間は遙かに掛かるんだけど、模型としての面白さも含めて
フジミのエンスーの911ターボや930ターボの方が良いと思います。アッチは現行価格2500円なのですがね。
多種多様なヴァリエーション展開が為されているため、彼方此方犠牲になってる部分もあるんだけど、
それ差し引いてもアッチの方がオモロイと思うよ。コッチが勝ってる部分はタイヤ&ホイールだけと言っても過言ではない。
ただ、確かに誰にでもほぼ確実に完成する点では、あまり車模型は作らないけどポルシェは大好きって人にお奨めです。

 私は全く手を入れませんでしたが、コイツをもうちっとマシにしてやろうと思われる方にお奨めの工作としては
・前後バンパー部分のナンバープレートと前バンパーのフォグランプを削り落として新造する
・内装が911ターボとは言えない形状(特にリアシート)なので、なるべく近くなるようにする
・メーターパネルがデカール貼るだけなので、穴開けたプラ板等でパネルを新造する
・内装バスタブとボディー側面裏部分の隙間が盛大なので、サイドウィンドウ含めて何とかしてやる
・ヘッドライトウォッシャーノズルとかリアウィンドウからの導風口とかオミットされた部分の再生
・リアマフラーマウント位置変更
・エンジン廃熱フィン裏にメッシュを貼付
とかしてやればいいかも。あ、あとヘッドライト!ハウジングごと透明パーツ一発出しで
オマケにボディーとのフィッティングがイマイチなので、ここは透け防止含めて丁寧に作業した方が良いです。
簡単に思えて、パーツ裏に色入れちゃうとレンズ効果でライトレンズ部分に色が浮き出て来ちゃうし厄介です。

完成時にナンバープレートどうしようかと悩みまして、キットの大袈裟すぎる凸モールドのまま進めちゃって
これに格好良いロゴとか貼るのもなんだかねぇって事で、

ちょいとふざけたプレートをドローソフトで作って貼りましたが、撮影した画像で綺麗に写ってるモノが無いという・・・
樹脂製で黒いはずのドアノブが何故かメッキ仕様になってんのも同様のおふざけです。

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ちょっくら大阪行ってきました。

2009年06月04日 | 模型
 ども!こないだ行くはずだった出張は新型インフルとかでキャンセルになりましたが
今回は何事もなく完遂できました。朝九時までに到着する必要があったんですが、三月のダイヤ改正で
頼みの綱の寝台特急が消滅したため、朝四時半の電車に乗らねばならないという、実に困った状況でしたが
結局一睡もせずに電車に乗り込むという事で乗り遅れることなく無事到着。新幹線の車中では
何度か軽く眠ったんですが、以前寝過ごして名古屋にまで拉致られた事があり、其れを教訓に
兎に角眠っちゃダメだと自分を奮い立たせ無事到着。で、会議中に寝るわけにもいかず、
会議が終わったら終わったで今度は飲み会。結局夜中の一時まで大騒ぎして、漸く部屋に戻ったかと思ったら
猛烈な睡魔に襲われ、何とか一風呂浴びて速攻爆睡。で、起きたらチェックアウト寸前の午前11時半でした。
会議翌日は九州に帰るだけでしたが、新幹線は夕方の五時発っつー事で、毎度お馴染み模型屋巡りをしてきました!
っつーか、会議よりコッチが本命か。

 先ず腹が減ったので阪急3番街食堂街に行き、関西出張時には可能な限り必ず寄るインディアンカレーにて
これまた毎度お馴染み「ルー大盛り飯レギュラーピクルス大」を喰らいまして、その足でROMUに。
 益々弱体化している店内に哀愁を感じつつ小物を幾つか買いまして、今度は日本橋のスーパーキッズランドへ。
新幹線の時間が決まってまして、その都合で本町のホビーランドへ行くか日本橋に行くかの選択を迫られたんですが、
今回はちょいと鉄道模型ストラクチャーを物色したかった事もあり、日本橋を選択しました。
これが正解だったのが、店内在庫の多くを基本1~2割引で売ってる上に、6/5迄はセールになってまして、
店頭表示価格から更に1割引いてくれてました。

↑そんな訳で、おひつじ@takさんの影響をモロに受けて、今回は飛行機プラモばかりを購入。
鉄道模型ストラクチャーは、夏の展示会に向けて例のエヴァ零号機の情景をキチンと完成させようと
禁断の電柱セットを購入。そんなもんテメェでスクラッチしろって気にもならん訳じゃないのですが、
計算では全部で10本くらい必要なので、それが僅か900円位で出来がよい物が揃ってしまうという魔力に乾杯。
積水金属(KATO)のジオコレシリーズの電柱なんですが、正直GM製とは雲泥の差の出来の良さです。

 で、飛行機ですが、全て1/144の物を購入。先ずはド本命の独レベル製1/144「F-14A」二種です。

一個900円程度で売ってまして、正直食玩程度なのかと何となく不安でしたが、

中を開けてみると、思ったより全然まともなプラモデルの模様。実はこのレベル製F-14Aは、
金型完全リニューアルバージョンでして、旧タイプだと買わなかったんですが、
髑髏もウサギもちゃんと新金型版が売ってましたんで真っ直ぐに購入決定。旧版買うならドラゴンのを買った方が良いらしい。

フォルムも良さそうですしキャノピーの形状も合格点。モールドも1/144という事を考えると
過不足無い感じで充分な印象です。デカールは言うまでもなくカルトグラフです。


 ドラゴンのF/A-18超ホーネットも購入。実はブラックライオンズかアルゴノーツが欲しかったんだけど
ドッチも無かったので画像のプキンドッグスを購入。

takさんの完成品を見て知ってはいたけど、モールドの過剰な気合いの入り方は良いんだか悪いんだか(笑
個人的には悪い印象じゃないんですが、確かにスケールから考えるとモールドが深くクッキリ入りすぎか。
2機セットだけど買値は1000円弱。お得感が高いですね~。これまたデカールはカルトグラフです。


 それからモノクロームってトコのF-22Aラプター二機セットも購入。

 モノクロームというメーカー名で箱書きは日本語全開なので、一見日本のメーカーと思わせておいて
実はトランペッターという・・・・(笑。買う前から何となく予感がしてたんですが

箱開けたらヤッパリって感じで、刊行後速攻で廃刊になった幻の月刊誌「電撃スケールモデラー」のオマケと同じ物です。
キャノピー一体成型なのと、バルカン砲前の凹みが無視されてるのを見て間違いないと確信。
でも、そのオマケはゴミと思われてカミさんに廃棄処分にされた悲しい結末を迎えましたんで
再開できて実は嬉しかったり。雑誌の完成見本とか見た感想では、出来は悪くないと思います。

 他にもハリアーとかF-15とか狙ってたんですが、在庫してませんでしたんで、今回購入したのは以上三機。
来月また関西方面に出張るので、今度はネットでキットの出来の善し悪しとかちゃんと調べてから
本町ホビーランドで漁ってみたいと思います。

っつー事で、車モデラーなのに、今回は車のキットの購入は無し(笑。欲しいの無いんだからしゃーない。

 製作中のポルシェとシルビアは、ほぼ同時進行で

↑ここまで来ております。完成間近なんだけど、ウォッシャーのズルとかミラーとか
外装小物がチョコチョコ残ってます。シルビアに予想外の罠が仕掛けられててちょっと手こずったとかは又次回の講釈で・・・

※以前作った初音ミクNSXのデカールを販売しているグッドスマイルカンパニーから
各種模型製作用マテリアルがリリースされます。モノやパッケージングを見て、
お星様になった”アノ”メーカーが思い出されます。ひょっとして?
コメント (9)
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