がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

本年ラストのエントリー

2010年12月31日 | 模型

先ずは告知から。HP版「蛾洛汰堂」の方では既にバナーとかリンクとか貼ってんですが、エラい人(っつーかBORAさん)に誘われてネット上の模型クラブに参加しております。


「QUATTRO VALVOLE」

というクラブです。一応会員制になってるクラブですが、クラブ主催の企画なんかはフリーでも参加出来るみたい。会員になるのも大きな制約がある訳じゃなく
会員間には匿名性が無い(住所氏名等届け出の必要有り)って事と車とバイクの模型に限ったクラブであること位です。興味ある後貴兄は、是非お問い合わせを。
目下企画第1弾としてカウンタックワンメイクが催されています。私もタイミングが整えば参加してみようと思いますが、ちょいと目下ベンチ入りアイテムが多すぎて・・・
私的にチョット面白かったのは、私が車模型にハマり出した当初、それこそ研ぎ出せばカドを出しハンダ付けすりゃパーツの彼方此方融かしマスキングすりゃ塗膜ごと剥がしとか
まぁ色々やらかしながら試行錯誤してた頃(17年位前?)をリアルに知ってる旧知の方が参加してたことでしょうか。今じゃ新幹線乗るか飛行機乗らないと会うことも無いし、
結構長い期間私も模型趣味から完全に離れていたこともあって長いこと音信途絶え気味だったんですが、ひょんな事からこのQVで再会を果たすという(笑。
何ともまぁ世界は狭いというか何というか。


 さて、改めてども。28日まで今年ラストの出張がありまして、それが終了した途端に猛烈なリーゲーに苛まれ熱発まで伴って寝込んだりしてたら
あっという間に月末年末になってて慌てている@河童です。腸感冒みたいなもんだと思ったりするんですが、ここんとこ仕事が忙しかったりして
疲労やストレスなんかもあったのかも。来年は早い時期に人間ドックにでも行きますかね。自営業者には健康診断も中々受けられないですし。
なんつっても40代に突入しちゃってるしな~。俺ちゃんもそういう歳になってきたってこってすか。

 さてさて、先日出張帰りに本屋に寄りまして、定期購読中のモデグラとF1モデリングを購入してきました。で、モデグラなんですが、今月号と来月号は
ファインモールド製の零戦五十二型のキットが同梱されてるマガジンキット形式で、価格も通常の2倍以上の1600円となってます。この販売形式は
どうやら賛否両論ある様ですが、そもそも定期購読模型誌をモデルアート誌に見切りを付けモデグラ誌に切り替えたのが、前回のマガジンキット形式の
零戦二十一型の発売を機にしてだった位なので、個人的には好評な企画。普段レシプロ機に触る機会が無かったり、或いは触ろうにも製作手法が
判らなかったりする人には、キットをただ組むだけではなく、下地処理から塗装に至るまで詳細に解説してくれる誌面との連動性が有り難い。
ジャンルは多々あれども、プラスチックパーツを組み立てて何かしらの個体を完成させるというプラモデルの基本的な商品形態はどれも同じなわけで、
そうでありながら、ジャンル毎に特有の工作技法や塗装技法があったりして、特定ジャンルを専門に遊んでる人には、他ジャンルのそうした技法を知ることは
自分が好んでるジャンルの製作技法としての引き出しを増やしてくれる機会でもあるんですよね。大昔のホビージャパン誌が、時代時代の流行を中心にしつつも
ジャンルを問わず囚われず、色々な技法を紹介してくれていた雑誌だったんですが、今ではモデグラがそういうテイストを大事にしてくれていると思っています。
モデグラ誌の成り立ちから考えれば当然といえば当然か。モデルアート誌も好きなんだけど、今の私にとってモデルアート誌は、製作技法的なHowTo要素を購入理由にするよりも
特定の機体や車両の資料をモデラー視点で掲載してくれて、自分の積み棚にあるキットとそうした資料とが符合したときにだけ必要になる雑誌という位置付けでありまして
昔の天才SMエロ映像作家中野D児氏の飛行機プラモ連載や北澤志郎氏の1/43の連載など、個人的にツボな連載があるときは定期購読を
モデグラからモデルアートに乗り換える事もあるけど、ちょっと定期購読するには価格が上がりすぎたやね。時として硬派とも意固地とも言われる誌面構成ですが、
それを維持すべくの価格設定なのでしょうか。でも市場を考えれば仕方ないところかも。

 で、ここから無理矢理今年の総括に持って行くわけですが、思えば今年の初っ端はアイドルマスター戦闘機という異端中の異端アイテムから始まった。
硬派な現代軍用機に萌え萌えのキャラクターデカールというコラボレーション。巷では賛否両論あった訳ですが、個人的には大賛成な企画でした。
これは所謂”痛車”にも言えることなんですが、ハッキリ申しましてプラモデルと通称される模型趣味の市場規模は、今世紀に入って縮小化の一途です。
その中に於いて、新規ユーザーを開拓していく事は、メーカーにとっても至難の業。既存ユーザーの固定化もしくは減少、それに加えて新規ユーザーが入ってこないってのは
素人目に見ても業界の先細り、もしくはこの趣味そのものの滅亡さえ見えてきそうです。その意味では、自動車本体、或いは飛行機本体に興味が無い人が
それらを彩るキャラクターマーキングに興味を持ち、この模型という分野に足を踏み入れてくれるならば、それはとても重要且つ喜ばしい事じゃないでしょうか。
問題はそこから後の展開。門をくぐってきた新たなユーザーを、今度はどうやって王道たる”作る楽しさ”に引き入れるかが問われてくるんだと思います。
アオシマってメーカーがありますが、あの会社の考え方ってのは、近年この問題に真っ向から立ち向かっている様に見えます。実際、痛車と呼ばれるものを
プラモデルラインナップとして手を出した最初のメーカーはアオシマでしたが(流石に痛車の商標登録は疑問だけど)、その後ラインナップを絶やすことなく、
加えて小惑星探査機はやぶさのキット化やマグロ漁船のキット化、集合住宅のキット化等々、「出せば売れる」安全パイの後追いではなく、自ら「売れる商品」を
クリエイトしていこうという姿勢は、通常仕様のキットの数倍の売り上げが出ると言われる「痛車」商売の利を更なるユーザー開拓のために商品開発に繋げる姿勢というのは
今後の市場を考えるときに、とても重要になってくると思うんですよね。事実、所謂スケールモデルと称されるジャンルで近年希に見る売り上げを記録したのは
「はやぶさ」だったそうですし。それもブッチギリで。

 で、今号のモデグラにファインモールド社長氏へのインタビューが掲載されていたんですが、その中に面白い件がありました。要約すると

・現状プラモデル市場では”環境破壊”が蔓延っている。
 ここでいう環境破壊とは、所謂地球環境の話じゃなく模型環境とか模型市場という意味。売れれば官軍とばかりに、ユーザーの購入ペースや製作ペースを無視して
第三国での設計製造環境をフル活用しつつ、売れそうな物は片っ端から怒濤のペースでリリースする。結果他のメーカーがこの売れ線アイテム(資源)を
時間を掛けてより精巧な商品に仕上げようとしても、結果後出しになるとどれだけ中身が優れてても売れる数は先出しのメーカーに及ばない。なので出さない。
先を争って粗製濫造することで、結果「資源」が枯渇する。

ん~、言い得て妙ですね~。徹頭徹尾賛成って訳じゃないけど、大体「共食い」を始めるのはコミュニティの末期の姿の典型ですしね。来年はどんなトレンドが来るやら。

 さて、今年も最後のエントリーです。前々回のエントリーでも買い物だけは総括書いたんですが、今年は一応作るだけは何とかそれなりの数を作ったんですが、
これは所属させて貰ってる模型クラブの展示会のお陰って部分が大いにあり、自分としては全くモチベーションの上がらない一年だったと言えるかも。
唯一、1/48のF-14に取り敢えずのリベンジを果たせて、一つの敷居が無くなったのは良かったです。なんせ沢山積んでますんで。F-14という飛行機は
私にとってはありとあらゆる全ての飛行機の中で一番好きで一番機能美に優れた機体だと思ってます。あれを退役させてスパホに転換した米軍はアホかと思ってるくらい。
これ以外は展示会出品という以外のさしたる目的もなく、強いて言えば頭で思い浮かんだ塗装を試してみるってトコからスタートして取り敢えず完成させたモノばかりかも。
あ、アストンDBSは結構製作時熱中しましたが、これは製作と言うより超精密立体塗り絵パズルって感じで、作ったって部分は作らされたであり「塗った」ってのが主だったです。
・アイマス F-14D
・アイマス F-16CJ
・アイマス F-2A
・ランボルギーニ ガヤルド ポリッツィア
・ジャガー XJ220
・アストンマーティン DBS
・アバルト695 トリビュート フェラーリ
・フェラーリ カリフォルニア屋根付き

以上、今年の完成品は8アイテム7作(F-2AとF-16CJは1作中の品ってことで)っつーことでした。ベンチ入りアイテムとして来年に残ってるのは
・フェラーリ 412T2
・フェラーリ 365GTB4デイトナ
・クライスラー 300C 
・ポルシェ 917K
の4アイテムで、目下服役中で出所未定なのが
・マクラーレン MP4/8
・ロータス エスプリ スポーツ300
・ウィリアムズ FW18
・ポルシェ 911GT1
っつーとこか。目標としては300Cはお遊びなのでともかく、412T2とデイトナは完成させたいですね。あと、展示会用にイレギュラーアイテムを一品作らなければならんかも。
うっかり買っちゃったガンプラも片付けたいし、なんか机のスペースが心配になるようなデカい物も作りたい。何れにせよ、作りたい物が常にあるってのは良いことだと言い聞かせて
ノルマとか義務感とかに縛られず、その時作りたい物を作り、気分が萎えたら途中で投げ出しつつ、楽しめる物を探していきたいと思います。


 今年一年、このダラダラしたペースのダラダラしたページにご訪問下さった方々、誠に有り難うございました。一応アクセス数なんかは時々確認するんですが、
このブログ版がらくたどうに関しましては、正直勿体なさ過ぎるほどの多数のアクセスをいただきましたこと、重ねて篤く御礼申し上げます。
では、よいお年を~。


 


 

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1/24 Chrysler 300C collaborate with BAYONETTA cp.1

2010年12月27日 | 模型

MFHのロータス88Bが到着。

前回のエントリーで、このキットが今年最も買い物満足度が高い逸品になるかもとか書きましたが、実際にそうなりました。
動画で紹介されてるサスペンション可動構造の他に、この車の特徴でもある可動ツインシャーシ構造も再現されていて
しかもそうしたギミックが、実車と同様のパーツ機構を介して作動するという優れ物。目下製作休止中でアレですが
数年前の同社製品フェラーリ412T2でも、フルディテールでありながらTameoのF1キット並の組み立て精度を確保してましたが、
88Bが同様に高い精度を保っているとするならば、一見高価に思える30Kという価格も妥当を超えてバーゲン価格にさえ思えるかもしれません。

 昨今、F-1のプラモデルが再興していて市場は賑やかですが、ちょっと前までの冬の時代には、ガレージキットと通称されるレジンキットやメタルキットが
新製品に枯渇するF1模型市場を支えていました。ただ、それらは、安価で高精度なプラモデルが車種バッティングしたら、簡単に駆逐されるレベルの物。
高価で似て無くて大雑把で作りにくいという物が大勢を占めていましたが、実際F-1プラモ再興によって、F1ガレージキット市場は、
プラモで車種バッティングしないように気を付けねばならず、明らかに勢いを失ってしまいました。しかしながら、その渦中にありながらも
複合素材の利点と小規模生産に因る小回りの良さを活かして、新製品開発に勤しんでいたのがモデルファクトリー・ヒロ。その製品内容は
同車種がプラモデルで出てきて車種バッティングしても存在意義を失うことのないMFHオリジナリティーを遂に確保したと言っても過言では無さそう。
 
 インスト一つでも最早プラモメーカーを遙かに凌ぐ丁寧且つ詳細な手引き。行程が71まであるってのも物凄いでござる。
インストNo.21のディストリビューターのパーツなんて、プラモでもそこまで細分化しねぇよ(笑。

 
レジン、メタル、金属挽き物等々の素材も適材適所に用いていて、事にこの88Bの様な時代の車に欠かす事の出来ないメカニカル部位の金属感は
プラスチックインジェクションキットでは表現仕切れない部分であり、また細かいディテールの表現も、小規模生産の利点を活かして最盛期の
タミヤ1/12スケールやフジミエンスージアストシリーズ並の情報量を盛り込んでくれていて、恐らくは箱に入ってる部品だけで何もかも賄ってしまえる
素晴らしい商品内容になっています。また金色のパーツ群は真鍮ロスワックス製法で鋳造されたフロントサスアームのパーツ。このキットは
一部サスペンションがダンピング可動し、尚かつ因縁深い可動シャーシも可動するように設計されているのですが、そうしたギミック再現によって
通常よりも負荷が掛かるフロントサスに、ディテール再現と強度確保を両立させる為の選択だと思います。パーツ鋳造時の収縮まで計算しなきゃなんないし
所謂従来のロストワックス製法であるとすれば型の耐久性は望むべくもない為に、ホワイトメタルよりもコストが掛かってしまうと思うんですが、
それを惜しみなく採用してまで、この車の可動シャーシを再現したかった妙な情熱wを感じます。

 
エッチングパーツもやる気てんこ盛り。先に発売されたフェラーリF10なんかでは、殆どのパーツがメタルパーツで構成されていて、エッチングは申し訳程度だったんですが
このキットでは大判二枚組の大量のエッチングパーツが入ってます。しかも、モノコックファスナーとか筐体懸架支柱等の細かかったり細かったりでゲート処理が難儀しそうな物は
ゲートレス方式のエッチングを採用して、チマチマゲート処理をする苦労を大幅に軽減させてくれています。つか、エッチングの部品Noだけで軽く3桁なんすけど(・へ・;;)

 ペキモさんが「ジオのがあるからな~、高いしな~」っつって躊躇されてましたが、これは買う価値あるんじゃね?私にとっては今年購入したありとあらゆるキットの中で
一番の買い物充実感を感じるキットであり、インスト見ながらパーツチェックしつつ脳内モデリングだけで年末年始は腹一杯になれますで。是非検討されたし(私信ですw)
 個人的には、タミヤのキットが歴然と存在してるとはいえ、それを無視してロータス78をこのクォリティで出してくれないか?とか思ってしまう。私にとっては、ココのキットだけは
「同じ車がプラモで出たらどうしよう」とか、それが購入を躊躇する理由にならなくなったな。車種さえ気に入れば安心して積める(←積むだけなのかオイ!)。
実際キットの中身を見たテンションとしては、何もかも放り投げて直ぐにコレを作り始めたい所なんですが、目下机上に同じくヒロの412T2を広げちゃってる都合上、
コレを片付けなければ手を付けられないというか、作るなら腰据えてじっくり一本勝負したいです。

 さて、ならとっとと412T2に掛かれば良いのに、何故か迂回してしまって弄くってるレベルのクライスラー300C。ベヨネッタのデカールも無事届いてしまったっつー事で、
先ずはコレをとっとと片付けてしまおうと思います。

 
前回紹介したとおり、このキットにはサイドウィンドウが全くありません。なので、取り敢えずバQするかとばかりに真鍮ポカポカ叩いたりして型起こしてみたんですが、
どうもわざわざバQらなくても、型に併せて塩ビかPET板を切り出せば行けそうな感じでもあります。一応窓固定用のリブを窓枠内側に0.3mmプラ棒使って設置したので
取り敢えずバQの前に一回板切り出して行けるかどうか探ってみようと思います。バQ面倒くさいし(笑

 
それと、このキット、無いのは窓だけではありませんでした。なんとドアノブが完全に無かったことにされてます(笑。どこまで潔いんだ。
中途半端にモールドされてるんじゃなく、全く無視されてる状態なので増設すれば良いだけっつー事で実は意外と気楽です。
ドアノブ新造のついでに開閉機構の煽りでチリがガッタガタなドアは嵌め殺して筋も一回埋めちゃって彫り直してます。微妙なプレスラインが入ってて
それを崩さないように面出ししたりスジボリ入れる方が、ドアノブ新造とか窓自作より遙かに面倒だった。つか実は未だに落としどころに辿り着かない。


フロントバンパーの開口部も全て完全に塞がっていましたんで、これも全て開口し最終的には裏からメッシュを貼って処理するつもり。

 豪快すぎるバリやパーティングラインを削り落とし、構造上後付けした方が組み立てが楽になるボンネットとトランクは別処理しつつ一回目のサフ入れ。

スジボリがまだ荒れ気味なのと、面が出きってないところが結構残ってるから、こっからもう一皮剥かんとイカン様です。またもパール系で塗っちゃうので
この下地段階での面出しが最重要なので、ココだけは頑張っておこうと思っているのです。思ってるだけで途中で妥協点探る事になると思うけどね(殴。
でも必要なディテールで足りなかった物は、ココまでの作業で概ね補えている模様。プラ厚が厚いところだと5mm位あったりして、感覚的にはプラモと言うよりレジンキットって感じです。
 

コメント (9)
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散財回顧2010

2010年12月25日 | 模型

 サンタとかいう

怪しげな服を着たロリコン爺さんが煙突だの屋根窓だのから不法侵入して来るというのを何故か喜んでしまう世間に反して
普段と全く変わらぬ一夜を過ごす@河童です。

っつーか、どうせ我が家に来てくれるなら、得体の知れない動物虐待爺さんよりも

 

 

こんなのが来るべきだと思う。まぁ、今夜キャバクラ行ったらこんなのばっかりな気もするけど。


っつーか、ウチ、ガチで仏教徒だから来ねぇけどなwwww

幼稚園も冬休みに入ってくれたお陰で、娘からの「何故来ないのか?」攻撃が沈静化してくれて助かる。保育園だったらどうなったことか。
あ、だからと言って「サンタなんかいないぞ。アレは、普段家族サービスを怠ってる父ちゃんが罪滅ぼしに激安ショップで子供にプレゼント買って、
「僕、ライダーベルトが欲しかったのに・・・・」と思惑と違うプレゼントの品に対する苦情をサンタなる架空の爺に丸投げしてるだけだ」とか
事の真相をバラす様な事は言ってないから安心したまえ。オレちゃんとサンタが17年前に難波の串カツ屋でソース二度浸けしたのしないので大喧嘩になり
それ以来ヤツとは犬猿の仲なのでウチには来ないって事にしてるから。まぁその分正月に奮発してやるから心配するなって事だ。

 さて、今年もあと一週間ほどとなってしまいました。アイマスに始まってベヨネッタで暮れていく、何が主体の模型ブログなのか判んねぇ訳ですが、
振り返れば今年も例によって完成させた数より積んだ数の方が圧倒的に多い一年でありました。試しに今年一年の積み加減を振り返ってみますと

1月 REVELL フェラーリカリフォルニア ×2(open & close各1)
    MFH ロータス77 初期型
2月 タミヤ F-117
    ハセガワ F-14A
    ハセガワ F-4B/N
    ハセガワ AV-8B
    ハセガワ ファルケ EL銃
    フジミ ウィリアムズFW16
    フジミ フォードGT40
    ピットロード J-35 F/J
    WAVE S.A.F.S
3月 フジミ FW16(2個目)
    フジミ F92AT
    フジミ MP4/5(×2)
    WAVE メルジーネ
    ハセガワ F-22A
    ハセガワ F-2A
    ハセガワ J-35 F/J
    MFH ロータス56B
4月 MFH ポルシェ917LH
    MFH ロータス98T
    CGM NSX-GT FINALトランスキット
5月 ハセガワ F-14D
    ハセガワ ロータス79 ×2
    タミヤ ロータス79 ×2 
    タミヤ アストンマーティンDBS ×2
    タミヤ メルセデスベンツ SLR マクラーレン722ed
    フジミ フェラーリ458イタリア
    WAVE クレーテ
    ファインモールド ミレニアムファルコン
6月 タミヤ ロータス79
    童友社 ランボルギーニ レヴェントン
    童友社 ランボルギーニ ガヤルド スーパーレジェーラ
    童友社 フォードGT
    童友社 シェルビーGT500
7月 ハセガワ ロータス79
    タミヤ タイレルP34
    E-JAN タイレルP34`77トランスキット
    ハセガワ フェラーリ312T
    フジミ フットワークFA13
    フジミ ウィリアムズFW14B
    フジミ アバルト695トリビュートフェラーリ
9月 REVELL ダッジチャレンジャー'70
    REVELL ダッジチャレンジャー`09
    REVELL ダッジヴァイパーSRT10 ACR
11月 フジミ シャパラル2D
    アオシマ カウンタックLP5000QV
    アオシマ メルセデスベンツ SL65AMGブラックシリーズ
    ハセガワ F-2A
12月 Tameo フェラーリ126CK
     MFH フェラーリF10
     MFH ロータス88B
     ハセガワ フォードフォーカスRS
     ハセガワ F-4J
     ハセガワ F-2A
     ハセガワ ナッツロッカー
     WAVE ラプター
     フジミ ロータス97T
     ファインモールド TIEファイター
     バンダイ RGガンダム
     バンダイ RGシャア専用ザク

 こうして見ると市場の隆盛もあるんだろうけどF1率が高いなぁ。っつーか、特に前半はフジミのF1への警戒心が無さ過ぎだな。
一応記録があるものだと新品のみで計約64(63)個位も積んだらしい。記録以外に店頭衝動買いとかセコハン物とか記憶が定かでは無い物もあった気がするが一々覚えてない。
これでも、買いそうになって思いとどまったのが今年は随分あった気がするので、気持ちとしては控えめな一年だったと思いこんでいたのでありますが、
試しに回顧してみたらこのザマですよ奥さん。年齢も年齢ですし、製作ペースもペースですから、ちょっと考えた方がいいかもね。前にクラクラさんから言われたことあるんですが
出戻り後はAFV系のキットとレシプロ飛行機は極力買わないようにしてんですよ。あの方面はマジヤヴァイ。私的には積み用に家一軒要るレヴェルのジャンルですよ。
と、色々反省しつつも、ネットを彷徨うと私の4~5倍積んじゃってる猛者が彼方此方にいらっしゃいますので、そういうのを見るとつい「まだ大丈夫」とか思っちゃうのですよねぇ。

 そもそもですね、近場にまともな模型店が無いことで、どうしても通販を頼ってしまうわけですが、この「通信販売」ってのが実は大いに曲者でありまして、
店頭だと買おうかどうしようか躊躇して踊っちゃうレベルのアイテムでも、ついうっかりポチらされてしまいます。しかも、プラモってのは、突然欲しくなったときに
既に市場から商品が消え去ってることが非常に多い商品でありまして、過去に地団駄踏む目に何度か遭ってると、つい手が出てしまうんですよね。
そして、これは積み派の最大の利点でもありますが、積んでる棚を見ながら脳内モデリングでnynyしたり、次何を作ろうか考える際に非常に選択肢が多い為
アホ面しながら長時間wktk悩めるという至福によって、作りもせずに積んでいく事への罪悪感が欠如してしまいます。買うた止めた音頭ならぬ

作ろうか止めようか音頭

ですよ。製作時は面白いのは当然として、それと同レベルで楽しいのがこの選択の時だったりするのですよ。

 でもね、本心を言えば、積む量より完成させる量が多くしたいんですよね。近所のオッサンが年末年始の旅行で海王星観光に行くレベルで無理だとしても
せめて積んだ量と完成させた量を同程度にしたいというのが私の理想。完成させる量を増やすことが出来ない現状に於いては、積む量をもっと
減らすことを考えたいものです。来年は本年比50%減を目標に自重できればと思うだけはシッカリ思っておこうと思います(ホントか?w)
とりあえずフジミのキットの博打買いはもう止めます(笑。止めたいです。なのに新年一発目の予約品にミクポルが・・・・・・

 買い物として、今年購入した中で買い物としての満足度が最も高かったのは、MFHのポルシェ917LH。あのキット内容は作る前の段階で
既に満足感を与えてくれる説得力がある。あと、ハセガワのロータス79も満足度が高かった。タミヤの79はタバコは仕方ないとして
グッドイヤーが入ってない欠陥レベルの商品なので不満でした。むしろタミヤはアストンDBSの満足度が高かった。あれは良いキットです。
これ書いてる時点でMFHのロータス88Bが未着なんだけど、ひょっとするとこれが917LHを抜いて買い物満足度No.1になるかも。
一方、フジミのキットは総じて買い物満足度が低かったです。要するに内容と価格のバランスが悪すぎというか、タミヤやアオシマと同価格路線で
内容は遙かに低レベル(旧モデラーズ製を除く)。キット化する車種がツボな車種ばかりなので、つい買わされてしまう。バカなの?死ぬの?

さて、2011年は何が出てくるやら。個人的にはつい先日某所を通じて某所にリクエストしてもらってる車が出てきてくれると嬉しいんですがね。

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接着剤は「悪」なのか?

2010年12月19日 | 模型

 

へいよーぐつすっす♪@河童です。今回から記事編集をgooの新バージョンに変更。これが使いやすいようでいて

HTMLで今まで記事打ち込んでた私には、実は小回り効かなくて使いにくいという。。。今までのHTML txt編集を廃止するらしいからやむを得ず。

慣れるまで、行間が広すぎたり、画像サムネイルが異様に小さかったり(クリックでデカくなります。)すると思いますが御勘弁を。

 そらそーとここ最近、ニコ動の「ゆっくりシリーズ」に夢中です。歌も解説もゲーム実況も ゆっくり が担当してるだけで何故か和む。

↑のおっさんシリーズは、PART1は何が面白いのかイマイチ判らなかったんだけど、PART.2以降はうP主の策に思い切り填った。

 

 さて、多分、いや間違いなく本年最後の完成品となったであろうカリフォルニア製作が終わってしまい、次何作ろうか考えてたんですが、

長らく放置していたヒロの412T2のレジンパーツが結構変色して若干ですが縮も出てきたっぽいので、どうやら此奴を早めに

やっつける必要が出てきたらしい。ただ、結構面倒くさいキットであるので、本格的に製作再開するのは年明けからって事にしまして、

年末年始に気楽に遊べる物は無いだろうかと考えて、最初に取り出したのが

かのガンダム先生である。リアルグレードってやつらしく、何週間か前にオミッターズさんが遊んでるのを見て面白そうなので箱を開けてみた。

するってぇと出てきたのは

ランナーの山。1/144という小型なスケールながら、物凄く細分化が為されたパーツ群となってまして、、

パーツを切り出して部位別に整理するだけで、思いの外時間食っちゃったんですが、このキットはこんだけ細かいのに

なんと全く以て接着剤不要という事になっとる。凄い設計だなと感心しつつも、各ランナーに刻印された材質表示を見ると

プラだけではなくABS材が多用され、更に可動のキモであるフレームはどうやらポロプロピレンになってる事が判るんですが、

ここらは接着だけではなく塗装という工程さえ拒む様なパーツ構成です。前にバンダイのエヴァ零号機作ったときに

塗装したパーツにストレスが掛かるとパキパキメリメリと割れたりヒビ入ったりしたことを思い出す。この問題さえ無ければなー。

ちょっと前にセミアッセンブルキットとして1/43の車キットがバンダイからリリースされてたけど、あのキットも結局は

接着も塗装も不要な構造になってましたが、個人的には模型作りから塗装というお楽しみを排除されるのはかなわんです。

 

 そんな事考えてた時に目に入ってきたのがグッスマの新製品、ベヨネッタデカール 1/24スケールの車用って事なんですが

 既に予約完売状態の通販サイトばかりではありますが、なんとか確保できそうになったことで、急遽寄り道(またかよw)。

っつーか、こういう痛系は辞めたんじゃなかったのか?

ゲーム内で散々ご褒美いただいた身としましては我慢できませんでした。

まだデカール届いてないとはいえ、この豪快かつセクシーでマゾヒスティック度全開の姉さんを貼り付けるとなれば、

それ相応にデカいキャンバスが必要だって事で、積み棚からアレコレ探してみまして、辿り着いた結論が、、、

米REVELLの1/24 クライスラー300C HEMI SRT8のUP TOWN CUSTOMってキット。米REVELLなのに1/25ぢゃなく1/24ってなぁ何でだ?とか

購入当時は不思議に思いつつも、シュリンクされたままずーーっと積んでたわけで、この度シュリンクほどいてご開帳してみたら、その真相が明らかになりました。

要するに、プラモデルと言うより未塗装未組み立て状態の格安ミニカーって事なのでありました。揶揄して言ってんじゃなくマジな話。

接着剤不要で前後輪は潔いシャフト繋ぎ。ボンネット・ドア・トランクとフル開閉でありながら臓物はダルめの彫刻一発成型w。

大体ね、パーツのランナーとか

こんなでげすよ?ランナーというより人食い系未知の生命体みたいですがな。

 フル開閉と言っても、スケールモデルでのフル開閉ではなく安価な完成品ミニカーで言うところのフル開閉なのでヒンジとか超デカイ。

ドアなんて横方向に開いた後上方向にカチ上がるウィングドア構造になってるけど、その仕組みは何もかも割り切った豪快設計です。

ドアストライカーは軟質樹脂製でボディー側にパチンとハメ込む構造で、ヒンジはワッシャー&ビスを介して横から上へと展開する構造。

しかもここらの機能パーツが、既に組み立て済み状態で箱に入っております。

 →

 

ホイールはデカいにも程がある22~23インチクラスの物が二種同梱で好きなの選べと。

メッキは物凄く質感の高いこれぞTheクロームメッキという仕上がりの物。ホイールだけじゃなく、CUSTOMっつーことで

内装やトランク内のオーディオシステムにも奢られています。日本のプラモメーカーにありがちな既存スタンダード仕様に

追加パーツを用いてCUSTOMする製品じゃなく、端からこういう仕様でパーツ割りが考えられてますんで、パーツの組み込みは

やはり無改造スナップオン。

 

 っつーことで、早速仮組みしてみたんですが、

構造が単純すぎて、何の苦もなく仮組み完了。所要時間数分です。

RGガンダム先生のパーツ切り出し(ゲート処理含まず)の所用時間の1/5位の時間で組み上がってしまいます。

ガンダム先生が「あらゆるディテールを盛り込み可動を確保した上での超絶スナップオン構造」であるんい対して

同じスナップオンでも300Cの方は「組み立て上面倒なディテールは悉く彫刻で済まし、彫刻での再現不可能な物は省略」という

良くも悪くも組み立て効率優先と言うか、組み立て効率のみを徹底的に追求した潔すぎる構造になってますな。

まさにバラしてあるミニカーとか、パーツ精度が異常に高いプラ製ガレージキットという物。ただし、海外製キット特有の

質感再現度の高い繊細な彫刻は健在なので、出来上がりがどーしようもないって訳じゃない。スナップオンであることを

潔く全面に押し出しているので、国産キットに偶に見られる中途半端なコンセプトと違って取っつきは遙かに良いんじゃないでしょうか。

 

ボンネットも開閉式ですが、ヒンジがシャレになんないくらいデカいし、何よりエンジンルームを一発彫刻で再現しただけで

流石にこれではエンジンルーム内をスクラッチビルドでもしない限りは、塗り分けても実感なんて再現しようがないので

潔くボンネットはハメ殺した方が良さそう。フロントウィンドウにはワイパーまで彫刻されていて、これを削り取って

別途パーツを用いて改修したくなりますが、意外にこのワイパーの彫刻が非常に出来が良いので、少し境目を彫り下げて

綺麗に塗り分けたら、それはそれで良い感じになりそうな気もします。

 灯火類はレンズカバーにスナップ用のダボが豪快に突き出ていて、流石にこれは改修してライトらしくなるようにした方が良さそうです。

 

→ 

ドアも完成品ミニカー並に特に何処か干渉したりすることなく、メーカーの想定通りに動作します。

が!

その内幕は、あまりにヒンジが豪快すぎて、構造パーツから作り直していかないと、かえってドア開けたときの見てくれが悪い位なので

これもドア閉にて固定しダッシュ両脇やドア内張の切り欠き部を嵩増しして修正した方が見てくれは良さそうです。

それより何より、このキットでは前後ドアの窓硝子がゴッソリ省かれています。これは流石に自作追加してやった方が良いようです。

トランクも開閉式で中にはデカいウーハーと液晶モニターとパワーアンプが鎮座しております。ここもヒンジが豪快なので閉固定かな~。

エンブレムもテキトー過ぎる彫刻にデカール貼る構造なので、いっそ削り取っちゃった方がスッキリして良くなりそう。

 

足回りの構造も豪快な構造。ブレーキローター&キャリパーをシャーシに直付けして、シャフトを介して左右タイヤを固定するという構造。

ガレージキットでは1/43辺りで見られる構造でもありますが、1/24でこれを採用するとはねぇ。で、この構造のせいで

超デカいタイヤホイールが、アンバランスなナロートレッド状態で固定されてしまうため、完成時の見てくれが非常に悪い。

構造が単純な事と、実車での物理的限界を超えたレベルの大径タイヤ採用のお陰で、改めて車高を下げるとかの必要はないし、

スペーサーを咬ますなどしてトレッドを広げてやれば良くなると思います。構造が単純なお陰で加工も簡単に済むと思います。

 

 塗装や接着と言った工作自由度を犠牲にした上で成り立っているバンダイのスナップオンキットと

ディテール再現度を犠牲にして成り立っている米レベルのスナップキット。一見バンダイの方が素晴らしいと思えそうですが、

模型工作の楽しみとしての「ユーザー側に付与された工作自由度」が存在する点で、個人的にはこの300Cの方が

コンセプト的に好きですね。例えば先述のガンダム先生のコンセプトの延長線上に車プラモが出てきたとしたら・・・・

・ボンネット・ドア・トランクフル開閉

・ステアリング・ペダル・レバー関係もフル稼働

・エンジンルームや内装も超絶パーツ割りで余すことなくディテール再現

・でも塗装しちゃうと開閉部分のヒンジが折れやすくなったり

・研ぎ出し時にピラーなどの強度が低い部分が折れやすくなったり

・改造改修しようとすると接着剤が効かなかったり、サイズが厳密すぎて一箇所弄ったことが全体に波及したり

ってキットになるわけですが、果たしてこれが面白いのか?と言われれば、個人的には面白くないと感じると思うのです。

実際、バンダイが一時展開していた1/43のGTマシンやGT-Rシリーズなどが当にこのコンセプトでしたが

全く自由度が無い製品になってましたしね。そういう意味では、最近製作したタミヤのアストンDBS辺りのコンセプトが

スケールモデルとしての組み立てやすさと面白さの両立という意味では、或る意味現状でのアッパーレベル到達点なのかもね。

300CにはDBSの様な「高品質」を感じる部分は皆無に等しいんだけど、基本的な組み立て精度と簡易性が確保されていることで

ユーザーがオリジナリティを盛り込むことに集中できるという点では、それなりに面白い製品と思います。

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【やっと】REVELL 1/24 Ferrari California 【完成】

2010年12月15日 | 模型完成品


っつー事で、やっとこ完成いたしました。ブログネタとしてはやたらと期間が空いてますが、
実際には凄く組み易いキットである上に、ボンネットを閉じたりサス関係を超簡素なキットのままに済ませた事もあり、
物凄くサックリと出来上がってしまったのが真相。実車のアウトフォルムも実に的確に捉えてますし、
ディテールの情報量も必要充分でかなり正確。海外キットって事で価格対評価が難しいんですが、
現地価格(1ユーロ120円計算で)3000円程なので、充分な内容かと思います。今ではアメリカレベルブランドでも出てまして
輸入価格5000オーバーなこのキットもアメリカレベルなら最近のパターンだと3000円強くらいで手に入るんじゃないでしょうか。


 このキットの外観における最大の残念次項がマフラー部分の処理。メッシュ状のガーニッシュに穴が開いてて
その穴からマフラーエンドがニョッキリ顔出すってのがホントなのだが、キットではメッキ化されたノッペリ板に
マフラーエンドらしき物体がくっついてるという風情のパーツになってましたんで、ここをホビーデザインのエッチングと
焼き入れしたステン管による自作パーツに交換。ホントはマフラーエンドはエンドカバーになってて
筒の中に本当のマフラーエンドが収まってんだけど、模型としての演出って事で。
 リアのリバース&マーカー用のユニット&カバー部分は、ちょっと実車と違っちゃう印象。糊代も非常に少なく
オマケに他のクリアーパーツが全てサイズドンピシャの見事な寸法になってるのに、このレンズカバー部だけは
クリアーパーツ側がオーバーサイズで、かなり削る必要がありました。


 フロントグリルはホビーデザインのエッチングを使用。ただし、キットのグリルパーツの枠のみ使用する構造になってて
当初は全部エッチングで処理するんだと思いこんでてパーツをキットパーツをぞんざいに扱ってしまい
そのツケで枠部分の仕上がりが納得いかない物に。洋白帯金で枠も作った方がスッキリ行ったかも。オープントップを作る際の課題ですな。
 ノーズのエンブレムは、E-JAN(ヒロ)の立体ステッカー。ランボやポルシェの物も出るんかな?と思ってたんだけど
一向に出てくる気配がないことから、どうやらこの商品自体不評だった模様。


 サイドのエアダクト部分は、実際はボディー色と同じなんだけど、ここがメッキになってるのが旧250GTカリフォルニアの特徴だったので
そっちに倣ってメッキ調にしてみました。ちなみに実車もこのダクト部分は別パネルです。
 サイドマーカーはコトブキヤのHアイズの1.2mm。キットデフォルトでは凸モールドが設けられてるだけでしたんで。


 ヘッドライトはメッキパーツの一発抜きなので、マスキングして一部を黒塗装してから、爪楊枝でコリコリと
LEDバルブ羅列部分の塗装を剥がしてメッキ地を復活させてます。プロジェクターレンズ部はパーツを切削し穴を開け
そこにHアイズの2.5mmを貼り付けてみました。ライトカバーもサイズドンピシャ。


 各エンブレム類は、タミヤのミトスやF50用のインレットから流用。KAモデルズやクレイジーモデラーの
メタルインレットアソートが存在しない時代には、こうしたタミヤキット同梱のインレットをサービスから大人買いでストックしてた。
ストックしすぎてて未だにフェラーリだけは大量余剰在庫を抱えてます。


 で、ワイパーくっ付けて、小傷や磨き残しをピックアップの上処理して完成です。










 ん~色々模索したけど、車高はもう1mm位下げれたな~。ちなみにこれでも1mm弱下げております。
昔に比べるとマシになったとはいえ、jpegじゃ赤系はどうしても滲みが出てしまいますな。それに光の加減で色合いが全然違って写ってしまう。
今時はコンパクトデジカメでもRAWで取りだし出来る製品も増えてきたそうだが、だからと言って買い換えるのもねぇ。
 今回の塗装色ですがフィニッシャーズのリッチレッドにディープレッドをコートするという
「どれ塗ろうか迷ったぞレッド」
で塗ってるんですが、迷っただけのことはあって全然狙った赤になってないです。下地のピンクがキツ過ぎたか
上掛け重ねすぎたか、もっと生赤方向に振りたかったのに、出来上がりはどっちかっていうとヴァーミリオン方向へ行ったようで。
っつーか出戻り模型趣味6年も経過して、やっと初めての赤い市販車フェラーリってなぁどんだけ王道外してんだって話だ(笑。

 それにしても、思いがけず懐の広いキットでした。懲りたい人はトコトン凝れるし、私のように気楽にサックリ行きたい向きには
サックリ苦もなく楽しませてくれます。若干オモチャっぽさが顔を出す箇所もあるにはあるんですが、
ほぼ同時に作ったフジミのアバルトがアレだった事もあり、余計に良いキットに思えてしまいました(殴。
完成画像の数の違いがその差を如実に表しております。ちょいと年末までタイミング無さそうですが
時間が確保できたら屋外でも撮って、HPのギャラリーにもUPしようと思いやす。

 さてさて、次は何を作ろうか?取り敢えず車は
・365GTB4
・412T2
・F10
のどれかっつー事で行きたいが、クラクラさんyaszoさんLimahlさんがアメ車で遊んでおられるのを見て
ちょっとソッチ方面に浮気したくもあるし、またも全然違うジャンルで遊びたい気もある。年末まで出張後半戦が明日から連発だし、
新年早々に、3年位前に行くハメになった獄門島に1週間くらい行かねばならない為、来月半ばくらいまでは
何を作るにしても製作はネッチョリ滞りそうです。

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REVELL 1/24 Ferrari California 4th

2010年12月12日 | 模型

長らく再放送を追ってたんだけど、終盤ではもう刑事ドラマってより戦隊特撮ものだな。
アオシマも古い金型でグダグダせずに、ここらで現代金型技術を総動員してマシンX作ってくんねぇか?
っつー感じで今年もあと20日となってしまったですな。

模型部屋にメタルラックを一竿新調。床じゃなく机に設置するとかバカなの?死ぬの?
当初は机の上に工具収納用の棚を日曜大工しようかと思ったんですが、ホームセンターに材料買いに行ったら
そこらのプラモより全然安価で叩き売られていたメタルラックを見つけて、面倒くさいから机に乗せちゃえと購入。
実際乗せてみたら、机が元々は書斎用のデカ机のリサイクルって事もあり無駄に頑丈なお陰もあって簡単に設置できました。
流石に転倒とかするとヤヴァイので、天井と壁面と二段構えで転倒防止チェーンを掛けてます。
出戻り模型趣味も気が付けば6年目に突入。完成品は増えないのに積む物は増えるばかり。。。

 さて、レベルのカリフォルニアです。前回の製作記から一ヶ月以上開いてしまいましたが、
一時期カミさんにデジカメを拉致られていて、製作記を上げようが無かったって事がありました。
その間に進めた作業としては
・研ぎ出し
・窓枠やモール、ヘッドライトユニットハウジングやリアガーニッシュの塗り分け
・フロントグリルの加工
・マフラーエンド加工
・ヘッドライトユニット加工
・ボディ開口部メッシュ追加

と、いった作業を既に済ませてあります。このキット、基本設計がオープンカー仕様って事もあるんでしょうが
組み立て手順が他の一般的な車プラモとカナリ異なってます。特に異なってるのがシャーシとボディーの合体。
通常だとシャーシ側に内装が設置され、そこにボディーを被せるってのが多いパターンですが、
このキットの場合はボディー側に内装を組み付けて、一枚板のシャーシで蓋をするような構造。
モノグラムのロータス・エスプリなんかと同様の手法ですな。

先ずダッシュボードをボディー側に装着。この際、キットのデフォでは図中の丸部に爪があって引っ掛けて位置合わせする構造ですが
微妙な位置調整にはむしろ邪魔なので、爪を切り飛ばして自由度を増やして内装バスタブとの辻褄が合う様に微調節しつつ固定。

その上で、バスタブパーツをシッカリ固定。海外プラモって基本的にボディーとシャーシを合体は接着が基本なので
合体後にうっかりバスタブの固定が緩んだらシャレになんない。

 内装に忘れ物がないかよーく確認して、今度は窓パーツを接着。このキットの窓の出来も秀逸。所謂”外ハメ方式”なんですが
ボディー窓枠とのフラットサーフェイスな一体感。塗装の厚みの影響が出にくい様に計算された塗料逃げ用のテーパーが切られた接着シロと
曲率・透明感共に秀逸なウィンドウパーツのお陰で、実にスッキリと仕上がります。
 接着は、窓パーツを仮留めしてから、ガレージキットの塩ビ窓外貼り方式同様に、隙間にエポキシ流し込んで接着。

 ドイツレベルに限らず海外プラモって製品の出来のバラツキって国産に比すると多いんで一概には言えないんですが、
このカリフォルニアの場合、タイヤ&ホイールと極一部の潔くディテールを諦めた部分を除いて、
フジミ辺りは軽く凌駕してる。件の窓パーツ含めての設計精度の「丁度良さ」は、タミヤと比べても遜色無いレベル。
っつーか、国産キットってパーツ同士の所謂「チリ合わせ」がキツ過ぎて塗膜の厚みとか色々調整させられるんですが、
このキットの場合適度にアソビがあって遜色ないどころかコッチの方が組み易い位です。

サイドウィンドウのパーツを少し削っただけで、後は無加工でこの状態。

っつー事で、シャーシとボディの合体もタイヤの組み付けも完了し、小物装着→仕上げに移行すべく展示台に仮固定。

タイヤはタミヤR35GT-R用を使用し、ホイールはアオシマのBBS20インチを使用。このアオシマのBBSは、
スポーク部分がゴールドになるタイプなんですが、製品ではメーカー側で勝手にゴールド塗装が施されてます。
これが超が付く曲者塗装でして、溶きパテか!?っつー位のザラザラ仕上げで最低の出来。風呂に入れて塗り直そうと思ったんですが
これがまた中々綺麗に落ちてくれずかなり手こずりました。ほんと要らぬ事をしやがる。

 あとは、ヘッドライトやドアミラーなどの小物くっ付けて仕上げに行けます。
 このキット、ドイツレベルだけじゃなくアメリカレベルブランドからも同金型でキットが出てます。
現状オープントップだけの様ですが、日本で買う場合ドイツレベルとアメリカレベルでは1000円かそれ以上安い価格差が生じますんで
海外通販を頼らずにお得に買うならアメリカレベルブランドの方が狙い目かも。

 さて、ついでっちゃぁ何ですが、直近の積ん毒レポ。

 今月前半到着の密輸品は↑の様なメンバー。元々九月の発注時点でザクはポチってあったんですが、
いざ発売の段になって、「ザクだけじゃ寂しい。シャァ専用なので3倍寂しいぞ」とばかりにポチってしまいました。
ガンダムって知らないに等しいくらいド素人ですが、ザクとズゴックは別格。この二種だけは何故か我が家の棚に
異種異様な雰囲気を醸し出しつつ積まれております。ガンダム購入は初かも知んない。

 タメオのCKは久々の1/43新製品一本釣り買い。漸く出てきたタメオのCK。っつーか数年前にC2が出た際には、
 すぐに後追いでCKが出ると信じていたのに、裏切られ続けて最早期待することさえアホらしく思えてきた頃に出てきやがったツンデレリリース。

パーツをざっと眺めてインストと睨めっこしてみた印象としては、別段新機軸が盛り込まれてる訳じゃなく、
また最近のタメオにしては意外なほどエッチングパーツも多用されていて、安心感さえ感じる好印象です。
今回のCKでタメオのTMKシリーズナンバーは391。10年前の勢いを思えば500番台超えててもおかしくないけど思ったよりNo.が増えてない。
シルバーラインとの棲み分けとかハンドメイド完成品への参入等、10年前とは市場ニーズも様変わりしちゃってるから仕方ないか。

 ヒロのF10に関しては、また後日の機会に紹介します。

☆最後にお知らせ
・HP蛾洛汰堂のページを若干リニュしました。
・2004~2006年辺りの一部記事には、以前借りていたinfoseekのサーバに置いていた画像を貼ってましたが
infoseekがその手のサービスを廃業したとかの影響で何もかも消しちまいやがって、その影響で画像が消えてしまってます。
当ブログでも昔の記事の掲載画像でinfoseekから引っ張って来てた物は全て消えてしまってます。ご容赦下さい。

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【もう】1/24 ABARTH 695 Tribute FERRARI【無理】

2010年12月08日 | 模型完成品


さて、月日だけは三ヶ月くらい経過してしまいましたが、さしてネタになるような作業があったわけではなく
このキットのコンセプトを勘違いしていた私の不徳の致すところでありまして、もうここらで終わりにさせていただこうかと思います。


 っつーことで、一応完成です。一応というのは、例えばHP用にギャラリーページまで構築してあげる完成であれば
大体満足度は65%以上の物であるのに対して、ブログの完成記事を以てギャラリーも兼ねる(XJ220とか911'88とかね)だと
満足度は半分くらいかそれ以下って事になってます。その基準で言えば間違いなく後者かと。
完成度じゃなくて満足度ってとこがミソでありまして、例えば作るのに苦労しても面白さ満載であれば満足度は高いし
逆に作るのに苦労せず完成体の出来が良くても、製作そのものが面白くなければ満足度は低くなります。
以前の完成品は、例えばF-2Bの様に面白かったけどブログの完成記事のみでギャラリー作ってない物もあれば、
F2003GAの様に満足度が非常に低い物にギャラリーページを別途作ったりってのもあるんですが、
今後は満足度によってHP用ページを別途作るか否か区別しようと思うのです。っつーことで、このアバルトはこの記事でオシマイ。
製作の楽しさは後半に行くほど感じなくなってしまいましたし、本来やるべきアライメントや仕上げ磨き等も悉くサボりまして
完成型も「最初の箱開けた瞬間の脳内妄想図」には遙かに及ばないヤッツケ加減。


製作に当たっては
・ヘッドライトをプロジェクター型に
・マフラーエンドを4本出しに
・サイドモール消去
・ルーフのパネルライン変更
ってトコに手を入れました。でないと、とてもじゃないが箱絵に程遠い外観になっちまいます。
 塗装はオレンジ下地でガイアのプレミアムレッドを上塗りしましたが、この赤は大変気に入りました。
クレオスの旧スーパーイタリアンレッド(ミニ缶ペのね)がお亡くなりなって以来、中々気に入る赤に巡り会わなかったんですが
漸く見つけたって感じ。気に入るかどうか判らなくて1本しか買ってなかったので、こいつぁストックしておきたいと
慌てて市場から消えちゃう前に何本か買い集めておきました。まぁこの赤の検証が出来たって事で言えば、この製作も多少は意味あったかと。
ただ、製作が進むにつれテンションもモチベーションも右下がりで、最終的な磨きとかもいつもほど念入りにしてません。
っつーか、かなりやる気落ちてます。後一歩でリアルに放り投げて無かったことにするトコだった。

以下、折角なので記録として自分のミス含めてテンション↓な点を列挙

ウィンドウパーツの収まりが悪い。一発抜きのウィンドウを4つに切り分けてみましたが、最終的な詰めの甘さが出て
フロントウィンドウのピラーへの収まりが悪くなってしまいました。ここらは自分の工作上の手抜きという責任もあります。
ワイパー基部のパネルの両端を少し詰めて、ボンネット裏にシッカリこの部分を密着させればもう少しマシになったはず。


このウィンカーもクリアランスが厳しい。ここに罠があると知らずナメてかかったら穴とウィンカーパーツが合わず(穴が小さい)、
押し込んでる内に少しですが塗膜にクラック入れてしまいました。オミッターズさんも食らったらしい(後で知ったw)。
下地段階でキチンと穴を広げるなりの余裕を持たせておけば良かったですな。

 

 エンブレムとデカールが全く合わない。これ、まさかココまで酷いと思ってなかったので、水浸けた後に
デカールを彼方此方切り刻んで無理矢理収め込むという状況に追い込まれました。特にリアのエンブレムは最悪。
リアはモールドをゴッソリ削り取って、プラ板等でエンブレムベースを自作した方が良いです。


 タイヤ&ホイール&ブレーキが小さい。或る意味ココが最大のウィークポイントか。もうちっと面白いキットだったら
手持ちの大径タイヤ&ホイールを奢ってヤルとこですが、そういう気は早い段階で失せましたんでキットのまま。
ちなみに、キットのタイヤホイールは、他のフジミキットのタイヤホイールと少々構造が異なってます。
良い意味で構造が異なってるんではなく、明らかな失敗コンセプトかと。大体実車が17インチなのに
わざわざホイールを新規に起こし、ブレーキローター&キャリパーも凝ったパーツ割りにして金型起こしてるのに
15インチでパーツ化する神経がワカラン。こういうのは世間では努力とは言わず”無駄”と言います。

 あと、ボディーとシャーシ合体時に干渉部が多すぎて収まりが非常に悪いってのもありやしたな。兎に角仮組み段階での調整は必須。
シャーシ側フロント部分なんて、かなりの箇所を切り飛ばす事になりました。バンパー後付けにするとかなり楽になるかも知れません。
でもインストでは自信満々にバンパー先付け最後に上下合体指示してんですよね。その自信は何処から来るんか?

 
 

 あと、フジミのお家芸と言いますか、考証不足というか行き当たりばったり感はいつも通りです。
例えば、「サイドモールは削り取ってください」「エンブレムのモールドは削り取ってください」「ルーフのスジボリは埋めてください」
っていう指示でもインストにあれば、まだマシに思えたかも知れません。そうしたところはユーザーが自分で調べろってなぁ
あまりにサジ投げすぎなんじゃないでしょうか?
 実はですね、シャーシとボディーの勘合に一癖ある点と、窓パーツの収まりの悪さを除けば、
ただ組むだけであればこのキットはかなり組みやすいキットの部類になります。ノーマルFIAT500のキットならば、
恐らく中々良くできたキットかと思います。しかし、このTri-Ferrariとしての出来は全然ダメ。
そうしたダメな部分に引っ張られて、本来面白いはずのFIAT500のキットそのものへの印象も私にとっては悪い物になってしまいました。
 ブログでネタにしたことで辛うじて完成には至りましたが、これほど達成感が薄い製作は久々ですよ。
受付パネル写真で「お!この子にしよう」と指名料払って写真指名してみたら、写真と全然違うヴィジュアルな方が来ちゃって
年齢もパネルでは24歳とか書いてたのにどう考えても俺ちゃんより年上だったみたいなダメージ食らった気分です。
まぁ、そもそもFIAT500やアバルトに対しての造詣が浅い俺ちゃんには敷居が高かったっつーことか。技量的にもね。

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隣町展示会(秘)レポ

2010年12月01日 | 模型


 ども!未だにMyデジカメが手中に戻ってきてない@河童です。正確にはSDカードが戻ってきてないだけですが
安くなったとはいえ買い足すのが惜しいのです。でも、明日漸く戻ってきます。が、明後日から一週間出張です(泣

 さて、先週末、隣町にて模型展示会が開催されました。隣町っつーのは大分県日田市ってとこで、
県内では通称”天領”って呼ばれてるところから、天領プラモデル展示会、略して天プラって事になってます。
県内の我流会さんと日田HICさんが中心になって運営されてる展示会であります。

 で、この展示会、今回は絶対行こうと思ってたんですが、恐れていたとおりモノの見事に出張仕事とバッティング。
日田市とは全く正反対の方角に行かねばならなくなりまして展示会には行けませんでした。
 この天プラには、まだ完成品を持ち込んだことがない私としましては、せめてブツだけでもどうにかしようと思いまして、
クラブのお仲間さんにブツを託して何とか作品参加は出来ました。既にドナドナされて他人のモノになってしまった
かのアイマス機という痛いアイテムも、ドナドナ先のオーナー氏がわざわざ持ち込んでくれて無事その生涯を全うじたようです。
ちなみにF-14Dはドナドナ先から諸般の事情で更に別のアイマス好きな方にドナドナされるそうな(笑。

 さて、当日の様子は我流会さんのHPに画像付きレポが上がってます。
 で、実際には行ってもいないクセに、お仲間さんが撮影してきた画像を元にヴァーチャルピックアップしてみます。

 各ジャンル色々揃ってて見応えある作品が山ほど展示されてたらしいです。車ジャンルだけでも
或る意味すし詰め状態に近くなってしまう程の作品が揃ったそうな。

 何時か何処かで見たような完成品も並んじゃってますねぇ(笑



 世相を反映してF1も結構出品されていたようです。

 また、かのポケールさえも遙かに凌ぐ超高級アッセンブルモデルカー、ディアゴスティーニの「週刊という名のローン地獄キット」

フェラーリエンツォの完成体が展示されてました。ドア全開閉はデフォでして、灯火類はメーターパネル含めて全点灯という優れもの。
なんと言っても最後まで買い続けた事が凄いですな。

 
 限られた数の画像でしか見ていないんですが、その中でも目を引かれたモノを幾つか。

 先ずはプラウラーのローヴィジ。味があるとかってのを超えたリアリズモを感じさせてくれる塗装表現が凄いです。
これそエージングって感じで、これでもかと汚しが入ってるんですが、その入り方が凄く自然で、どうやって塗装してるのか
その工程を位置から見てみたくてたまらんとです。


 これは或る方面では有名な通称「100年ファントム」。恐らく1/32スケールだと思うんですが、
「100年掛かっても完成しないかも知れない」程の作り込みが施されています。当然まだ完成はしてないそうですが、
実際に何年も掛けて着実に組み上がってきているとのこと。画像からでもその情報量に感嘆してしまいますが
実物見ると更に圧倒されちゃうんでしょうねぇ。機体選択がVX-1 VANDYってとこも私の琴線触れまくり。


 時節柄、この雪中行軍のディオラマも良いですね。前々から雪表現の情景を作ってみたいと思ってんですが、
単に雪と言ってもこの情景のように表現することは、情景モデルに慣れてる人でも相当に苦労するそうですから、
ジャンル的に門外漢なオレちゃんにはかなり高いハードルかも知れません。是非肉眼で見て研究してみたかった。


 時々このブログにコメント下さる きららさんの1/48ドラ岡ケン二郎。しかもマニアック且つ難度の高い初期仕様のシルバー機体をチョイス。
ドラケンは私も大好物。大好物が故に、キットは何個も積んでるのに中々製作に踏み切れなかったりする。こうして完成体を見ると作りたくなってしまう。


 これはもしかしてVOLKSの震電?


 スリラー!!マイケルは勿論ゾンビバックダンサーの躍動感が秀逸。


 これは個人的に思い入れ深い逸品。実はこのタイタニック、我が家の積み毒から「ダブ付きキット交換会」にて嫁に出したキット。
何人かでジャンケンっつー事になって、そんとき獲得してくれた御仁が無事完成に漕ぎ着けてくれたもの。
しかもこのクォリティである。我が家に積まれていたら恐らく死ぬまで積まれたまんまだったと思われるが
それがこうして完成の日の目を見れたことは本当に嬉しい。交換会で放出したっつっても、
このキットを買うときには脳内で完成した姿を妄想しながら作ろうと思って買った物。完成した姿を見れたことには感無量です。


展示会で思うことは何時も同じで「完成させなきゃなー」って事。私みたいなモンでも思うだけは思うんですよ(笑。
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