がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

ハセガワ 1/24 フェラーリ328 GTB 

2018年07月17日 | 模型

今週半ばから再び京都に行くんだけど、今度は一週間以上の長丁場。なので、暫く模型は休みとなります。

その前に、デルタのデカール段差消しを行って更にクリアーをオーバーコート。結局ね、デカール有りは1500番、デカール無しは2000番。

大昔からやってるこの番手で乾研ぎで中研ぎ入れてコートして、その後に水研ぎコースってのが自分には一番性に合ってるみたいです。

この車、前年仕様までのデルタ以上に磨きにくい。形状的に細部までペーパー入れるのは厳しいので、中研ぎでキッチリ入れて、

最終の磨きではラプロスは磨けるとこだけ磨くようにした方がイイでしょうねぇ。

で、デルタは再び乾燥ブースへ。デルタを中研ぎ後は自然乾燥させる為に、この328は事前に強制乾燥させるべくサッサと塗るとこまでは終わらせました。

その辺りは以前ののエントリーで報告済み。巷の製作記では「フロントバンパーの隙間がデカい」って話があんだけど、実車も実はパッと見クリアランスはデカいよ。

スンゲェ近寄って見たことが無いから解んないけど、キットの構造が一概に問題ある訳じゃなく、むしろ上手いこと処理してる位にさえ思える。

ただ、出っ張り感は強い気がするから、気になる人は飛び出しを少なく抑えるとイイ感じになるかもね。

以前と同じ画像ですが、この頃のキットはヒケやパーティングライン、それにバリも酷いので、サフ入れて一回全部剥いた方が健全。

スジボリも浅いので彫り直し必須。でも昔と違って今は彫り直しツールで良い物が沢山有るから屁でもないですな。

 別パーツになってるリアハッチの合いも、初期ロットってのもあるのか悪く無い。実はこのキット、25年位前に作ろうと思って開封し

取り敢えずシャーシの一部のみ仮組みとアライメント確認のために組んじゃってました。タイヤとポリキャップは未開封でしたが

残念ながらデカールは開封済み。長年の積み生活で別補完もされず、見事なまでにダメになってました。

長らく野ざらしにすると、空気中の水分によって糊が溶け出し、デカールが台紙に接着されて剥がれなくなるんですが、

コレが正しくその状態。台紙を紙一重まで薄皮にして湯に30分浸けてもビクともしない。リキッドフィルムを塗って

貼り付いた台紙を刮ぎ落とす、或いはGTS含めると何個も積んじゃってダブついてるストックからデカール持ってくるって手もあるけど、

貧乏性なのでデカールは使わない方向で進めることとした。GTBだからメーターデカール無くても目立たないしね。

 で、シャーシ含めて仮組みして問題無かったので、ドアのダクト部分だけエポパテで延長してボディー塗装。

フィニッシャーズのリッチレッドを使用。クリアー吹いて乾燥ブースでデルタと共に強制乾燥ってのが前回までの進み具合。

マクラーレンが終わってデルタも中研ぎクリアーまで進んだので、ボディー乾燥させてる間にシャーシをやっつける。

発売当初、飛行機のハセガワが車のキットを出したってんで話題になったりもしたんだけど、メーカーの性分が表れてて、

精密な方向に行きたいのか簡易な方向に行きたいのか、良くも悪くもユーザーに委ねた部分が大きい構成。

丁度車キットでも元気だったイタレリのキットコンセプトに近い印象。

 インテリアだと、サイドブレーキやシートベルト関係が省略されてるけど、それらを自作して仕込むのがクリアランス的にも凄く簡単。

それでいて、何も仕込まなくてもモールドは正確なので塗り分けるだけで充分雰囲気は出る。

今回はサイドブレーキとベルトキャッチを加えて、シフトゲートはタミヤミトスのインレットに換装してみた。

 エンジン周りも程良い精密感。キットではエンジン部分は全てフラットアルミっぽいメッキで処理されてるけど、

スライド金型とか贅沢な物が使われてるわけでもなく、同社の当時の飛行機キット同様に接着位置が曖昧な部分も多いので

ハイターでメッキを剥がして塗装で処理。基本のシルバーはクレオスのスーパーファインシルバーを使い、

エキマニはスーパーステンレス、その他はクレオスの8番とタミヤのフラットアルミにて。まだデスビとかプラグキャップとかに

細かい色差しが残ってるけど、キットパーツだけで組めば大体画像の様な感じになる。リアゲートのスリットからチラ見えするので

簡単に作るにしても省かない方がイイとは思う。

 足回りは、ポリキャップを使うのに、実は遊びだらけ。キチンと固定するなら、ガレキのように治具を使って矯正固定が必要。

逆に言えば、足回りの組み付け精度が悪くても、最終的に辻褄を合わせるのは簡単ということ。

 

 このキットを買った25年以上前の頃は、塗料から接着剤から工具から、何から何まで乏しい時代でしたから、

この手のボヤッとした構成のキットを作るのは何かと試行錯誤が必要だったんだけど、

今となっては痒いところに手が届くツール類が豊富なので、アホみたいに簡単なキットという扱いに変わりましたね。

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京都巡り 一乗寺界隈

2018年07月14日 | 車&旅

お仕事でまたも京都へ。

長刀鉾の鉾建てが始まってました。この山車は、京都祇園祭の山鉾の中でも一番人気がある祇園車なので、

この鉾建て段階から既に注目の的になってました。重量10トン超えの巨体を、縄だけで縛り上げて組み上げるんだけど、

こりゃぁ手間が掛かるやねぇ。

四条界隈はスッカリ祇園祭モードに突入してました。京都も大雨の被害が結構酷かった筈なんだけど、

相変わらず人はムチャクチャ多かったです。

 で、折角京都に来ましたが、あくまで仕事メインで来てまして、一泊二日の予定でしたし、来週も再び京都に行くので、

今回は無理に予定を詰め込まずに帰りの新幹線に乗る前に一箇所だけ寄り道してきやした。

今回は一乗寺界隈を散策。急遽寄ったので修学院離宮の申し込みとかしてなかった為、曼殊院は離宮に行くときにセットで行こうと今回は訪問せず。

八代神社→詩仙堂→圓光寺→金福寺→狸谷不動のコースにしてみた(つもりだったw)。

いきなり詩仙堂ですが、最初に行った八代神社は、ん~~な感じでね。御朱印コレクターでもないのでそそくさと下りまして詩仙堂。

五月の皐月と秋の紅葉の狭間の時期なので、空いてると言うより殆ど貸し切り状態だった。昔は石川丈山の隠居荘だったらしいが、

今では曹洞宗の寺院となっている。夏の青々とした緑一色の庭も、これはこれで涼しげでイイですね。

 庭に出てグルッと徘徊しておりますと、最近このての観光寺院のあざとい御約束の小さな道祖神は此処にもありました。200mm持って来といて良かった。

庭を見ながら涼もうとしたものの、部屋の中でも暑すぎワロタ。八代神社と詩仙堂の二箇所で既にへばりかけてました。

前の晩、木屋町界隈で飲んだくれてたのが災いして、これは二日酔いのオッサンにはタマランぞということで、

そそくさと次の予定地である圓光寺に移動。

こちらは水場もあったりして涼しげでしたね。丁度空一面が夕立が来そうな感じに急に曇ってきたこともあって、

先の二箇所に比べると随分と楽な散策。いっそ夕立が来てくれたら涼しくなるんだがなぁと思った途端に再び太陽が顔を出してしまう。

ここにもあざといお方が折られました。このポーズ、もうね、嘘の誕生日を設定してアピールするキャバ嬢以上にあざといw

 

 こんな感じで圓光寺を出たんですが、あまりの蒸し暑さにオッサンは此処で疲労困憊。

チェックアウト後で荷物フル装備でスーツ着用という最悪の出で立ちも手伝って、もうこれ以上の散策は無理ということになりました。

京都散策は坂が多いんだから軽装でないとイカンですね。疲れたので、とっとと新幹線に乗ることにしました。

っつーわけで、新幹線乗ったら何やらオカシイ。オカシイオカシイと思ってる内に新大阪に着いたものの、

先の相生駅で人が新幹線に飛び込んだとか接触したとかで運転見合わせの末、等々新大阪で運行終了とのお知らせが、、、

結局その後、新幹線が動き出すまで3時間近く掛かった上に、動き出しても一時間くらいは駅構内が大混乱で、

オッサンが無事に乗れたのは午後8時。小倉に着いたのが10時半頃で自宅到着は11時過ぎとなりました。

 なんかね、ここのところ東海道山陽新幹線って受難続きな気がするな~。

 

 

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1/24 フジミ エヴァンゲリオンRT APPLEマクラーレン MP4/12C 何となく決着

2018年07月09日 | 模型完成品

九州北部梅雨明けです!

 しかしながら、梅雨明け前の大雨被害は凄いことになってしまいました。私の住む地域も被害が無い訳では無いのだけど

他の被災地の状況が酷すぎて比べようがありませぬ。被害と言えば、地元の主要道路の一つが法面崩落で普通となり

更には北九エリアでも本州方面の道路事情に問題大有りな状況となってまして、復旧には当分時間が掛かりそう。

 また、本州でも山陽道や並行する国道が広島-福山間でタイヘンな事になってまして、夏期間の本州方面への行動スケジュールを

大幅に改変せざるを得ない状況。海路も選択肢に入れるかな~。

 

 さて、大雨で仕事が休みだらけになって外に出られないしってんで、週末はコイツを作っておりました。

ネットで探してもデカいサイズの良い画像が無く、結局の所キットの箱絵とインストが頼みの綱でしたが、

これが全然頼りにならないフジミクォリティだったので、仕方ねーやと空中戦っぽく作ったもんだから

終わってみれば色々と間違っております。居るのかどうか知りませんが、これから作る人の為に気が付いた点を列挙しておきましょう。

 フロントセクションですが、私の買ったキットはエッチング付だったので、エッチングパーツを使用して製作しました。

黄色い矢印部分のアンダースポイラー延長部は、付属エッチングをそのまま貼ると段差が凄いことになる。

プラ板等で土台のキットパーツ諸共自作するのが見た目には一番良いですが、今回は土台のパーツを薄く削って

エッチングとの段差が極力少なくなるように成形してからエッチングを装着。また、赤矢印部分のロッドは、

ピンセットで弾いて紛失したのでインセクトピン00番を加工して取り付け。赤丸部分にはエアジャッキ用?かなんかの

接続部品がパーツ化されてるんですが、紛失しちゃったのでエポパテとプラ棒で自作してリカバーした。

 牽引フックは前後共にエッチングが付いてるけど、メッシュダクト部もエッチングにするとフックの土台が無くなります。

なので、特に前のフックはエッチングメッシュにイモ付けするしか無かったので、前方にはみ出してしまいましたとさ。

なんせ、エッチングが凝ってても基本の車体の方が中身ががらんどうなのです。がらくたどうではなくがらんどう。

 で、ナカナカ見栄えのするエッチングですが、こういう時に限ってワイパーはパーツ化されてないのでプラパーツをそのまま使用。

エッチングのワイパーは概ね細すぎて好きじゃないから使わないこと多いんだけど、このキットのパーツは流石にゴツ過ぎかと。

 ヘッドライトはクロームメッキパーツで、アンチグレア部分を黒く塗れのご指示。今回はメッキを剥がさず、

マスキング後にミッチャクロンを塗って黒塗装しました。クレオスのプライマーだと全然効かなかったレベルのクロームメッキです。

キャビンセクション。別パーツになってるサイドパネル部分を塗装前に接着して合わせ目や段差等を修正しておいた方が都合が良いので、

赤矢印のドア後部の真ん中の板は、mayupapaさんの手法でカットして後付け。赤丸部分には留め具がエッチングで用意されてんだけど

かなりオーバースケールでみっともないので使用せず。余り物のシートベルト金具のエッチングでもあればソレっぽく作れるとは思う。

黄色矢印のウィンドウは、先にボディーのサイドパネルを接着すると勘合が悪くなったので、フロントウィンドウとサイドウィンドウを分割。

サイドウィンドウは、上辺から填めると決まらないので、スナップキットっぽく下辺を基軸に窓枠にガチャッと填め込むとピッタリ組める。

黄○の給油口は、中心部は黒いのが正解の模様。エッチングも付いてるけど塗装で済ませたら間違えた。そのうち修正しておこう。

リアセクション。何度も悔恨する様に、ホイールアーチからリアフェンダーに伸びる緑のライン(赤矢印)が貼りミス。

ホイールアーチに緑が被るように貼り付け、トランクエンドではみ出す部分をカットするのが正しい貼り方。

コのミスのお陰で製作モチベーションが大幅に下がって、デカール手に入るなら風呂に入れるレベルの話。

フジミはクソ偉そうにユーザー様に対して「デカールはアフター請求出来ませんのことよホホホ」という姿勢なので諦める。

まぁアフター取れたところで、恐らくはキットもう一個買う方がマシな価格になるとは思うけど。

 緑矢印のメッシュ部分は付属のエッチングに交換。コレによってシャーシとボディーの勘合用のダボ穴が無くなるけど

実際の合体には全く支障は無い。むしろ、メッシュを綺麗に枠内に固定する方がタイヘン。元のプラパーツを切除して

メッシュを装着出来るようスジボリタガネで切れ込みを入れて接着固定。エッチングパーツの多くは、本キットに限らず

糊代ってのを考えてくれていないことが殆どなのが困りもの。
 黄色矢印のマフラーエンドは、どうやら内枠のみシルバーってのが正解らしい。また、シャーシと合体の時に、

この穴とマフラーパーツがピタッと填まるのがイイんだけど、肝心のマフラーパーツに穴が開いてないし、

そもそもキットのエンジン周りの出来が呆れるくらい潔い上げ底一発彫りなので、穴とマフラーパーツを合わせるって作業は

あまり気にしない方がイイと思う。実際オッサンは気にしなかった。

 

エンジンカバーの下端にはエッチングでキャッチピンと土台の板が用意されてんだけど、この板の装着が解らない。

付属のエッチング用のインスト通りに付けたけど正しいか違ってるかは不明。キットデフォとしては、ここはパーツ化されてない。

見た感じオーバースケール感が凄かったのだが、装着してみるとソコまで酷く感じなかったので、他社製のに置き換えはしなかった。

っつーわけで、取り敢えず完結。九月に地元クラブの展示会があるので、ソレまでには修正可能なミスは修正しておきます。

キット本体の非精密感と、付属エッチングや挽き物のアンテナパーツの精密感のアンバランスさがナカナカ凄いキットでした。

バラされてるミニカーをベトナムの工場のおネェさんの代わりにオッサンが塗って組み上げてディテールアップをする作戦って感じだったな。

アオシマのアヴェンタドールが作ってて面白かったので、その反動もあってイマイチ楽しめない製作でした。エヴァカラーじゃなけりゃ

絶対途中で投げてたと思いまする。

 

 

 

 

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1/24 フジミ エヴァーレンMP4/12C 2回目

2018年07月06日 | 模型

先月末に相次いでプラモ到着。最近は、余程気に入ったキャラクターの製品化でなければ手を出さないし

買い方もアマゾンで遙か事前の予約が殆どなので、ウチに届く頃には購入したことさえ忘れてる訳でして、

ファルコンはともかくデススターアタックセットを買ったのはスッカリ忘れてました。プリクウェルのキットに付いてくる

デススターパネルの詰め合わせで、既にパーツ注文でかなりの数のデススターパネルは持ってるんだけど、

ならば一層なんで買ったのか自分でもワカラン(笑。ネット通販割引価格で買うと、パネルをパーツ取り寄せするより

割安になるとか計算したのかも知れない。

 

 これは予約買いではなく、偶々キット・エッチング・デカールの三点セットが一括買い出来るショップに出くわしたのでポチった。

当初は速攻買おうと思ったものの、予想通り丸ボロ系のロゴで悶絶するの確定だったからスルーしてたんだけどね、

こんなドマイナー車両でもTABUがちゃんとフォローしてくれたお陰で買う気になった。サファリ仕様独特の装備も

エッチング買わないと補完出来ない困ったキットではあるけど、自称シルビア好きとしてはS110系とS12系のラリーカーは垂涎のアイテムです。

これは思うところあって速攻で製作に突入したいんだけど、スケジュール的に途中で作業出来なくなる期間が長くなるのが確定してるので

秋以降に持ち越しですな。

 

 そんでもって初号機MP4-12C。漸く乾燥したっぽいので磨きに突入です。今回は中研ぎ入れたので、最後のクリアーは

乾燥ブースのスイッチ入れられなかったから時間掛かってしまいました。

 工程は、#2000で磨いて表面のうねりとデカールの段差を均して、溶剤分を多めに希釈したクリアーでコーティング。

暫く自然乾燥させてからラプロス6000→8000→3M82876(5989)と、ヤスリ目が残ってるところはモデラーズのコンパウンド。

リアフェンダーの緑ラインのデカールの貼りミスで、オッサンスッカリ萎えちゃってるんですが、エヴァカラーって事で

枯れ木も山の賑わいくらいにはなってくれるだろうと惰性で作業してます。なので、デカールの段差をツライチカキコキンまでは

攻めてないです。

 今回初めてやってみた試みとして、デカール貼る前に窓枠等の黒いとこを先に塗り分けておいて、

磨き後に最小限のマスキングをしてから半艶クリアーで窓枠等の黒部分をコートするって手法。

はみ出しや漏れが万が一起きても磨いてリカバー出来る上に、デカール貼る前に黒を入れることで

塗り分けそのものはシッカリ出来る全面デカール貼った後に、全面マスキングするってのは、剥がした経験持ってると

やっぱり怖いんですよね。

 あと、ウィンドウのデカールも、貼附後クリアー吹いてまして、コチラも磨き作業。作業そのものは紹介してませんが、

このキットのウィンドウパーツは合いが頗る悪いので、フロントガラスとドアガラスを分割してます。これでもまだサイドの合いが悪い。

 で、このまま一気に完成までと思ったら、パーツロストが発覚。いつの間にか捨てちゃったかな~。掛け持ちで製作すると

こういうポカが出るから良くないのかもね。無くしたのはドア後部ダクトのエンド部分のパネルと、ボンネットの丸い穴に填まる部品。

ドア後部最深部のパネルは、ストックの市販仕様のMP4-12Cから持ってきて解決ですが、ボンネットのパーツは

GTレース仕様でないと付属しないFランナー枠にあるため、市販仕様にはパーツが入ってませんでした。

なので、現在メンタム&エポパテでボンネット裏を型取りして自作することにしました。そうしないとボンネットとパーツを面一に出来ない。

そんな訳で現在足留め中。

足留めと言えば、スーパーデルタも画像の赤丸部分に削り取るべきエンブレムプレートがモールドされていて、

これを削らなきゃなんないことにデカール貼り終える頃にやっと気付いた。既に塗装済みデカール貼附済みだったので

この部分の修正は一旦諦めてたんですが、結局諦めきれずに修正しましたとさ。ボディーカラーが白だったお陰で

モールド切削除去→ヤスリ掛け→サフ(クレオス1500)→クールホワイトって手順で無事修正完了。ぼかし吹きで

クリアーを補完塗装してるので、コチラもクリアー乾燥まで足留めです。

 そんなわけで、エヴァーレンはパーツの自作待ち、デルタはクリアー乾燥待ちで

ドッチもシャーシは殆ど作業が終わってるので、いきなりやることがエポパテの効果を待つだけとなった。

そこで、次にもう一個くらい手を付けようかと、庭の物置のフェラーリ&レジメタガレキ積み棚を漁ってみた。

我ながら久々にこの開かずの扉(笑)を開けてみたが、下段に積んでるガレキF1、残りの余生で片付けるのは絶対無理だな。

で、引っ張り出してきたのがハセガワの1/24フェラーリ328GTB。箱絵が横レイアウトの初期ロット。再販で箱絵が縦構図になり

再々版はフェラーリ指定の黒箱仕様となりましたが、今回引っ張り出してきた初期ロットでさえバリ・ヒケのオンパレードなので、

再版分は更にこの辺りの処理が面倒くさいかも知れませんね。モールドも浅いので全面的に彫り直し、

黒サフ吹いてヒケとうねりとパーティングラインをゴッソリ落としました。改めて組んでみると、意外なほど簡単に形になりました。

シャーシやクリアパーツとの相性も時代の割に良い感じの勘合。近年はスライド金型が当然になってるけど、この時代はそうではなかったから

前後バンパーは別パーツになってる。それにしても、今時のフェラーリから見れば、実にシンプルなデザインです。

 ボディーの整形が済んだので、ロクに資料も見ずに塗装に突入。GTBとGTSそれぞれ複数積んでるので、

気楽にストレート組する方向で。数年前にセコハン市場で6~700万位で良コンディションの個体が流通してたけど

気が付くと1500~1600万位に市場価値が跳ね上がってて驚いた。

 使用したのはフィニッシャーズのリッチレッド。こないだ塗料の棚整理してみたら、ここのリッチレッドとシルクレッド、

ブライトレッドにディープレッドって辺りを思いの外ストックしてるのが解ったので、早速に使用してみました。

やや生赤寄りのモンザレッドって印象。クレオスのスーパーイタリアンレッドをオレンジ方向に一段彩度を上げた感じの赤。

下塗りは自家調色のパステルオレンジを使用しております。赤の乾燥後、クリアーを厚吹きして目下乾燥ブースでお休み中。

 

 シャーシの作業を先に片付けてからボディーワークという、所謂カー-モデルの効率的製作手順の逆で進めてるんだけど、

もしかすっと自分にはコッチの手順の方が性に合ってるかも。最終的な組上げの時に酷い目に遭う可能性が低くなるのがイイ気がする。

別に締め切りとか有るわけじゃ無いし、効率求める必要もないしな~って事で、5月に再起してから4台続けて同じ手順を踏んでまする。

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