がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

Close Encounters of the Third Kind【第三種接近遭遇】

2007年04月29日 | 模型
祝!エアコン装着!!

マジ安かったんですよ。本体より工賃の方が高かったですよ。まだ時期じゃないのに、喜び勇んでスイッチ入れましたよ。
設定温度を最低で試してみたんですが

シベリアか!!

いや、大袈裟ではありますが、猛暑でも酷暑でもかかってこんかい!って感じです。

しっかーーーーーーし!

室外機取り付けの土地の問題や壁の問題等々の諸事情により、我が秘密基地に於いてエアコン装着が可能な壁は

一箇所のみ!!!

それも

塗装ブースの真上!!!!!

ペキモ君、大正解です。どっちみち塗装する時は、部屋が狭かろうが広かろうがエアコンは止めると思うんですが、
場所が場所だけにメタクソ汚れてしまいそうな予感。フィルターの洗浄とか通常の三倍で酷そうです。

通常の三倍と言えば、タミヤのSC430、あれ、流石にバンダイSC430は出さねぇか?(笑
カトキなんたらっつー、そっち方面で有名なデザイナーがカラーリングをデザインしたとかで、
普段車とか作らない人も作りそうな気はするけど、ライバル会社だしな~。また、商標が商標だけに
勝手にどっかがデカール出すと通常の三倍の速度と威圧力でツッコまれるやろうなぁ

とどうでもいい話にそれかけたところで、気を取り直して本題です。先日のエントリで言ってた通り、
偶には車以外のキットを作ろうって事で、ストック棚から引っ張り出したのが
コレ↓


テスターのエリア51 S4地区に飛来したUFO withグレイ(笑

全長30cmオーバーの大型キットでスケールは1/48。

計ったんか?

っつったら、計ったそうです(笑。矢追大先生ご執筆の資料や、本キットの解説によると、
エリア51のS4格納庫内に収監されていたレティークラム座の惑星ゼータから来たレティークル星人の愛機がキット化された模様。

どこだよそれ?

尚、レティークル星人は、地球では通称”グレイ”の相性で親しまれるエキストラテリストリアル【E.T】です。

 で、キット化のためか否かはともかく、構造を調べたのは、物理学者のロバート・ラザー氏。氏によると、
エンジンは反物質反応炉を核にした超ウルトラアンリミテッドハイテクで、燃料も元素ナンバー115という未知の物質。

地球(ペコポン)でガス欠になったらどうすんの?

って聞くと、永久機関なんだそうです(笑。もう突っ込まれること予想したような用意周到な返答が返ってきます。

 で、キットですが、日本にも真っ当に輸入されてるようなのですが、価格が錯綜してるんですよね。
或るる店では1万数千円とか!?7~8000円なのに別な店では3000円とか下手すると2000円以下。

寿司屋か!

因みに私は、何時もマスタングとかコルベットとか外プラ買ってる店から3000円程で買いました。

パーツは全部で

↑たったこれだけ!円形大型模型としては、同程度の大きさの物としてファインモールドの
ミレニアム・ファルコンを所有してるんですが、全長サイズは同じくらい。でもパーツ数は

18:900(50倍www)

という差です。通常の三倍の覆面マントのシスコンロリコン男が可愛く思えます(笑。

18って書いたけど、メインとなる本体は円盤上層部・円盤上部・円盤内部・円盤下部で構成されておりまして、
これ以外のパーツはゴミみたいなもんです。よく独レベルのF1キットをデカいビッグワンガムのオマケっつった人が居ますが、
このUFOキットから見れば、独レベルF1はエンスージアストシリーズですよ。

メインパーツがデカイので、いとも簡単に机上を侵略してしまうところは、流石に生まれついての侵略者ですな。


 早速仮組みです。


 仮組み終わりましたw。時間にして33~35ほど。

もうね

(°д°<)どうしろと?www

組み立ててて笑いが止まらない、これ程までに”ストレスゼロ”なキットに出会ったのは初めてかも知れません。
上下パーツは透明パーツでして、通常のプラとは異なる材質らしく、デカイ割りに反りも歪みもなくピッタリ合わさります。
ただ、面積がデカイので塗装は物資の大量投入が必須です。透明パーツであることを生かすか生かさないか
目下激しく悩み中。

40を手前にした子持ちのオッサンが悩むことでしょうか??

 塗ってしまうと見えなくなる中身ですが、シートが三つと机が三つ装備されていますけど
モニターだのコンソールだのは一切無く、だだっぴろい空間だけ。


大勢をアブダクトする気満々ですか?

レティークル星人に問いつめたいところですが、ロバート・ラザー先生が見たっつーんだから全部肯定。
 ちゃんとレティークル星人が二名と、

アブダクトされた空軍のオッサン(笑

もパーツになってます(ほんとはエリア51S4格納庫のセキュリティーガードだそうですけど)



塗装も、ラザー先生によれば、上面は美しいミラーシルバーで、下面は何とも言えない不思議な七色の光が眩かったそうです。

どうすんだよそんな色?(笑

実はこのキットには、他にも秘密があるんですが、それは又作り出してからご報告申し上げます。

っつーか、その秘密が私の購入動機でも有るわけですが。

ちなみに、テスターUFOキットには、他にもロズウェル空軍基地周辺での目撃情報を有する
デルタ型の小型UFOも出てます。当然これも入手済。中身は又の機会にでも紹介しますが、
今回の物に負けず劣らず脱力系キットです。
先に価格の話を書いたけど、これに7~8000円とか1万以上を払っちゃう人は、明らかに金銭感覚が成層圏を越えてるセレブです。

 昔は、国産でもこういうコンセプトのバカキットって色々あったんですけどね。
わかさんが扇風機とか言ってましたが、そういうバカキットもプラモデルの楽しい一面です。
何でもリアル系写実系じゃぁねぇ。偶には脱力も必要です。
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1/24 法拉利 超亜米利加 その壱十【余談】

2007年04月26日 | 模型
 前回のエントリーで製作記は完結したはずですが、もう一回だけ超亜米利加の余談編。

 先ずは、二日間の雨のお陰で出来なかった外撮りをしました。

その際にですが、前回のエントリーで悔しがってたフロントウィンドウ右上の浮きを
思いきって修正してみました。アートナイフとノミを使って慎重に詰まった接着剤を掻き出し、
隙間に流し込み系を流して接着!思いの外巧く行ってくれました。
 それからリアのコンビランプのオレンジ部分が、どうもムラが目立って小汚いので、
クリアーデカールにクリアーレッドを塗ってポンチで円形に切り出して、それをオレンジ部分に貼り付けました。
最初クリアーオレンジで試したんですが、思いの外効果が薄かったのでクリアーレッドに変更。
かなりマシになりました。考えてみれば、この方法は他キット製作時にも使い道が有りそうです。

 外撮りで材料も揃ったことで、早速ギャラリーページを構築しUPしました。
これで、模型趣味に出戻ってHPを立ち上げてから九台の完成品となりました。次は10個目になるんですよね。
でも次作は一回車以外を作るつもりなので、記念すべき10作目は次々回の製作品となりますな。何を作ろうかな?

 そうそう、以前のエントリーでヤスリネタを紹介したんですが、その際に
タミヤのヤスリは何でも削れるって話をyoshiさんがしてくれたんですが、
その何でも削れてしまう超硬ヤスリを買ってみました。
私が前回紹介したタミヤのヤスリは
クラフトヤスリPRO
って製品で、これはやはりプラスチック専用と考えた方がよい模様。で、yoshiさんが絶賛してたのが
ハードコートヤスリPRO
って方。PROって付いてるもんだから間違えやすいので、コメント欄で話題が錯綜してしまいました(笑
 で、早速買ってきましたよ。未だ何にも削ってないので判らないんですが、中々切れ味良さそうな雰囲気です。
一応エントリー書いた手前、クラフトPROの方で金属削って速攻刃をダメにしたとかって話が出たら申し訳ないと思い、
ここでフォローを入れておくって事で。

 さて、27日には念願のエアコン様が、模型部屋としても使ってる隠れ家に装備されることとなりました。
電気屋に買いに行くと、暖冬の煽りでしょうか、工賃込みで異様に安く売られてる物が幾つもありましたよ。
この工事が終わるまでは、隠れ家は使用不能となってるんですが、思いの外早く来てくれる事になり、
長年の懸案だった割には、いざ腰上げてみるとアッサリ解決で拍子抜けしそうな買い物でしたよ。
っつっても、模型の為に買ったわけではなく、隠れ家は残業用仕事部屋でもありますんで、仕事の為ですということにしないと
カミ様に怒られてしまうので、そういうことにしております(笑
コメント (16)
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1/24 法拉利 超亜米利加 その九【完成】

2007年04月23日 | 模型完成品

 ってなかんじで週も明けたことですし
法拉利 五七五超亜米利加
の完成画像UPです。フジミ製フェラーリ 575M スーパーアメリカですね。(←検索エンジン引っ掛け用記載ww)


 前回の続きですが、まぁ色々ありましてねぇ。所謂失敗とかリカバリーとかの類ですが、
このキットはどうやらクリアーパーツの処理が私には鬼門だった様です。傷を付けたら嫌とか思うと
どうしても仮組みでの詰めが甘くなりがちなクリアーパーツですが、これがまた悉くフィッティングがイマイチ。
 ウィンドウもアチコチ隙間が空いてしまいますんで、エポキシとプラモ用を併用して強引に止めたら

矢印部分にプラモ用を一滴ですが溢してしまいました。切削して均してって随分と頑張ったんですがリカバリしきれず。
いっそハチマキでも塗っちまうか!とか思いましたが、益々泥沼化しそうな予感もしたので見て見ぬふりすることに(笑
オープンカーの裏側固定窓は厄介ですな。今回やっつけた三台の内、裏貼り付け式は此奴だけだったので、
余計に「外ハメにしてくれりゃぁ・・・」って思いました。結局エポキシ使ったお陰で
隙間に接着剤が詰まってしまい、哀れアチコチ隙間だらけのウィンドウになっちゃってオヂサンは悲しい。
これから作ろうって方には、面倒でも填め込み式に加工するのをお薦めします。その場合、ウィンドウパーツだけではなく
ワイパーがくっついてるパーツの加工も必要になります(ワイパー切り取って作り直しとかね)のでお忘れ無く。


 可動式ルーフも、思いの外厄介でした。通常この手の部位のパーツって、黒枠を裏から塗っておけばOKって感じなのですが、
可動式のお陰で”表が裏になり裏が表になる”ので、表裏どっちも”表”って感じで仕上げる必要があります。
 又、ハイマウントストップランプのディテールというか塗り分け指示も変ですし、2ピース構成なので
接着も塗装を溶かさない接着剤を使用しなければ、接合部の黒枠様塗装が溶け出しちゃうので苦慮します。
 

 可動は生かしてますが、↑この画像を撮りたいがために生かしたので、実は閉じきることが出来ません(笑
リアゲート下端に隙間が出来たり、ラッカークリアーで塗装してるので、塗装を傷める可能性もあることから、
閉じるか開けるか最初に考えて組んだ方が楽できます。可動式を生かすなら入念な仮組みが必要。
2ピースのパーツの接合は、テープで仮留めして接合部にエポキシを流す方法で接着。枠の塗装は接着前に、
セミグロスブラックで塗り分けてます。
 尚、撮影時に破損しないよう、組み付けの際に可動用ジョイント部にシリコングリスを塗って組み付けたんですが、
グリス類はクリアーパーツを侵食するので、パーツに付着しないよう注意が必要。実は指紋が付いて
完成直前にペーパー当てたりしてます(笑
 ハイマウントストップランプですが、ルーフ開の時のは洋白に樹脂を盛って着色した物、
閉状態の時のはキットのリアゲート部上辺に溝を掘り、ソコに透明ランナーを伸ばしランナーにして埋め込み着色してます。


 
 フロントのヘッドライトカバーも、意外と合わなくて随分と削り込んでます。前に550マラネロを
仮組みしたときはスンナリ填った筈なんですが、今回は仮組み段階から微妙に浮き加減。擦り合わせているウチに
微妙にマイクロクラックが走り出したので、慌てて手を止めてそのまま接着しました。枠は、
ガンダムマーカーのガンダムブラックってのを塗って囲んでます。此処だけはボディーカラーがブラック系で楽でした。
赤とか黄色のボディーカラーだと、マスキングは至難の業かも知れません。
 エンブレムはモデルファクトリーヒロの立体エンブレム。意外とケバ立つのでカッターで切り出す必要があり、
またシール効果も弱いので、結局接着する必要があります。
 グリルは、以前のエントリーで紹介したように洋白帯金の格子組みにエッチングの馬マークを貼ってます。
両サイドのインテークにもメッシュを仕込んでますが、ボンネットのダクトのメッシュは、キットのパーツをそのまま使用。
ちゃんとメッシュになってて穴が空いてまして、バランス面からも置き換えの必要は感じませんでしたのでそのまま。
 
 フェンダーのスリット部は、肉厚を薄くして形状を整えた上でメッシュを貼ってます。
マーカーは2mmのアクリル棒をリューターで加工してクリアーオレンジに塗装し、ガンダムマーカーの
メッキシルバーで縁取りを加えボディーに埋め込みました。


内装関係は、以前のエントリーで紹介した改修以外は殆ど無し。強いて言えば、メーターパネル用の板パーツを紛失したので、
メーター用デカールを透明プラ板の裏から、デカールの表面にセッターを付けて貼り付けた物を接着してます。
センターコンソールのスイッチパネルは、一旦メッキを落としてクレオスSMのクロームシルバーにて塗装。
 ルームミラーは、ミラー用ステッカーが用意されていたのでそのまま貼りました。
 又、ステアリングセンターに、ボンネットエンブレム同様ヒロの立体エンブレムを貼ってます。
 ドアのキーホールには、1mmの下穴を開けておいたので、ソコに研磨した0.8mm洋白を埋め込んでます。


 リアセクション。クォーター部のエンブレムとトランクハッチの馬マークは、共にタミヤのインレット。
 クォーター部は、ホントは片側がピニンファリーナで、もう片側がSUPERAMERICAのロゴとイタリア&アメリカ国旗が有るんですが、
当然そんなインレットはないし、片側だけインレットで片側だけデカールってのはアンバランスですから
両方にピニンファリーナのインレット貼ってます。
 テールランプは、ブラックテールってタイプにしてみました。こんな高級車にそんなパーツが有るとは知りませんでしたが、
カスタムされた550や575で装着されている固体の画像を見て真似てみました。オレンジの部分は、
ここも透明なバージョンや赤い反射板だけのものも有ったりするんですが、配線替えオレンジ仕様って事でイレギュラーです。
 オレンジの部分だけ塗ってるようで、実はレンズ部はスモークで塗装し、外周はリアルブラックで囲み、
レンズ基部にはアルミキッチンテープ、レンズの真ん中はレンズパーツにメタルックのポンチ抜きを貼る等、実は手間かかってます。
オレンジの希釈をミスってグダグダになってるのちょい悲しい。
 あと、マフラー脇のメッシュ部も刳り貫いてメッシュ貼ってます。


 

 そんなこんなでようやく完成。
 
 三台並行の三台目って事でトリの一品なのですが、どうやらモチベーションも切れ切れだった様で、
個人的にはこれが一番出来が悪いです。特にフロントウィンドウ右上部の隙間開きは致命的。リカバーしようかと思いましたが、
仕上げ段階だったので補強用のゲート&ランナーは切除した後でしたし、オープンカー故に
修正中の不可でピラーを折ったり塗膜を割る可能性があるため諦めました。
自動車模型は、最終組付けや仕上げ段階でミスが出易く、また小さなミスが全体の完成度を著しく落とすことがあるんですが、
そういう意味では適当な性格の私には荒行的趣味なのかも知れません(笑。でも完成させたんだから、
積むよりはマシって事で、失敗は次に生かそう♪

では、簡単に今作のレシピを。
------------------------------------------------------------------
ボディーカラー:
     ▼下地目止め=タミヤサフェーサー→クレオス#1200[グレイ]
     ▼下塗り色=フィニシャーズ ピュアブラック
     ▼ボディー色=クレオス スーパーブラック+フカヤ パール粉「ホワイト」
     ▼クリアー =フィニッシャーズ[オートクリアー]
インテリアカラー:
     ▼ベースカラー 黒部=モデラーズ インテリアブラック
            タン部=クレオス タン+RLMサンディブラウン+キャラクターレッド
     ▼フロアー =ベースカラー(タン)+クレオス ブラウン  

修正箇所 :外装
     ▼前バンパーグリル自作品に換装
     ▼各開口部にメッシュ追加(ハセガワ 菱目M)
     ▼サイドステップ部の接着合わせ目消し
     ▼ハイマウントストップランプ自作
     ▼シートベルト&キャッチ追加
     ▼フロアーカーペット処理
     etc...
--------------------------------------------------------------------
全体的に組みやすいキットでありました。普通に作るのであれば、週末だけでも出来上がっちゃうと思います。
550の時には問題があった点、左ハンドルに右ハンドル用ワイパーとか
前後バンパーのフィッティングの悪さ等も解決されてますし、
パーツ数は少ないけど、充分な再現度でありまして、果たして模型としてこのお手軽さが
良いのか悪いのかは別として、誰でも作れる好キットであることは間違いなしでしょう。
但し、清潔感を以て綺麗に作るのであれば、クリアーパーツは全体的に仮組み摺り合わせ修正が必須ですし、
塗り分け箇所も多いので、そこらをどれだけ丁寧に出来るかで、意外と完成時には差が付くキットでもあります。
 残念なのはホイールとグリル。グリルは自作で乗り切りましたが、ホイールはブロンズゴールドに色は変更したけど、
物自体はキットのママ。お金持ちな御諸兄は、社外品に交換してやるのが吉かと思います。まぁ、キットのままでも
パッと見判んないっちゃぁそうかもしんないんですけどね。
 それとエンブレム類にもちょいと苦言。ハセガワやタミヤが採用してるインレット、フジミもこれだけ
フェラーリのキットで「フェラーリはフジミ」状態の認知のされ方してきてるんだから、そろそろ採用してくれても良いんじゃないでしょうか。


 さて、前作のムルシエラゴの時に「超亜米利加」が完成しないと飾れないと言ってましたが、
今回はウェーブ製のQタイプという、AFVのジオラマや1/72の飛行機などを飾るためのケースを使用して
ムルシと超亜米利加の二台を纏めて固定してみたかったんです。っつーか、元はこの二台、展示会用の作品の予定だったので
このベースに固定することは最初から決めてたんですよ。展示会は3ヶ月くらい前に終わってんすけど(笑。

折角同時に進めてたんだから、こんな感じで飾るってのも面白いんじゃないでしょうか。

 昨年末から続いていた独りオーポンカー祭から、漸く開放されてほっと一息。

さぁ、次は何作ろう?ちょっと車とは違う物も作ってみたいしな~

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お祭りが始まります!

2007年04月21日 | 模型
 ども!今やってるキット製作が終わったら、一旦製作をお休みして、
夏に備えて模型部屋にエアコンを導入しようと画策している@河童です。
なんせ昨年末から同時進行で三つイッペンに作業開始して、四ヶ月くらい製作机の周辺は
ゴミ屋敷の如くなってるんですが、そういうのを片付けないとエアコン入れようにも工事が出来ない(笑

 ってか、実は超亜米利加、完成したんですよ。最後に来て、またも色々あったんですけど(笑

 しかしながら、21日から弾丸さんが構築した祭ページにて第二回のポロリ祭が開催されるんですが、
そっちには参加しようかなーと思わせぶりしといて枠まで貰っておきながら、製作に入ることすら出来ず、
そこへもってきて今頃「超亜米利加完成しますた!」って画像UPするのも如何な物か?wと憚られまして、
取り敢えず祭ページが稼働したのを見届けてから、コッソリひっそりUPしようかなって思ったわけで、
今夜はアップ無しです。ペキモ君なんかも作りかけを中座して祭り用手掛けたりしてたし、個人的にも
中座して始めようかという気がないわけでもありませんでしたが、ちょっと風呂敷を広げにくい事情ってのも出てきたわけですよ。

 まぁ作りかけが全て完成したので、明日からはちょいと部屋のお片付け。塗装ブースやらコンプレッサーやら
積みキットやら大袈裟に動かしたりするので面倒ったら面倒。でも、夏には二人目が生まれてきますし、
その為の各部屋の模様替え等も一気にやらねばならないってこともありまして、その煽りで
私の居場所も益々狭まっていくであろうことから、唯一とも言うべき根城の快適化計画を
今年こそ実現させよう(っつってもエアコン入れるだけなんだけど)って魂胆です。

子供より模型部屋かよ!(汗

いや、そういう訳ではないんですが、折角出戻ったのに僅か三年で止めちゃうってのもねぇ。


 ところで、新米パパさんやTGDさんやペキモさんとこでも話題になってたフジミのC2。
思えば久々のF1プラモで、タミヤ以外ではモデラーズのフットワークFA13以来じゃぁないっすか?いや長谷川の021か?
タミヤ自体、もうF1をやる体力は無いらしく、昨今の新製品発売の勢いを見ても、フジミの方が
元気があったわけですが、とうとうF1プラモまで侵攻してきたってのは正直驚いた。C2って車種選定は、
フジミが精力的にリリースしてるフェラーリキットの購買層に於ける知名度、支払ってるパテントの効果的な行使、
タバコ問題という最大級のネガティブファクターに囚われない、GP別の仕様差が大きくバリエ展開可能、等々の事情が
巧いこと絡み合った結果って事なんじゃないでしょうか?個人的には仕様差って点で、
プラモならガレキで持っていない仕様も揃える事が出来るんじゃないかと超期待。ガレキは高価なので、
幾つも仕様違いが出てきても、全部買ってたら簡単に10万超えたりしますし、製作もプラモほど精度はないので、
一仕様作ったら精魂尽き果てることも多いわけですから、「もう出尽くしてる」ってな声に反して
意外と需要は大きいんじゃないかと思うんですがどうでしょう?ちなみに我が家には、モデラーズもスタジオ/ヒロのも
在る訳ですが、何故かどっちも標準型を買っちゃってる頭の悪い買い方してますんで、カナダ仕様やモナコ仕様や南アフリカ仕様辺りを
バリエーション展開してくれると嬉しいんですがね。あと、デカールはカルトグラフを激しく希望ですが、過去のLM系車両を振り返ると
限定版で個数限定ならともかく、レギュラーで入れてくれるかどうかは怪しいところです。っつーか入れてくれ(笑
 
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1/24 法拉利 超亜米利加 その八

2007年04月15日 | 模型
 今日仕事の途中でw模型屋に寄りますと、流石のド田舎の町にも
フジミの599フィオラノが入荷してまして、中身も確認せずに即購入。
kazuさんも仰ってましたが、550系同様に非常に簡素で割り切った
少数パーツ構成ですが、内装のピラーやルーフの内貼りとか、
ハイマウントストップランプなんかがキチンとパーツ化されてましたし、
「デカ過ぎんじゃね?」って気もしますが、前後異径サイズのホイールが
用意されてたり、リアの特徴的なウィンドウ周辺も、中々巧いこと
パーツ化してきた意欲作でもあります。まぁこれはこれで良いんじゃないかと。
でも、スポーツカーは足回りくらいキチンとパーツ化して欲しいとも
思うんですよね、欲を言えばですけど。
 他に、前回のエントリーで買い逃したっつってたタミヤのF16CJが
再入荷していたので即ゲット。屋内密輸の問題で599同様画像は用意出来ませんでしたが、
中身の出来にはちと驚いた。もうね、パーツてんこ盛り。これでもかって位入ってまして、
ハセガワだと別売りで逃げられるウェポン類も山盛りセットになってます。
モールドもシャープなことこの上ないし、ハセガワではアチコチ間違ってた
ポイントも、タミヤのCJブロック50は抜け目なく再現されてます。
キャノピー形状とかエアインテイク周りとかコクピットとか、パーツ数は
非常に多いんですが、パーツ見てるだけでワクワクするような感覚、
やっぱプラモデルは店頭で箱開けたときにモチベーションが上がるような
製品がいいですよね。なんでこのコンセプトが車では出来ないんでしょうか?(笑

 それから、これは小物だったので密輸が簡単でした。

yoshiさんが絶賛してたクレオスのGX系塗料のクールホワイトとスーパーホワイトⅢ。
何時使うんだよ?と自分を問いただしたい気もしますが、こういうのは実験君に吹くなどして
一応データを持っておきたいんですよね。使用したらまた報告します。


 さて、超亜米利加の製作記八回目です。今回は外装系の小物パーツからスタート。
このキット、オープンカーの割にやたらとクリアーパーツが多く、またそのクリアーパーツも
悉く塗り分けを要求されるので結構面倒くさかったです。特にルーフのパーツとリアウィンドウが面倒くさかった。
 所謂”黒枠”ですが、今回はキットにマスキングシールとか付いていなかったので、
自分でチマチママスキングしました。決まった方法を使うんじゃなく、その時の気分次第で手法は変えるんですが、
今回はウィンドウだと上編と下辺のRの付いてる部分はモデラーズのハイテクマスキングテープを、
左右辺は直線なのでタミヤマスキングテープの細切りを使用してマスキング。

他にも同じセミグロスブラックを吹くついでって事で、ボディーの窓枠モールにもマスキングを施し、
フィニッシャーズのセミグロスブラックを塗装。ルーフとリアウィンドウにはハイマウントストップランプが有るんですが、
これの塗装が実に判りにくくて、資料写真を見ても判りづらく(ルーフの開閉によってストップランプ位置が上下に変わる構造の影響)
インストも信用性が低いフジミって事で当てにならず、ちょいと悩んでしまいました。

 リアコンビランプは、通常のカラーリングではなく、アウトサイドメーカー製のアフターパーツにありがちな
ブラックスモークテールにしてみました。ボディーカラーもイレギュラーな色ですし、そのついでって感じです。
具体的には、先ずポンチで白抜き円形マスキングを作ってマスキングを施し、マーカーのオレンジ部を塗装。
オレンジを塗らなかった方には中心部に、やはりポンチで切り出した円形アルミテープを貼付。
更にオレンジを塗った方もオレンジ部にマスキングを施しまして、パーツの裏からスモークを軽く吹き、
最後に外周部のみ表からグロスブラックを吹いてます。なんかの外車雑誌で見かけたパーツを模倣してみたつもりなんですが、
オレンジの塗装の際に希釈を薄くしすぎて巧くオレンジが乗らず、そこに筆で裏からタッチアップするような感じで色を挿してみたんですが、
やはり筆塗りはいけませんね。小汚くなるだけです。

 ヘッドライトユニットもマスキングして塗装。これがまたチマチマしてて面倒ったらありゃしない。
ポンチと細切りを駆使して、三発有るシルバー指定部分に、クレオスのSMシリーズクロムシルバーを吹き付けてます。



 塗装以外では、ボディー各部の開口部にメッシュを貼付。ボンネットダクトと、
左リアフェンダー前方に在るダクト部のメッシュは、キットのパーツでもちゃんとメッシュになってるので、これは有り難くキットパーツを使用してます。
 メッシュ関係は、悉く画像がぶれたりフォーカスが合わなかったりで、10枚くらい撮った画像も
オールピンぼけ状態で巧く撮れませんでした。
 


 巧く行けば次回完成かな?と我ながら思ったりもするんですが、明日から二泊三日で出張に出ますんで、
またも作業は止まってしまう模様。ペキモ君は一週間くらい失踪するそうですから、
それよりはマシですけどね。時間と心の余裕が欲しいですな。こんなペースで、積んでるキットは
死ぬまでにどれくらい片付けられるものでしょうか?新しいキットをウッカリ買う度に自問自答するのですが
物欲にいつも負けてしまいます。
コメント (10)
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ヤスリの話

2007年04月11日 | 模型
 異様に忙しかった年度末年度始でしたが、今週辺りから漸く沈静化してきて、
細々と模型製作再開の@河童です。取りあえず油断してる間に発売されてた

タミヤ1/48 F-16CJを買い逃してしまい、既に地元では売り切れでorz←こんなポーズを店頭で取ってしまってます。
ガレキじゃないから再入荷するの待つだけなんですけどね。新入荷といえばフジミの599フィオラノも出荷されたらしいですな。
地元は広告に
※一部地域では発売日が異なります
と記載される一部地域のクソ田舎なので、まだ数日先の入荷になりそうですが、出来は結構良いとの噂で楽しみです。

 さて、超亜米利加の製作ですが、シャーシが一段落したので、目下外装の小物をヤッツケ中。
組み立ては簡単なのですが、やたら塗り分けが必要な箇所が多く、昨日はマスキングだけで費やしてしまいました。
それでも以前製作したポルシェ911GT1よりは遙かにマシですけど。

 マスキング作業中に、超亜米利加の特徴でもある可動式ルーフのパーツに、完成後も外部に露出する部分でありながら
物凄いヒケが出てる場所を発見

↑の画像の矢印部分がそうなんですが、見なかったことにしょうかとも思いましたが、無視できないほどのヒケだったので
渋々とパテ処理しました。使用したのは、私にとっては非常に珍しい光硬化パテ。電灯に当てると速攻硬化するので
こういう後から出てきた不具合の調節には、流石に便利かと思います。塗装も艶消し系の黒を塗る箇所なので、
経変が起きたとしても大した影響は無さそうですし。ただ、このパテは、食い付きが非常に悪いので、
画像のようにハケ塗りの瞬着をパテ塗布面にサッと塗ってから、その上に盛りつけております。

 後はバリバリ削って整えるだけなんですが、削ってる最中に「ヤスリをネタにエントリ書こう!」と思いついたので、
ここから先は製作記ではなくヤスリの話。ヤスリって言ってもペーパー類じゃなくて、棒ヤスリや板ヤスリの方面のネタです。

 棒ヤスリと言っても種類は様々有るのですが、プラモデル製作用で最近非常に気に入ってるのが、
タミヤの押し削りタイプのクラフトヤスリPRO

平タイプと棒タイプがあるんですが、これの平タイプがメタクソ使い易いです。切削感も抜群ですし切削後も非常に綺麗、
目詰まりも少なく、詰まってもメンテが楽々、力を入れなくてもサクサク削れてしまうので面出しがこれまた楽な逸品です。
値段が少し高いのが玉に瑕ですが、値段相応の性能は持っていると思います。
 ただし、プラやレジンを相手に特化したヤスリなので、金属に使用するのはヤメといたほうが良さそうです。
刃がシャープなヤスリなんでしょうね。とは言え、刃が脆い訳じゃなく、樹脂系素材を削るなら丈夫で長持ちだったりします。



 2mm径アクリル棒からフェンダーのウィンカーをリューター簡易旋盤加工で1mm径に削り出した物ですが、
このヤスリで概ね形状出しを行い、アートナイフで整えて消しゴム研磨したのが上の画像のパーツ。
流石に乱暴な使い方でもありますんで推奨はしかねますが、こういう使い方しても簡単にナマクラにはなりません。
寧ろ削れが早いので、加工時間が非常に短くて済みます。

 プラモデル用として、もう一つ紹介しておきたいのがハセガワ/トライツールのレーザーファイル(鮫肌ヤスリ)


 形状出しにバリバリ使う様なヤスリではないのですが、切削面が非常に綺麗なヤスリです。
押し削りや引き削りではなくペーパーのように往復させて使用するんですが、
にも拘わらず切削後がシャープに仕上がりますし目詰まりもしにくい。
特にゲート跡の処理やバリ取りに重宝しまくってます。その耐久性に比して価格も比較的安めです。

 上の二つは模型メーカーが出してるので、ド田舎でも比較的入手は楽なのですが、ここからは模型店以外で入手するヤスリを紹介。
 先ずは、精密加工用の針ヤスリの類。

 非常に細い棒ヤスリで、私が持ってる物は0.6mm径~1.0mm径の物となります。
ミネシマってとこから、0.6mm径の粗・仕上げ二種類の針ヤスリが出てて、大きな模型店で簡単に手に入りますが、
他にもホームセンターの彫金工具売り場や鉄道模型専門店などに行くと、福原金属や上野文盛堂辺りの製品が有りますし、
各種径を揃えておくと非常に重宝します。

 次はごく一般的な棒ヤスリ。

 これはもう五本で600円とかのナマクラヤスリでございますが、それでもヤスリとして売ってる以上、
全然削れないとかじゃなく、寧ろ普通にバリバリ削れます。CRC注しとかないと速攻錆びたりしますが、
反面フラックスが付着しようが錆びようが、使い捨て感覚で後腐れがないので、或る意味一番使用頻度が高いかも知れません。
 画像では錆びてますが、最近メタル系を作ってなかったので錆びちゃいました(笑。
画像の中に、バローベのヤスリらしきものが錆びが出て悲惨なことになってるっぽいのが
混ざってるように見えますが気のせいです
どんなに良い物でも終わりが来る物です。

 次はダイヤモンドヤスリ。これも上の棒ヤスリ同様、かなり豪快に使用してまして、
やはり使用頻度も高めです。

 先述の棒ヤスリのような物だと、概ね押し削り指定でヤスリを動かす方向が指定されてますが、
ダイヤヤスリはそんなの全然関係なく後ろから前から(画像ry)ガシガシ削れます。ただ、ハンダやホワイトメタルが相手だと
目詰まりが激しいので、そうした材質を相手にするのは或る意味弱点かも知れません。
一応ダイヤの粒子を蒸着させてるって話なのですが、値段も性能もピンキリなので、高すぎず安すぎずってのを選んでますが、特にブランド等の指名買いはしてません。

 お次は、今度は棒ヤスリでもメーカーを指名して、オレ様がわざわざ買ってやってる棒ヤスリです。
 
 左が言わずと知れたバローベの彫金用細密加工ヤスリで、右が国産の雄ツボサンの目立てヤスリ。
 バローベの方は、主に金属パーツの面出しや形状出し等に使用するんですが、兎に角サクサク削れます。
最近相互先のベルガーさんも使い始めてかなりお気に入りの御様子ですな。
金属相手にしていても、その削れ味はプラを相手にしたときのタミヤのクラフトPRO並。比較的耐久性も高く、
使用後のメンテ(豚毛ブラシでカスを落としてCRC処理)さえしとけば、結構長い期間使えますので、模型の加工用程度であれば
多少高めの価格(1000~1200円程度)といっても充分元は取れます。
 番手も形状も種類が多いのですが、私は#0と#2という目の大きさを愛用してます。
 バローベの製品は、スイス製と言うだけあって取扱店が判らない向きも多いかと思いますが、私の場合だと
ジャパン・ホビーツール
シーフォース
SUZUHO
オリオンモデル(トライスター・ジャパン)
↑こういう店から、バローベの工具は手に入れることが多いです。最近だと模型店という
私的な敷居の低さから中田師匠のオリオンかな?(笑。店員さん(番頭さん)の応対が実に爽やかですし。

 画像右のツボサンの目立ては、これまたここのを指定買いしてます。
バローベなんかの使い勝手の話を聞くとき、よく「国産のとはキレが違う」って言い方を聞きますが、
稀に「バローベ使ったら国産なんて使ってられない」ってな事仰る人が居ますが、このツボサンのヤスリは
全然捨てたもんじゃない。寧ろ田舎者には、入手が比較的楽(大抵のホームセンターに有る)な分、
メーカー指定買いする価値は充分に有ると思います。ここの細工用棒ヤスリも非常に削れがシャープですしオススメです。
一部で有名なブライト900ってのを使ってみたいんですが、少々高価なのでまだ入手したことはありません。
エルさん辺り持ってそうな気もする(笑

 次は、エントリー的にどうか?とも思いましたが、今まで紹介したこと無かったので、サテライトなるメーカーの「絶対プラモヤスリ タイラー
 
絶対とは・・・・
絶対とは、条件づけられることなく、独立的で、それ自体において完全であることを意味する。相対というのに対立する。
運動する物質そのものは、なんら条件づけられておらず、制約されず、なにものにも依存していないから、絶対ということができる。
しかし、物質の運動には具体的な無数の種類があり、それらはたえず変化し、一は他のものへと移りゆくので、
これら具体的な物質のあらわれは絶対といえず、相対である。すなわち、条件づけられており、
それだけで独立しておらず、他との関係のうちにある。それと同時に、この相対のなかには、
物質の絶対的運動をふくむので、たんに相対ではなく、絶対をそのなかにもつ。
絶対は相対と対立しながら、またこのような関連をもっている。
 絶対のみ真実在として、相対を仮幻とするのは、形而上学的しくの産物であって、
観念論者によって説かれたものである。また世界の根本的実在として、精神を絶対としてみとめると、
これまた観念論を生みだす。
          (青木書店 哲学事典)

 うーーーーーーーーーーーーむ、何だかよう判りません。ちなみに私は絶対領域より上方が大好きです。
 このヤスリですが、安物の樹脂製台座にフィニッシングペーパーが貼り付けられただけのもの。
しかしこの台座が実は激しくミソでありまして、側面から見ると湾曲してるくせに、
実際に使用すると見事に平面が出せてしまうという優れもの。一箱三個入りで280円という
今時素敵な価格設定なのですが、「ペーパー貼り替えれば買い足さなくてもいいんじゃね?」って思えるのは私だけか?w
実際使い易いんですが、まだ貼り替えはしてません。っつーか今度してみます(爆。
「んなもん当て木にペーパー捲いてりゃ同じじゃねぇか!」と思ったテレビの前のキミ!!ダマされたと思って使ってみてくれ!
そんな感じでかなり私的にキテる逸品です。こら目から鱗です。

 最後に、透明パーツ特化型のヤスリ?

三角柱型のものは、100円ショップにある爪研ぎ用ヤスリです。
粗目・細目・仕上げ目と面によって三種の研磨シートが貼られてるんですが、これで透明パーツの
ゲートを処理してやると、コンパウンドとか使わなくてもピッカピカに研磨することが出来ます。
表面もピカピカに出来ますが、ドライサンディングになるため、最終的にはペーパーとコンパウンドの御世話にはなりますが、
それでも#400とか#600辺りのペーパーでガシガシ削るような作業の後の傷消しの場合、
一回このヤスリで研いでやれば、大幅な作業時間の短縮がはかれる程度には磨くことが可能です。


 こんな感じで今回はヤスリネタでした。お役に立てると良いんですけどねぇ。
コメント (17)
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帰還

2007年04月06日 | 模型
 無事に大阪強行軍出張から帰還した@河童です。メチャクチャ歩き回ったので
かなり疲れました。

 宿がミナミだったので、久々にミナミ界隈をゆっくり彷徨いたんですが、
法律の規制のお陰で、妙な呼び込みが声掛けてこないので、随分と歩き回りやすい
環境になってて好印象。そんな中、一度行ってみようと思ってた

難波極楽商店街

なるテーマパークに参上。いやぁ、ジモティーな友人から噂は聞いてたんですが、
これはやっぱりコンセプトとして失敗でしょう。ケチが多いとか揶揄される大阪に、
食い物喰うために入場料を払わなければならないシステムが受け入れられるはずが有りません。
観光客用なんでしょうけど、ネットなんかで速攻「あそこはおもろない」と情報が流れる世の中で
もうちっとマシなことせんと、あっという間に潰れると思うな。大笑いしたのは、中に串カツのだるまが在ってですね、
「ああ、そういや難波に出店したって聞いたな」とか思ってたんですが、その難波の店ってのは
この極楽商店街の中の店じゃなくて、すーーーーーぐ近所の法善寺に在る方の事でして、そんな目と鼻のとこに
入場料払わなくても食える店舗がありながら、何故に極楽商店街に出店してるのか、訳が判りません(笑
っつーか、一応昭和初期~戦直後辺りの時代の雰囲気を再現した作りになってるテーマパークなので
ノスタルジックな雰囲気は充分あるんですが、肝心の食に関しては、そもそも道頓堀界隈全体が
食の万博みたいなとこなんですから、場所的に完全に外してる気もします。
 とか言いながら、昔懐かしい肉屋のコロッケを、油紙にくるんで貰って歩きながら食ってると
子供の頃を思い出して嬉しかったり(笑。
 結局極楽ではコロッケくらいしか食わず、外で串カツやらお好みやらたこ焼きやら土手焼きやら、
大阪ジャンクフードを満喫してたら腹一杯になっちゃいました。いやぁ満足です!

 模型関連では、二日目の変える間際に、バタバタと二件ばかし寄ってきました。
今回は仕事が詰まってて、模型店を巡るような時間はあまり取れなかったのでバタバタでした。

 一件目は、本町にあるホビーランド
ここは知る人ぞ知るスケールモデル専門店で、冗談抜きで何でも置いてるスゴイ店です。
ただ、AFVと飛行機と艦船が専門の店なので、車モデラーには縁薄いです。店の場所が判りにくくて
時間無いのに道に迷いそうでしたが何とか到達。時間が無いオレちゃんには、あまりに酷なる充実しまくってる店内です。
キットもソコソコ置いてあるんですが、この店のメインは、所謂改造・ディテールアップパーツです。
今回のお目当ては、エデュアルドのコクピット用エッチングだったんですが、色んな通販ショップで
「在庫切れ」
に涙を呑まされまくってたこの手のアイテムも、そらもう
「こんなに取りそろえて経営は大丈夫か?」
と心配になるほどの充実ぶり。お目当てだったF-14A用エッチングとF/A18F用エッチングもいとも簡単に見つかりました。
 
ただのエッチングなんじゃなくて、精密な印刷が施されてて、出来が非常に繊細で素晴らしい!肉眼で見るのは初めてでしたが、
結構高価なのに躊躇無く買ってしまいました。金属素材やツール関係も、正直車専門のショップさんより品揃えが充実してて、
そういう意味では、車専モデラーさんでも行ってみる価値は大きいように思います。
ドラゴンの三突Gとかも有って、他にも色々買ってしまいそうになりましたが、
もう一件行くので今回はお目当て品以外では、やけに充実していた金属素材を買ったのみ。
店員さんも凄く親切丁寧で、膨大な品数の前に希望の品が見つからずアタフタしてたら、細かく質問に答えてくれて
ササッと品物を出してくれました。こら絶対生き残れるいい店だわ。

 さて、もう一件は毎度お馴染み福島のROMU。理由は判らんが、1/43の特価コーナーに予想外に沢山積まれてて
思わずプロバンスの550GT-LMを買ってしまいました。4割引でした!BBRの550も4割引だったんですが、
ペキモ君がBBRの575を買った筈なので、ブログでネタが被っても良いようにプロバンスを購入。
嘘です、プロバンスの方が1000円程安価でしたからです。575が有ればBBR逝ったんすけどね。
248F1のUSAとかマーチ761とかT2六輪とかF2001とかFW27とかアウディA4DTMとか360GTとかも3割4割マーチなんて5割引でして、
つい他にも手を出しそうになりましたが、グッとこらえるオレちゃん(笑。
あ、1/24でモデラーズのガルフマクラーレンGTRってのも有って買う寸前だったけど、
経変でピラー歪んでて止めときました。実に惜しい。
 
他には、細々とした物を数点と、1/43F1もののスペアデカールを数点購入して買い物終了。

 収穫は少なかったですが、充実度の実に高い出張でもありました。

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大阪へ

2007年04月04日 | 模型
 ども!我が家の閻魔カミ様が娘と共に実家へ帰省しとりまして、お陰で密輸し放題の日々を
送ってる@河童です。「買ったまま放置プレイ,模型」という、何とも的を射た検索ワードでここに辿り着いた方が居られます(笑
すまんこってす。

 さて、四月と言えば桜!桜と言えば花見!花見と言えば酒!酒と言えば踊れ!踊れと言えば!!(←無理矢理。


 皆さん頑張ってますか?(爆←お前もガンガレ

 因みに、私、相も変わらずでして、明日から大阪出張、その後祭〆切までの間に、年度初めの
アホみたいな出張会議が各地で連日開催されまして、もうね、どうにもなんないですよ。誰か代わりに作ってくれっつー感じ(笑
終わりと始まりとは同じ時なのである
なるほどーって感じで今更実感の日々でございます。

祭ページも次第に開幕モードになってきてます。
http://suzukade.ojaru.jp/
弾丸ライナーさん入魂のページ。表明まだの方は是非気軽にやってみましょー!

さて、そんな訳で明日から大阪です。ペキモ君みたいにパリとかじゃないけど模型屋も寄るかね??
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四月です!

2007年04月02日 | 模型
 四月です!
 昨夜から今朝までは、先輩の結婚披露宴に出席してから、仲間内でドンチャンやってた関係で博多に居たんですが、地元まで帰還する途中、わざわざ小倉に立ち寄って馴染みだけど遠路なのでなかなか行かない模型屋へ。この店が、私が唯一通えるエリアにあるフィニッシャーズ塗料取扱店だったりもしますので貴重です。

 いつの間にかサービス券(購入金額の10%)が貯まってましたんで、それを使用してお買い物です。
細々とワケワカンナイものも買ったんですが、今回のメインはタミヤのSC430とロータス99T。なんやかんやで1諭吉位になったんですが、サービス券のお陰でタダ同然。何か得した気分。

 で、帰宅してみると、上手いタイミングでアマゾンとAMCから密輸の品が到着。全部「1日の午後」を指定してましたんで、なんの問題もなく密輸完了。

カミ様が不在予定を宣言してくれると、密輸も楽々です。画像の他にも色々買ったんですが、キットとして今日入手できたのは画像の四品。
 先ず、タミヤのSC430ですが、デカイ箱にダイキャストシャーシにスッカスカのパーツ達っていう最近の御約束な構成ですが、シャーシをよく見てみると、ダイキャストじゃなくて金属板を埋め込んだ樹脂製です。うーーむ、手を出してみないと何とも言えないが、どうなんでしょうコレ?
 それはともかくとして、今回は一寸デカールに苦言です。ものはカルトグラフ製の良質なものが入ってるんですがね、
 


スポンサーロゴをカラーリングに一発刷りすんじゃねぇ!!!!(激怒)

ほんと、いい加減勘弁して欲しいですよこれ。正直言ってですね、NSX-GTでは軒並みこのパターンでやっつけられてたんですが、カラーリングを塗り分けで済まそうという向きには、このスポンサーロゴを一体にされると色合わせでメタクソ苦労するんですよ。レイブリックNSXとかTAKATA NSXの様にボカシ部分をクソ粗いドット処理でやっつけてスポンサーロゴを一発刷りとかいうのよりは今回はマシですが、それでもほんと勘弁していただきたい。1/43ならともかく、スケールデカいんだから、塗装派への配慮くらい有っても良いんじゃないかと思うんですけどねぇ。
ロータス99Tは、旧来品に一部新規パーツが加えられ、一部デカールのロゴがゴッソリ削除された仕様。新規パーツが気になったので一個買ってみましたが、旧来品を無駄にストックしてるので一寸後悔気味です。

 AMCからは、AMCブランドのティレル021とヒロのF2004が到着。021は、車体同様シンプルなキットです。1/24ではキット有ったけど、1/20では意外と穴でしたな。
 ヒロのF2004は、今回もびっくり箱でした
 

モノコックやエンジンカウルはレジンでパーツ化されているんですが、どうも所謂普通のレジンとは違うっぽい。成型色が真っ白で、型もどうやって設計したのか知らないけど、一見インジェクションキットのパーツと見紛うような出来の良さ。実際に製作してみると、レジンらしく各所との合わせや歪み取りで苦労するんかも知れませんが、取り敢えずパッと見は好印象です。インダクションポッドも綺麗に脱けてるし、

エンジンカウル部分なんて、インダクションの後端部には薄い金属が埋め込まれてるという新しい試みも窺えます。此処のキット、最初期のキットでもプレス材のシャーシとか挽き物のモノコックとか、思いがけないアイデアを躊躇無く盛り込んでくるトコが面白いんですが、闇雲なんじゃなくて、作る立場に立って知恵を絞ってると思わせるトコが良いっすよね。私的にド本命の248F1も、今年中に出してくる予定になってますんで、一体どんなキットで出てくるのか今から楽しみです。問題は、私自身が何時作るんだ?ってとこなのは、最早恒久的な問題な訳でありますが・・・・。

 最後にもう一ネタ。アマゾンから

「STARWARS SCULPTING A GALAXY」
の日本語版が到着。先行で洋書では出てたんですが、思ったよりも高くならずに日本版が出ると聞いてたので予約してたんですが、これがとうとう届いたのであります。SWメカのプロップ写真集でして、モデラー的に知りたかったディテールが、モデラー的視点で掲載されているという素敵な写真集です。

ATATのディテールも、鮮明な画像で尚かつ超大写しです。一応全エピソードのメカ&パペットのプロップが網羅されてるんですが、AMTや独レベルやファインモールドから出てるSW関係のキットを作る際には役立つこと間違いなしって感じです。
コメント (11)
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