Sweet Step

韓国ドラマと宝塚歌劇の感想を書いています。

宝塚歌劇 宙組「天は赤い河のほとり」「シトラスの風-Sunrise-」

2018-06-10 | 宝塚歌劇

真風涼帆さん、星風まどかさんのお披露目本公演。
幸運にも2回観ることができました。

☆「天は赤い河のほとり」
この作品が宝塚で上演されることが決まってから、
原作ファンの方から「宝塚でやるんだね。観てみたい」と言われることが多くて
人気のある漫画なのだなあと。
わたしが観たときも、宝塚ファンではない原作ファンの友人と観たのですが、
正直イメージ大丈夫かな?とドキドキしていたのですが、
よくあの長い話を1時間半にまとめたね。カイルがかっこよかったと楽しんでくれたようでした。
今回はカンパニーの教訓?をもとに、観終わってから原作を読んだのですが、
友人がナキアの描かれ方が宝塚ではやさしいと言っていた意味がよくわかりました(汗)
エピソードの入れ替えも多く、小柳先生がいろいろ工夫された様子がうかがえました。

☆「シトラスの風-Sunrise-」
20年前の再演も数年前の全ツも観ているのですが、やっぱりオープニングが好きです。
衣装の色の洪水、とても華やかで、20年前がよみがえってきます。
踊っている宙組生たちの誇らしげな表情もとても印象に残りました。
この作品は宙組の財産なのですね。機会があるごとに再演していってほしいなと思いました。


キキちゃん(芹香斗亜さん)と愛ちゃん(愛月ひかるさん)、
同期2人の並びと様子がとても素敵で、
トップのゆりかちゃんと宙組生で作るこれからの宙組がとても楽しみです。

宝塚歌劇 月組「カンパニー」「BADDY」

2018-06-10 | 宝塚歌劇

ゴールデンウイークに観たのですが、
もっと早い時期に観ておけばリピートできたかもしれないのに
と深い後悔でライブビューイングも観ました。

☆「カンパニー」
原作を読んで入念に予習するばかりがよいものではないと思いました。
「カンパニー」の原作本はとても面白くて読めてよかったなあと思っています。
ただ、それを宝塚歌劇で実現するとなるといろいろ変化を起こさざるを得ないんだなあと
改めて思いました。
逆に原作本を読まずに観た方は、たまきち(珠城りょうさん)の役が
妻と娘に家を出ていかれた、コネ入社でリストラ寸前にバレエ団に出向させられた人だとは
とても想像がつかないと思います。
宝塚バージョンは、原作を知らなくても、話がわかりやすく、
とても現代劇として観やすい作品だなあと思いました。



☆「BADDY」
久々にものすごくはまったショーでした。
ここまでショーにはまったのは「ソロモンの指輪」以来です。
全てが凄すぎるショーでした。
としちゃん(宇月颯さん)の歌がもう聴けなくなるのかと思うととてもせつないです。
BADDYはお芝居2本観るのはキツイということで、ストーリーを放棄してショーとして観たのですが、
ストーリーを放棄してもものすごく惹き込まれて、
たまきちとちゃぴ(愛希れいかさん)のデュエットダンスのあまりのレベルの高さに茫然して、
不思議なフィナーレでいつの間にか終わってしまいました。
終わった瞬間から、とにかくもう一度観たいと慌ててライブビューイングのチケットをコンビニで買い、
友人からBADDYの設定についていろいろ教わり、ライブビューイングで感動再び。
有難いことに友人からCDとブルーレイまでお借りできて、「BADDY」でリフレッシュタイムを過ごしています。
BADDYは細部までたくさんのこだわりがあって、飽きません。
上田久美子先生を改めてすごい御方だと思います。


ライブビューイングで観た、千秋楽の退団者の皆さんの挨拶もとても心に響くものでした。
努力していないジェンヌさんっていない。わたしも頑張ろうと。
いつも宝塚を観ると励まされます。






宝塚歌劇 雪組「誠の群像」「SUPER VOYAGER!」

2018-06-10 | 宝塚歌劇

春に観た雪組全国ツアーの感想です。

早く会場についたこともあり、出待ちの様子を遠くから見ることができました。
笑顔でファンに手を振りながら会場に入っていくジェンヌさんたちの素敵さに
開演前からとても幸せな気分になりました。

それでは感想です。
☆「誠の群像」
いつも再演ものを観て思うのが、時間が経って忘れていても
再演を観ているうちに、昔の記憶がよみがえってくる不思議な感覚になります。
初演の大劇場のような華やか?な舞台転換はありませんでしたが、
その分、登場人物たちの心の機微がしっかり伝わってくる作品でした。
やっぱり雪組は日本物しっくりくるなあと感動します。
ジェンヌさんたちが日本物の立振舞いであっぷあっぷすることなく、きちんと演技が出来る。
殺陣の場面が様になる。一朝一夕で身につくものではないと痛感。
雪組の日本物に対する自負を感じました。

☆「SUPER VOYAGER!」
本公演とは違った全国ツアーバージョンも、これはこれでとてもよかったです。
DIAMONDショウタイムは大階段無しでどうなるのかなと思ってたら
大階段無しバージョンもとてもとてもよかったです。

両作品とも雪組の団結力のよさを堪能できた作品でした。

客席降りもう少し後方まで来てほしかったなあ。と若干の心残りはありますが、楽しめました♪