例のごとく、「黒い瞳」「ロック・オン」のDVDを見倒しています。
DVDに添付されているパンフレットの表紙を見れただけでも、このDVD買ってよかったと思ってます。
キムちゃん(音月桂さん)とみみちゃん(舞羽美海さん)の演じるニコライとマーシャの世界観が伝わってくる表紙で、とてもわたしの好みです。
☆「黒い瞳」について
わたしがこの公演を観たのは全国ツアー初日だったので、DVDに収録されている梅田での公演を観て、公演の進化を感じました。
本当はもう一度生で観たかったです。(無理だったのでこうしてDVDを購入したわけですが)
主要メンバーが歌えるって本当に素晴らしいと思います!
DVDだと何度も観ることになるので、余計その恩恵を感じます。
最初は、ニコライとプガチョフの友情、ニコライとマーシャの愛 に注目しがちでしたが、
何度も見ていると、シヴァーブリンのマーシャへの愛にせつなくなったり(笑)
コサック側の道を選ぶしかなかったマクシームィチの葛藤に共に悩んだり(涙)
かおりちゃん(晴華みどりさん)演じるエカテリーナⅡ世の持つ神々しいまでの存在感に感激したり。
見れば見るほど、初演とは別物の、雪組の「黒い瞳」が大好きです。
演じている人が違うのだから別物で当たり前で、金子みすずさんの「みんなちがってみんないい」状態です。
この作品はヒロインが踊れないと成り立たないので
難易度の高いダンスを可憐に踊って、さりげなく魅せてくれた、
みみちゃんのマーシャ、演技と歌すべて含めて、わたしはとてもお気に入りです。
☆「ロック・オン」について
DVDを見てびっくりしたのが、DVDだとそれなりに見れるショーになっているということでした。
(かなり全体的に辛口意見となりますがご了承ください)
カメラアングルで見る側の視点が定まるだけで、こんなに印象が変わるんだ・・・とびっくりしました。
裏返せば、ある意味、このショーはどこを見たらよいのかわからないショーだったようです。私には。
そんなわけで、それなりに楽しんで見ていますが、それでも残念な場面は残っているので、それはどうしようもないのかなと思ってます。
先日スカステでちかちゃん(水夏希さん)のサヨナラ公演「ロック・オン」が放映されましたが、
そのときにはわたしは音月版ロックオンを見倒しすぎて、こちらが自分の標準になってしまったので
1年前に劇場で観たにもかかわらず、とても新鮮な気持ちで本家「ロックオン」を見ました。
トップさんが違うだけで、ショーのカラーって全く変わるんだと思いました。(まっつ加入により、余計顕著となっています)
特に「La Vida」 あまりにもトップコンビの持つ雰囲気が異なっていて興味深かったです。
そして、改めて、キムちゃんは生粋の雪のスターだと思いました。
キムちゃんとみみちゃんのデュエットダンスに、わたしが昔慣れ親しんでいた雪組のカラーが引き継がれているのを感じました。
ちかちゃんの「ロックオン」は音月版ではカットされてしまったお気に入りの場面がたくさんあるので、
こちらは本家として楽しんで見ています。