最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

堺市民芸術祭川柳大会にて

2007年09月08日 | 川柳
 今日は上記の第21回の大会が堺市立栂文化会館でありまし
た。宿題が7題で各題2句提出。出席者が157名で入選が
46句ですから、1句抜けたら平均点ということです。
 ところが幸いなことに4句も抜けました。
「分ける」    久保田元紀 選
タバコ吸う方の御席はあちらです
「タイム」    住田英比古 選
同タイム写真判定待ってます
「童謡」     長江時子  選
童謡の里を高速ぶった切る
「空き家」    中田たつお 選
尾鰭つく噂に借り手ない空き家 
 句会に先立っての「おはなし」は河内天笑さんの「川柳
あの手この手パート2」でそした。
 よい川柳会の要素として
1選者の披講がうまいこと(時実新子はすごくうまかった)
2そうすれば呼名も大きくなる
3上手な披講者にはあらかじめ句に句読点などを記した人も
4披講にはテンポ、間が大切
5呼名、記名も上手にできてこそいい句会になる
 昨年のパート1の話のなかでは、よい川柳かどうかの半分は
発想にあるというお話でした。
コメント
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