最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

左利き

2006年04月21日 | 川柳
 今月の「三金会」の一夕話は、菱木 誠さんが直前に見てきた
映画「寝ずの番」で、とっても面白かったそうです。
 ところで、私の入選句
「左利き」 酒断たれ青菜に塩の左利き
      饅頭をあてに飲んでる左利き
「スタート」やもめです料理教室なと行くか
      久しぶりともかくそこの立飲み屋
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造幣局桜の通り抜け

2006年04月18日 | 感じること
 最近は全国的にソメイヨシノが植えられ、桜の名所が増え
ました。でも、ソメイヨシノ以外の桜はめったにお目にかか
れません。
 今日は午後、南森町の大坂市立いきいきエイジングセンタ
ーで「健康あっぷコース」受講の説明会があり、そのあと、
大阪名物の造幣局の桜見物・通り抜けをしてきました。
 遠いところからくる見物客も多いのか、入り口の天神橋付
近で「大阪城はどこですか」と反対方向を歩いている数人グ
ループがいました。尋ねられた人が「さー知りません」で、
教えてあげました。やはりこの催しは有名なんですね。
 私は二年に一度くらいの割りで見物していますが、造幣局
内は一方通行で8〇〇メーターほどの桜並木(すごく多い
種類の八重桜で、色もピンクの濃淡、ほとんど白、うす緑
など)、「立ち止まらないで下さい」の警備員の声がしょっ
中で、写真も取りにくい込み方でした。
 今年はなぜか通り抜けにちなんだ、饅頭やせんべいの販売
もはしていません。通り抜けの一方通行とは反対に大川沿い
の公園の部分には、もちろんいつものような飲食を中心にし
た露店が軒をつらね、賑わっていたようでした。
 私は北口から出て、JRの京橋まで歩きましたが、通り抜
けの最終日、近所の南森町に行く用事ができたことは幸いで
した。
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つまようじ談

2006年04月17日 | 感じること
 今日の「大阪シニアクラブ」でのお話は、佐治俊幸さんの
「つまようじ日本一に吹く風」でした。
 聞くところでは、日本での楊枝は年間700億本も消費され、
96%が河内長野の生産だそうです。でも最近は中国での生産
が多くなり、安い品がたくさん出回るようになりました。
 それで河内長野では、先が三角になった医学や人間工学にあ
った特長のある製品をデンタルピックと銘うって宣伝、普及に
乗り出しています。
 中国には楊枝に使う木材が不足。そこでシベリアの白樺など
を輸入していますが、ここで自然破壊が問題になっているとか。
 安い外国からの輸入品の影響。天然資源、地球環境への配慮
など、これからは広い視野から自分のビジネスをいつも客観的
に見る必要性を痛感しました。 
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松伯美術館を見て

2006年04月16日 | 感じること
 自宅の近所には松伯美術館があり、上村松園、松篁、淳之画
伯の作品が季節ごとに入れ替わり展示されています。年に1~
2回は見にいきますが、昨日も桜の鑑賞をかねて行ってきまし
た。
 中で感心したことは、松園さんの下絵でした。鼓を構えた若
い女性の画ですが、完成した作品となると隠れてしまう部分が、
はっきりと描かれていたことです。
 左手の指ででしっかり鼓の緒を引き締めているリアルな指に
さすがと思いました。
 また敦之画伯は京都にお住まいですが、鳥を28種、140
0羽も飼われて観察を続けられているのです。
「こうして鳥の世話をしていると、鳥の気持ちがわかります。
単に鳥の形を描くのではなく、鳥そのものの心になって・・・」
とか「デッサンをしても、3ヶ月或いは半年も温め、イメージ
が膨らみ凝縮した段階で絵筆をとる」といった言葉がビデオで
紹介されていました。
 数年前、東京の上野公園にある横山大観画伯の美術館を訪ね
たことがあります。そのとき大観画伯は、「構想を何日も何日
も練ったうえにも練る、そして描くときは一気に・・・」と言わ
れていたと聞きました。
 作品の蔭には、表面には現れないこのような努力や長い期間
があることが重要だと感じました。私もそのような、いぶし銀
のような人生を歩みたいと思います。
 
 
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番傘「いこま」へ

2006年04月15日 | 川柳
 道東への旅の川柳を「いこま」5月号に投句しました。

ツアー安い片道飛行機代よりも

皇太子お泊まり部屋が違うけど

安かろう悪かろうではない眺め

見渡せど雪の道東民家なし

大違いのめし監獄と刑務所が

全山の雪にぽつねん露天風呂

蝦夷鹿も慣れてカメラに眼をつむる

発車待ち土産の一つでも買うか
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旅の川柳

2006年04月14日 | 川柳
 道東の旅の川柳を「川柳番傘」の6月号に投句しました。

桜見て発って二時間すべて雪

摩周湖の神秘も雪に覆われて

五寸釘寅吉のわけ神妙に

丹頂の交尾一瞬みた阿寒

湿原に輪廻の自然生体系
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価格の決まり方

2006年04月13日 | 感じること
 道東への2泊3日のツアー旅行代金が片道の飛行機賃よりも
安い理由を考えてみました。
 価格は何によって決まるか。これにには次のことが考えらえ
れます。
1コスト(生産費)
 生産者がかけたコストと流通費用によって、売価が決まりま
す。昨今は日本における人件費などが高騰し、コストの安い中
国などで生産され、輸入される商品が多くなりました。
2需給のバランス
 不足すると価格は上昇し、余ると価格は下落します。保存の
きかない農水産物の季節による価格の大きな変動はこの一例で
す。
3市場操作
 国際的な商品相場などでは、思惑の投機資金が大量に流れ込
みしばしば市場を撹乱することがあります。昨年来の石油の高
騰はこの最たるものです。
4商略価格
 同業との競争関係において、お客を吸引する手段として、極
端に安い価格を打ち出します。スーパーなどの商店がよくやる
売り出しの目玉がそれです。
5在庫の処分、
 財務上もしくは経理上の処置として、換金のために破格の価
格で市場に出まわることがあります。衣料品では、季節外れ、
サイズ・色の片よりなども処分の理由になります。
6固定費の軽減のために
 設備投資が多額であり売上に関係のない固定費が多額となる
業種・業態があります。ホテル業、運輸業がそれです。これら
の業種はシーズン・曜日、時間帯などによって繁閑の差がきわ
めて激しいです。
 大きな投資を遊ばせておかず、少しでも売上がとれ、固定費
の軽減が図れるとなると、破格の売価を打ち出すことがあある
のです。
7競争に勝つため
 上記のいろんな要素に加え、競合する企業との競争関係によ
って、意識した競争価格が打ち出されます。
 今回の道東への2泊3日、29、800円は、上記が絡みあ
ったキャンペーンで、最盛期にシーズン価格の4分の1くらい
のツアー料金であったようです。
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道東の旅にて

2006年04月12日 | 感じること
 4月10、11、12と家内と北海道の旅に行きました。
コースは関空-女満別空港-網走監獄博物館-阿寒湖温泉泊まり
-阿寒国際鶴センター-釧路湿原-摩周湖-川湯(硫黄山)-オシ
ンコシンの滝-ウトロ温泉泊まり、ブユニ岬-女満別空港―関空
でした。
 このコースのかなりの地域は、2年前に流氷見学で回った
ところで、20年くらい前も、商業界エルダー会で行ッたこと
がありました。
 でも、二度目、三度目にせよ、期間をあけシーズンを変える
とそれなりに新しい発見があります。
 旅行の主催者は読売旅行でしたが、2泊3日で費用がなんと
一人当たり29,8000円という安さでした。
 固定費が費用の大部分を占める航空会社、観光地のホテル業
なればこそ、こうした安い料金が出せるのだと思います。 
 ちなみに関空―女満別間の通常の航空料金は41,800円
とのことです。2泊のかなりのご馳走の朝夕食、ホテル代、そ
れに3日間のバスとガイド料つきで、片道航空運賃の70%と
いう安さです。
 見学先は博物館網走監獄、丹頂の里(国際ツルセンター)、
釧路湿原、摩周湖、硫黄山、オシンコシンの滝、プユニの岬
で、入場料のみ自己負担でした。
 念のためJTB時刻表でホテルの料金を調べたところ、ニュ
ー阿寒ホテルが11,550~84,000円、知床プリンスホテルで
12,600~52,500円。
 何でこんな安い料金で採算が合うのか、この疑問(カラクリ
)については再度掲載したいと思います。ともかくこの料金に
しては大そう内容のある満足できた旅でした。

 
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意義ある一日

2006年04月09日 | 感じること
 今日の日曜日はたいそう意義ある一日でした。先ず早朝は
睦子と一緒に御嶽教大和本宮にお詣り。ここは桜の名所で、
今まで回ったことのない境内を一巡しました。
 その後は大渕公園と通称たこ公園も散策。昼前から久しぶ
りに放送大学に行き、比較文化研究のテープを2本借り、
その後修士論文のワークショップのグループの研究発表と
今後の打ち合わせをしました。
 早い目に帰宅し、孫の信吾と乾杯。実は彼は一週間前から
三洋電機の新入社員として研修所に入り、今日の昼に久しぶ
りに帰宅。夕方また折り返し寄宿者へ、5月の連休までは
九州のどこかで、研修を続けるとのことです。
 前途洋々の素晴しい青年に育った孫を、頼もしく学園前駅
のホームまで送り、元気に行ってらっしい、でした。
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21世紀の三金会にて

2006年04月08日 | 感じること
 昨7日、21世紀の金曜会がありました。講師は和歌山放送の
川西清平さんで、「話すこと聞くこと」について大阪弁と標準語
の違い、イントネーションの違い、和歌山弁ののしなどについて
話されました。
 私は前座として15分間、「最近感じること」をしゃべりまし
たので、そのときのレジュメを下記にコピーして貼り付けます。
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  「 最 近 感 じ る こ と 」

2006.4.7「21世紀の三金会」にて
                    粕 井 貫 次
1. 神戸新空港(2/16開港)
 1.1関空、伊丹、神戸の兼ね合い(運営、競合、コントロール)
 1.2交通などの便(三宮から17分、連絡橋での自動車の通行
  料は無料、駐車場は750台、
  搭乗者には24時間が無料、翌日以降も1日が1,000円)
 1.3三空港が共倒れの危険
2.神戸の街
 2.1北野町異人館(オランダ館、デンマーク館、オーストリア
  館、萌黄の館、風見鶏の館)
 2.2神戸北野ホテル、北野工房のまち(洋菓子の「アンテノー
  ル」、チョコレートの「モロゾフ」、生チョコの「ゴンチャ
  ロフ」、パン工房の「ラ・サン・ミッシェル」、「六甲麦酒 
  館」など。
 2.3旧居留地からメリケン波止場にかけて(舶来ファッション
  店、神戸市立美術館、海洋博物館、震災メモリアルパーク)
 2.4南京街、ボナンザ
 2.5三宮、元町周辺 
3.「ゆめはんな」開通(3/27)
 3.1近鉄生駒から学研奈良登美ヶ丘まで3駅(愛称:けいはん
   な学研都市)
 3.2運行は10分間隔、6両編成でワンマン
 3.3行政地区が分れ、京阪奈丘陵の終点は奈良市(駅舎)、京
  都府精華町に(はんなプラザ、国立国会図書館、地球環境産
  業技術研究機構、国際高等研究所)、生駒市に(高山サイエ
  ンスプラザ、奈良先端技術大学院大学など)
 3.4大阪中心部までの料金は学研奈良登美ヶ丘・本町630円、
  (学園前・難波470円)
4.その他
 4.1「ピース大阪」での「写真が伝えた戦争」(日中戦争、
   真珠湾攻撃、太平洋戦争、日本の戦後と朝鮮戦争)
   (~5/24)
 4.2「大阪城天守閣」でのテーマ展「大阪水辺の風景」
   (~5/7)
4.3「花・彩・祭」大阪城公園(~5/28)
 4.4詳細はhttp://www.web-forward.co.jpから「貫次の最
   近感じること」及び粕井貫次研究室の「貫次のおか目八
   目」「貫次のBLOG」をご覧ください。
                          以上
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