最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

健康入浴法

2007年09月06日 | 感じること
 私は放送大学に選科履修生として再入学をしましたが、この狙いは自分
の好きな科目をマイペースで勉強できることです。その上、大阪の学習セ
ンターでの公開講座やNHKで過去にテレビで放送した特集などのビデオ
が見られることです。
 今日は先日の「高血圧について」に引きつづき「入浴健康法」を見まし
た。復習のつもりで書き留めます。講師は日本健康開発財団健診センター
所長の植田理彦氏でした。テープは放送の4回分が一本になっています。
以下、私の体質に関した点を記します。
1.疲労回復のコツ
 ・入浴によって酸素がたくさん取り入れられ疲れがとれる
 ・乳酸が半分くらい排泄され、新陳代謝が進む
 ・冬は40°で15~20分、夏は38°以上で20~25分
 ・心臓に遠いところからゆっくり入る
 ・水圧がかからない浮き身の姿勢や半身浴がよい
 ・3回が限度でそれ以上は湯疲れを起こしやすい
 ・湯の中でのヒザの屈伸などはヒザの傷みの予防になる
 ・入浴剤も効能に応じうまく使う
2.血圧に優しい入浴法
 ・入浴直後1~2分は血圧が急に上がり、5分後くらいから徐々に下
  がる
 ・脱衣室と温度差が少なくなる工夫を(年寄りに一番風呂がいけない
  という理由は寒い浴室、熱い風呂の湯にある)
 ・足から徐々に湯を上に、そして頭から湯うをかぶる
 ・半身浴がよい 
 ・高血圧の時は入浴は10分が限度
 ・水分の補給を忘れないこと
 ・低血圧の人は42~43°の熱めの湯に入り、手に水をかける
 ・温冷交替浴もよい
 ・刺激を与えて神経を高ぶらせる(高血圧とは全て逆)
3.肩こり腰痛予防
 ・熱い湯は体の表面だけ暖まる
 ・ぬるい湯は体の芯まで暖まる 
 ・肩のこっている人はぬる目の湯に10分
 ・半身浴で肩に42°のシャワー 
 ・湯につかり湯の中で軽い腰の柔軟体操
 ・ウタセ湯も肩、腰によい
4.胃腸を整える
 ・42°以上は交感神経が緊張する
 ・38~41°は副交感神経が活発になる
 ・空腹時はスープなどを飲んでから入浴するとよい
 ・食事のあとは1時間くらい空けたほうがよい
 ・けいれん性便秘は熱めの湯に5分間、熱めのシャワーをお腹に
 ・直腸性便秘(がまんの結果)ではぬる目の湯で下腹部を時計の方向
  にマッサージ
 ・下痢のときは熱めの温度で半身浴、お腹のマッサージはしない
 以上、大変参考になることを教わりました。
 私は熱い湯が大好きで、サウナでもいきなり高温の方に入り、汗が
噴出すのを楽しんでいました。でもこれは血圧を急に上昇させる危険が
あります。今後は先ずはぬるい湯での半身浴、その後休憩をはさんで
10分以上経ってから低温サウナ、水分の補給を忘れずに・・・。を
くりかえそうと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする