7月20日は第15回生駒市民川柳大会でした。出席者は
195名という大盛会で、会場は生駒市コミニュティセンター
でした。やっと2句選ばれ、ほっとしました。
事前投句「挑戦」 松本 柾子 選
要介護だけれどお世話になるまいぞ
宿題「無理」 西出 楓楽 選
無理承知あとは神様仏様
7月20日は第15回生駒市民川柳大会でした。出席者は
195名という大盛会で、会場は生駒市コミニュティセンター
でした。やっと2句選ばれ、ほっとしました。
事前投句「挑戦」 松本 柾子 選
要介護だけれどお世話になるまいぞ
宿題「無理」 西出 楓楽 選
無理承知あとは神様仏様
川柳誌「いこま」7月号へ次の句を出しました。
悪いとこないでしょうネと顔の艶
目も耳もその他あちこちある故障
久しぶりスケジュールない二三日
ネット上独り歩きのわが動画
ネット見たお会いしたいとまたメール
ボクのせいだろかパソコンまた謀叛
6月15日は句会が芸術会館でありました。参加者は50人、
ここは小句会としてはいつも人気があります。
席題「才能」 上田 有行 選
図画だけは得意絵描きの父譲り
宿題「余る」 岡部 幹和 選
目に余る優先座席での通話
宿題「荒い」 油谷 克己 選
何かあるお皿をガチャガチャと洗う
宿題「ほどほど」 三好 聖水 選
ほどほどにしときなさいよ酒の燗
宿題「壁」 細野 半六 選
厚い壁STAP細胞迷宮か
と、まずまずの成績でした。
今日は太極拳の稽古の後、あすなろ句会に出席しました。出席
者は32名、投句が2名。席題は「感謝」で共選。
吉野成子さん、中 博司さん共に次を抜いていただきました。
年金を貰い続けている余生
吉野成子さんはさらに次も
特攻の出撃中止ある命
席題「ぽろぽろ」 井倉 和子 選
ぽろぽろと僕の親しい友の名が
席題「近詠」 牧浦 完次 選
がん防止十二カ条を壁に貼る
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「柳茶屋」7月号への出句
若さへのエステ通いを二十年
すかたん」を日課のようにまた一つ
三歳の両足跳びにかなわない
思い出せない風呂場でのいいヒント
結構な卒寿毎夕酔い心地
4月20日は「いこま番傘」の句会でした。開会前に4月号をい
ただきましたが、うれしいことに私の近詠5句が巻頭に掲載さ
れていました。選者は偶然にも番傘4月号の巻頭句作者の
笹倉良一さんでした。以下に私の句を・・・・。
スカタンは老化現象ですまたも
毎日が進歩のひ孫との暮らし
正直な人生因果応報か
嬉しさと悔いが半々要介護
川柳がなまける脳をヨイショする
ところでこの日の出席者は49名、投句3で盛会でした。
入選句は宿題「預かる」 航太郎 選
考えておきなと大変な課題
宿題「恥」 選者失念
自決せり生きて囚虜となるよりは
帰り道、笹倉良一さんと少しばかり話す機会がありました。久保田
半蔵門さんがかつての私の句を見て、「こんなのが良い近詠だ」と。
そこで私はふと気ずきました。
「近詠」は実感句、経験句であるが、課題句は「想像句」であり、
「創作句」で、発想の原点・視点をかえること、だと感じました。
昨日3月16日は「いこま番傘」の月例句会でした。成績はまず
まずでしたが、選者の披講が聞えにくく、4回ほど2度読みや内
容を問い合わせて、呼名しました。補聴器をつけていますが、か
なり聴力が落ちたと感じました。
参加者は出席が46名、投句が5名という盛況でした。席題の「
春風」共選は2人の選者ともに没でした。ガッカリしていたのです
が、宿題の方は8句出しのうち6句抜け、やれやれでした。
席題「明かす」 小山 紀乃 選
あんただけにそっと内緒の美容液
宿題「厚い」 竹内 幸子 選
人情の厚さを知った被災して
横綱と初顔合わせ厚い壁
宿題「でれでれ」 久保田半蔵門選
でれでれと社内でするなみっともない
海軍ででれでれするな飛ぶびんた
宿題「ポーズ」 東山 康江 選
まだ三つ可愛いポーズ知ってする
「お城まつり」を前に郡山句会が行われました。出席28、投句1.
席題「広場」 吉田 栄子 選
こんなにも狭いガキ時代の広場
なお選は共選で、もう一人はベテランの笹倉良一さんでしたがお
二人とも次の句は没でした。でも私にとっては印象深い句です。
万感が去来天安門広場、
赤の広場ここに着陸したらしい
席題が「広場」と黒板に書かれていました。真っ先に思い浮か
べたのは先ず「天安門広場」でした。
天安門小さく見える人車
という私の句がありますが、すごく広い敷地がレンガで覆われ
ていました。ここで何回ともなく大規模のデモや警察官、時には
軍隊も出て、殺戮事件がありました。そんなことを思い浮かべた
り、何万と言う人が集まったとき、トイレはどうするのかなど、様々
なことを思い浮かべた記憶がよみがえりました。
モスクワの赤い広場にも行きましたが、ここは思ったほどの広さ
ではありませんでした。でももう30年ほど前でしたか、軽飛行機に
乗った青年がここに着陸したというニュースがありました。周辺は
宮殿あとなど、立派な高い建築物で、その操縦技術に驚いた記憶
があります。
こういう連想をしたのは両方の広場ともに印象が深かったから
です。川柳のこの日の選者はおそらく両方の広場をご存知なか
ったのでしょう。残念でした。
宿題「出番」 吉野 成子 選
特攻の出番に洩れてある命
宿題「ちらちら」 大西 将文 選
窓際の美人ちらちら僕好み
会場の都合で「あすなろ」の3月の句会は1日になりました。
席題「とびきり」 寺島 洋子 選
とびきりの技次々とソチ五輪
宿題「つぶやく」 小林 和子 選
つぶやけど僕がやるよりないらしい
宿題「近詠」 山田 順啓 選
ぎごちない歩みつい杖置き忘れ
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4月号近詠「塔の影」へ
大正が戦争語る平成に
戦争の背景述べた二時間余
次々と質疑講演終わったが
衣食住ITたずき様変わり
先入観変りましたのアンケート
」
2月16日は「生駒番傘川柳会」でした。
席題「塞ぐ」は吉野成子さん、松岡俊平さんの共選でお二人とも
それ以上言うなと口を塞がれる
を抜いていただき、松岡俊平さんは次も抜いていただきました。
塞いだがまたも鼠にかじられる
宿題「澄む」 毛利 元子 選
宿願の慰霊を果す澄む心
宿題「すっきり」 藤原 一志 選
足どりも軽いローンを返し終え
宿題「狭い」 橘 正清 選
真ん中に炬燵八人スキー宿
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月刊「いこま」3月号に投句
久し振り若き学生らの前で
集い聞く特攻三十前を
立ったまま講演果す二時間余
好奇心旺盛質疑終わらない
改めて靖国参拝への意義を
無宗教慰霊碑別になど無用
生駒番傘の新年句会は1月19日に駅近くのセイセイビルで総会
のあと行われました。席題はなく、宿題が6で、各題2句出し、出席
者65名、投句4名、計69名の賑わいぶりでした。私の入選は以下
でした。
「ふっくら」 林 ともこ 選
ふっくらの赤ちゃんすべすべのほっぺ
「自慢」 沖本 万喜 選
嫁はんが美人でどこへも連れ歩く
九十で自前歯いまだ二十本
「見抜く」 片岡 加代 選
酒飲みを見抜かれました飲みっぷり
「温度」 米田 恭昌 選
寒がりと暑がり夫婦一つ部屋
と先ずよい滑り出しの成績でした。早めに作句し、推敲したせいです。
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「いこま」2月号の近詠欄へ出句。
余生だと思う米寿を過ぎてから
五十点くらいすかたんもの忘れ
九十歳まだお元気と孫ヨイショ
外出のたびに車に気をつけや
コレという目標覚悟ない卒寿
遠い耳むかし飛行猛訓練
1月11日は奈良番傘の新年合同句会が春日野荘で行われました。
毎年新年はン奈良、あすなろ(学園前)、郡山の各句会が合同で新年
句会を開催するのが恒例になっています。当日は席題がなく、5題で
2句提出でした。一番最初の宿題
「わくわく」 井倉 和子 選でいきなり
合格の知らせ封切るもどかしさ
彼女からメールゆっくり食事でも
が抜け、これは幸先よしを喜んでいましたが、そのあとはさっぱり
でガッカリ。最終連記で当然の1句。
「リード」 大楠 紀子 選
ピッチャーの心理ゆさぶり塁リード
という厳しい結果でした。