木のように生きよう!!

「世界の巨樹を見に行く会」で巨樹を訪ねるとともに、日本の写真が海外のアート市場で認められるように頑張っています……。

3人の写真家とラクラク天城ツアー

2012-08-02 06:44:05 | 巨樹の旅


もう先月のことになってしまいましたが、7月9~11日に静岡県天城山周辺へ行ってきました。天城周辺は、南方系の植生が見られる湿潤な森が広がる独特な生態系です。


Img_7527 このツアーには3人の写真家さんが同行してくださいました。
まずは、「世界の巨樹を見に行く会」でもお馴染みの吉田繁先生。そして、「GANREF」プロフェッショナルメンバーでもある森の写真家・石橋睦美先生(奥)です。


Img_7378 ご案内してくださった天城の写真家・曽我定昭先生です。天城周辺の管理を任されている曽我先生のおかげで、通常なら5時間歩かなければならないところを30分の歩きにもしていただけたので、最高です!!


Img_7503_2 参加メンバーは、世界の巨樹を見に行く会とGANREFの有志6名と3人の写真家さんの合計9名となりました。こうして間近で、プロに撮影法も気軽に教えてもらえましたから、お得な旅でもありました(^_-)-☆


Img_7504 というわけで、世界の巨樹を見に行く会とGANREFのメンバー同士で、森のなかでランチしながら楽しくカメラ談義中です。 


Img_7425 天城の森の特徴はこんな樹形のブナの巨木がたくさんあること……。


Img_7445そして、クネクネと生長したアセビが混交して林立していること。これはほかでは見られない貴重な光景です。


Img_7386_2 赤くなっているのがアセビの新葉。アセビは一面にどんどんと増えていますので、新芽の時期には森は美しい赤色が広がるのだそうです。

また、ワラビのように見えるのはユノミネシダ。熊野の湯の峰温泉で発見された天然記念物である亜熱帯性のシダです。


Img_7659 こちらは皮子平(かわこだいら)の森。ここは一面のヒメシャラとブナの巨木の森。ヒメシャラとブナの混交林もとてもめずらしいものです。


Img_7715 皮子平はアップダウンがなく、とても歩きやすい場所で、ここにはアマギシャクナゲの巨木もあって、とても魅力的な場所でもあります。そのうえ、ご覧のようにまるで屋久島の森のよう。歩いていて本当に心地いいところでしたよ(^_^)


Img_7481 今回の旅では曽我先生と石橋先生おすすめのお宿も極上でした。

こちらが東伊豆にある大人の隠れ家「スピークイージー」。3500坪の高台の森のなかにあります。
80畳のリビングルームにウォーターベッド、さらに天然温泉の露天風呂もある超豪華なペンションです。


Img_7491 5年がかりで所有する山の木で建物を建てたというこだわりのオーナーのお料理はもう絶品。何から何まですべてに細やかな心遣いが感じられる美味しいものばかり。魚介類もとれたてなら、お野菜やフルーツもとれたて新鮮の地産地消。夕食後にはピザとおいしいお酒もごちそうしていただきました。


Img_7483お部屋や露天風呂などにはあふれるばかりにアメニティグッズが用意されていて、オーナーの奥様の細やかな気配りも感じられました。本当にこのお値段でいいのだろうかと思ってしまうほどです。

個人的には、市松模様のおしゃれな浴衣とお風呂に持って行くのにひとりひとりに準備されていた魚河岸買い出し用の篭が気に入りました。そして、それぞれのお部屋にはこんな猫足のバスタブまで……。


Img_7582_2 で、この旅行中にこんな仲良しカップルが誕生?!


Img_7583_2 な~んてね、嘘ですよ~。吉田先生とsakuraさんでした。この旅の直前に行った蛍ゼミ用に購入したお揃いの帽子がお似合いです。

こ~んな感じで、これからも知り合いをお誘いして、ちょっとした旅に行こうと思っています★('-^v)

まずは、9月8~10日の宮城県(こちらはGANREFのワークショップ)、9月20~23日の奄美大島(吉田繁先生との奄美の神秘的なお祭りと原生林の撮影旅)、9月30~10月7日カナダ紅葉ツアー(カナダの写真家とキャンピングカーでカナディアンロッキーと巨木を見に行きます)。ご興味があったら、ぜひぜひご一緒してくださいませ。

★あっ、そうだ。来年1月7~17日にはアフリカツアーも決定。まずはボツワナのオカバンゴ湿原へ行き、クルーガー国立公園で野生動物を見て、南アで世界最大の木(幹周り45mのバオバブ)を見ます。こちらも近々にご案内を作成しますので、興味のある方はお知らせください<(_ _)>