しばらくご無沙汰してしまいましたが、9/11~20まで今年第1回目の「世界の巨樹を見に行く会」海外ツアーで、カナダのクイーンシャーロット諸島に行ってきました。
ここにはトーテムポールをつくったハイダ族が暮らしていた村跡が残り、世界遺産としても登録されています。そして、ハイダ族が守るこれらの無人の島々は世界一美しい巨樹の森でもあります。
アラスカにも近いレインフォレストは屋久島の何倍もの緑に覆われ、とても静かでスビリチュアルなところ。およそ9年ぶり5回目の訪問でしたが、この島々はあいかわらずとても素敵でした。
ボートツアーでキャンプの旅では毎朝、こんな美しい朝焼けと鳥の声で目覚めました。
今回は18名で2ボートという大所帯でしたが、食事はボートのサブキャブテンのお手製。みんなで外で食べるせいか、とてもおいしかったです。
夕食のあとはたき火タイム。これがまた、お酒をおいしくしてくれて、火を囲んでいるといつまでもみんなで話していたくなるんですよね。
ここは温泉島(ホットスブリング・アイランド)の森。今回ももちろん温泉を堪能しました。
9月になると雨の多い島々ですが、今回はずっと天気がよくて、そのせいか、ここの監視員であるハイダの人にも珍しい、カワウソさんまでが出てきてくれて、温泉に入りたそうにしていましたっけ……。
温泉島でも天気に恵まれたせいか、3つある温泉もこれまででいちばん気持ちよかったです。
そうそう、今回もトドのハーレム島へ近づき、クジラやイルカを見て、シカとリスなどたくさんの動物にも会いました。
今回、ダントツにラッキーだったのは、ブラックベアにとても近くで会えたことでしょうか。
以前にも、9月には遡上するサケを食べるクマを見ましたが、今回は私たちが森へ行こうと上陸するとだんだん近づいてくるほどで、ずっと近くでウォッチングできたのですよね。
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こちらがそのクマさんのMovieです。
それから、こんな大きなウニとムール貝、ナマコも食べることができました。とれたて新鮮でどれも本当に美味でした。
こちらがとれたてウニを解体しているところです。
http://youtu.be/wzwRkrnKFAc
クイーンシャーロット諸島のボートツアーのあとは、バンクーバーから約200kmのハリソン・ホットスプリングでゆっくりして、地元の収穫祭へ行ったり、牧場へチーズを買いに行ったり、ダブルスモークサーモン屋さんへ。
地元の人しか知らないおいしいお土産もたくさんゲットしてきました。
収穫祭で食べたとうもろこしとチキンのバーベキューも最高においしかったし、いろんな動物のコンテストやきこりさんコンテスト、トラクターショーも興味深かったですよぉ。
もちろん、クイーンシャーロットでは樹齢1000年のスプルースと幹周り7.5mのハンノキの古木など、たくさんの巨木も見てきました。
また、参加してくださったみなさんがそれぞれに楽しそうしてくださっていたので、私もとってもうれしかったです。というわけで、まずは帰国後のご報告でした!!