炎

中華航空機爆発炎上。

「廃油を加工して作ったガソリン」とか「ダンボールを混ぜているガソリン」を使ったせいで爆発した、というのが現在一番みんなが合点がいく説明じゃないかと思う。

こんなこと言えるのもみんな無事だったからだが。よかった。

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陸上の大会なんかやる気候じゃないぞ実際の話。

ポンポン

テレビをつけたらとりあえず高校野球にチャンネルを合わせる毎日だ。
プレーの合間に頻繁に映し出される応援風景。実況アナがここぞとばかりに「スクールカラーの青のポンポンが揺れています」。

ポンポン。

あらためて聞くと相当間の抜けた語感だ。NHKアナウンサーの落ち着いたトーンで発音されるとそれがさらに際立つ気さえする。試合の緊迫感も一瞬で吹き飛ばす呑気な響き。ポンポン。

いくら耳に馴染んだ言葉とはいえ、こういう真剣勝負の時くらい正式名称に言い換えればいいのに、と思っていたらどうもこれが正式名称らしい。

説その1。英語の"Pompon"がもと。ダリアの一種で、菊に似た形状の花。
説その2。「房」を意味するフランス語「pompon」から命名された。

どちらが本当なのか気になるところだけれど、いずれにせよ未来永劫にわたって高校野球は「ポンポン」と縁を切れないのか。

なんだか特待生問題とかどうでもよくなってくるくらい脱力した。

ちんこうべ

新幹線が新神戸駅の手前で速度を落とし始め、「まもなく新神戸」のアナウンスがあるや否や、通路に並んでいた4、5歳の男の子が「ちんこうべー、ちんこうべー」と連呼しだした。後ろに並んだ母親と見られる女性の表情は既に疲れきっていて、それを制止しようともしない。
日本の夏、帰省の夏である。

ふと、長いこと「ちんこ」って言ってないなあと思う。

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SPA!のコラム「エーガ界に捧ぐ」って誰が支持しているのだろう。一応映画コラムなのだと思うが、毎回毎回文章の3分の2は中原昌也氏が自らの体調（特に精神的疾患）の悪さや金の無さ、仕事の不毛さを嘆くものであり、変化といえば時折石原慎太郎氏の悪口が織り込まれる程度である。
そんな連載がもう5年以上にわたって続いている。単行本も2冊目が出るそうだ。
自分よりひどい状況下に置かれた人の独白を読んで、読者が「自分はまだましだ」と安心をする、という作用なのだろうか。

この文章に原稿料を払うのなら、かつての連載コラム、片山杜秀氏の「ヤブを睨む」を復活させて欲しいと切に願う。

スピッツ

東京にいます。

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代々木駅近くのラーメン屋に入ったら、BGMがずっとスピッツだった。
おそらく店主の趣味なのだろうが、当の店主は銀髪をオールバックにまとめて口髭をたくわえたいわゆるチョイ悪風。ぐつぐつと煮えたぎるスープ鍋を眼光鋭く見つめている。

決定的にスピッツが似合わない。

そのミスマッチに気をとられてラーメンの味がよくわからないまま食べ終わった。何だかあんまりうまくなかった気がするが定かでない。

作戦か。

夏

もう夜中だというのに暑い。
ハーゲンダッツのカスタードプディング味を食べながらキーボードを叩いている。
それにしてもこのアイス、味があまりに精巧にプリンなため感覚としてはプリンを食べているのとほぼ一緒であり、最早アイスである意味が殆どないというある意味すごい商品だと思う。

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腕時計のステンレス製のバンドが嫌な臭いを放ち始めた。

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それとは関係なく、香水に興味を持ち出した。男性用の、オードトワレとかいうやつだったか。しかし生まれてこの方そんなものを吹き付けたことがないまま伴侶を得てしまった今、どう香水デビューしたらよいものなのだろうか。脈絡もなくいきなり香水なんぞ吹き始めたら「何色気づいてるのよ！」と妻にあらぬ疑いをかけられることは火を見るより明らかだし。
あれ飲んだことにしようか。あの、体臭がバラの香りになるとかいう、よく通販で売ってるあれ。

「なにしょうもないもの買ってるのよ！」
いずれにせよ叱られるのである。

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安部内閣の支持率が22%まで落ち込んだらしい。（YAHOO!ニュース/毎日新聞）
こんなくそ暑いときに電話がいきなりかかってきて、しかも聞き覚えのない声で「あなたは安部内閣を支持しますか？」なんて七面倒くさいことを訊かれたら、「選挙は終わったのにいつまでそんなこと聞いてんだ！こちとら暑くて参ってんだ！不支持だ！」とかいって怒りと勢いのみでネガティブな意見をぶつけるのではないか、普通。

とりあえず安部さんは秋まで我慢すればよいと思う。