蝋燭

土佐ロイヤルホテルの男子用小便器。内部に小さな蝋燭のシールが貼ってあった。初めて見る光景である。
「（床を汚さぬよう）もう一歩前へ」の代わりに「ここを狙ってください」ということなのだろうけど、いかんせん的が小さい。

意外に熱中できて楽しかったことはあまり人に言えない。

（携帯から）

インフラ

高知のホテルで「インターネット接続可」とあったら、それはダイヤルアップと心得るべし。


おいおい。

（携帯から）

高吉貞雄

以前タウンページでたまたま見つけた大阪市都島区のラブホテル「高吉貞雄」。
見に行ってきた。


ここか。


「BaRoN」というホテルだった。普通だ。

白地の看板にに荒々しい筆文字で「高吉貞雄」と大書してあるようなホテルであって欲しかったのだが。
看板にある「男爵きどりのうさぎたち」という唐突なコピーにわずかながら慰められる。

それと、心斎橋にあるKitchen TACOは、ランチタイムにトルコライスを出さない。

全体的にはずれ続きの一日だった。

ウクライナ考

いろいろあった挙句僕のもとにやってきた2台目のKIEV35Aだが、先日やっぱり壊れた。シャッタースピードを示すファインダー内の針が、絞りをどれだけ開こうとゲージの一番下を指したまま動かなくなってしまったのである。

ここに至って悟った。
旧ソビエト圏国生産のカメラは故障がちなのではない。遅かれ早かれ絶対に故障するのだ。
そもそも何かを完璧に仕上げることがそれほど評価されない国なのではないかとも思わされる。その風潮があの杜撰な品質管理を生みだすのだろう。

そう考えると、大統領候補を毒殺できなかった手際の悪さも何となく納得である。

やっぱりホロコーストの国のMINOX35シリーズかなあと不謹慎なセレクト中。

クラスJ

前のシート下部についているこのゴムバンドの使い道がどれだけ考えても分からず、キャビンアテンダントに訊ねた。


シート左上にある収納式のフックに上着などをかけた際、邪魔にならぬよう裾を挟み込むためのものだそうだ。

教えてくれたキャビンアテンダントは、離陸前の慌しい時間にもかかわらず「汗臭いですが失礼します」と言って、恥ずかしそうに自分のジャケットを脱いで実演してくれた。
なんというか、年甲斐もなくどきどきした。

社内抗争続きの企業風土とか安全そっちのけとか言われているところに今度は経営陣の内紛が表面化したが、僕は断固JAL派でいくことに決めた。

なんか前にもこんなこと書いたような気がするな、と思い過去分を読み返してみたら、やっぱり書いている。
その時も「年甲斐もなくどぎまぎ」していて、少し笑った。

スノボHP

成田・今井揃って予選落ち。
今井「メロメロでした」
成田「童夢すみません」

（携帯から）

トリノ

スノーボードハーフパイプ。
男子の時から思っていたけれど、演技中の実況はこんな感じ。
実況アナ「インディーグラブ！」
解説「はい」
アナ「ファイブフォーティー！」
解説「はい」
アナ「ナインハンドレッド！」
解説「はい」

なんというか、とりあえず解説者もっと頑張れ。

（携帯から）

タウンページで

たまたま見つけたのだけど。

大阪市都島区には「高吉貞雄」というラブホテルがある。

思いっきり個人名。どんな佇まいなのだろうか。昔の下宿屋のように二階を貸すとかするのか。

いや、ほんと、たまたまなんですよ。

竹馬（大阪／大阪市住吉区・杉本町）

天王寺からJR阪和線で6駅13分、杉本町駅の東には大阪市立大学のキャンパスが広がっている。
「大阪市立大学」と字面だけを見るとなんだか地味だけれど、８学部・大学院９研究科の陣容を誇る日本最大の公立総合大学なのだそうだ。
今日が後期試験の最終日だったらしく、学生の数はそれほど多くなかった。が、その中で予想外に女子学生の数が多くて驚いた。試験期間だからかもしれないけれど、みんな割に地味なファッションである。
偏見に凝り固まった意見だけど、阪神間のちゃらちゃらした女子大に通っている学生より堅実で勉学に励んでいる感じがする。学費も安いし親孝行だ。もちろんちゃらちゃらしたところでしか得られない人生経験というものはあるし、何より僕自身が、私立の高い学費を親にせびった挙句、一気飲みとアルバイトと失恋程度の人生経験しかしなかったのだから偉そうなことは言えない。
生協の前で原付のシートに腰をおろしたまま携帯電話で話している男子学生は「…合流はいいけど、今俺170円しか持ってない」と言っていた。試験期間はアルバイトも控え目にせざるを得ないから金欠になるんだよな。懐かしい。

杉本町駅改札を出てすぐのところにある弁当屋兼定食屋兼焼鳥屋（暖簾には「おでん」とも書いてあった）、竹馬はそんな貧乏学生たちの味方だ。トルコライスが580円で食べられる。これまで紹介してきたトルコライスの中で文句なしの最安値である。
お店が満席だったので弁当でお願いした。スチロール容器にみっちり詰められているライスはケチャップライスでもピラフでもなく焼き飯。その上にデミグラスソースがけのポークカツとナポリタンがのっている。この焼き飯が非常に庶民的というか気取らないというか、具材の葱や玉葱、人参等がしばしば焦げていたりするのだけど、その香ばしさがアクセントになって箸が進む。ポークカツにはしっかり厚みがあるし、ナポリタンは期待通りぐずぐずで甘酸っぱい。そして学生街にある飲食店の必須項目、ボリュームも十分。キャンパスのど真ん中にあるロータリーのベンチで小さなげっぷを3発冬の空に吐き出した。

170円しか持っていなかった彼が次にこれを食べるのはいつのことになるのだろうか。




特製トルコライス 580円

大阪府大阪市住吉区山之内3-1-11　
06-4700-2305
日曜休

東横イン

泣きながら「本当に体たらく」＝「利便性追求し過ぎた」－東横イン社長おわび会見（YAHOO!News/時事通信）

「『本当に体たらくな自分だったと思います』『利便性を追求し過ぎました』－。大手ビジネスホテルチェーン『東横イン』（東京都大田区）の西田憲正社長ら幹部4人が6日、国土交通省で記者会見し、同省の発表通り、完了検査後の改造が77件あったことを認め、謝罪した」。

…「本当に体たらくな自分」？「体たらく」の通常の用法ではないような。

てい-たらく【体たらく・為体】①すがた。ありさま。②(後世は非難の意をこめて用いる）ざま。「何という―だ」
（広辞苑）

これちょっと言葉の意味も不正改造してないか。

You Tube

「You Tube」でchicaneやkraftwerkのPVを見てウヒョーとか言っている夜である。

FTTHのようなbpsが20Mを超えるような環境よりも、安いADSLの2Mbps位の方がストリーミングがスムーズなので（実体験）、御参考に。

pizzicato fiveの幻のPV「万事快調」も見られて感涙。

K-1

WORLD MAX 日本代表決定トーナメント決勝を見ながら書いている。

パンチをしたりキックをしたりする際に選手の口から「シーッ」という音が出ているようなのだが、あれは何だろう。
音を出すには息を吐く必要があり、息を吐くという動作はどちらかといえば身体の弛緩につながるはずなので（柔軟体操の時には誰でも深く息を吐き出す）、打撃の威力にはかえってマイナスであると思うのだが。

ひょっとしてパンチ/キックの速さを演出するための効果音か？

と思っていたら「シーッ」とやってた方が負けた。

格闘技評論家と呼んでください。

有線を聴きながら

BoAの歌って、歌詞の一字一字全てを公平にきちんと発音していることがかえって日本語に聞こえない最大の理由になってしまっているのでは、と気付いた。

猛虎党

十三の狭い飲み屋で飲んでいたら、男一人女二人の三人連れが入ってきた。見たところいずれも三十代後半、話の内容から察するにどうやら三人とも独身で、熱心な阪神ファンらしい。

女A「なあ、もしやで。ごっつい好きになった女の人がいたとして、その人が東京に住んどって、結婚するなら東京に引っ越さなあかんというのが条件だとしたら、どうする？」
男「別れる。甲子園なしの生活は考えられん」
女B「そうやなあ」
女A「私もそうや」

出産費用無料化などより、阪神ファンを減らすことのほうが、現状の晩婚化・少子化対策として有効ではないかと強く思った。