「本当においしいカレーを食べたことがありますか?」というキャッチコピーで我々を煽ってくる高級カレーレストラン。カレーなのに一品1200円から1300円という価格設定の店だが、日曜の夕食時に順番待ちの列に入れられた。日本は今本当にデフレなのだろうか、としばし思う。
金の話ばかりで恐縮だが、おまけにこの店、別途サービス料10%を徴収されるのだ。ちょっと待てだってカレーだぜ、と思う。店舗入り口前に掲げてあるメニューにもその旨記載されているので、決して騙し討ちなどではないのだが。
ひょっとして食べている間ずっと店員が横についてくれて、絶妙なタイミングでルーを注ぎ足してくれたりするのか、などと非現実的なことを考えながら、シャンデリアが妖しくテーブルを照らす席に着いたところ、まず店員が恭しくメニューを持ってきて「当店の甘口は他店の中辛に相当する」ということと調理時間がかかる品についての説明をした。それから6種類の薬味を持ってきてひとつひとつの説明。そしてカレーの提供と、都合三度の接客があった。メニューによってはバターライスのおかわりが自由なので、それだけ接客の回数も増えると思うが、これが10%のサービス料に値するかどうかは…読者諸賢の判断に委ねたい。
「トルコライスカレー」は1300円。バターライスの上には、よくある薄焼き卵ではなくきちんとした厚みのあるオムレツ。そしてその上にポークカツが載り、ブルーノ自慢のカレールーがかけられている。クレソンが載せられているところが「レストラン」の面目躍如といったところか。オムレツのバターの香りが強く鼻腔を刺激する一方で、甘辛のねっとりとしたルーの風味がそれをかき消してお釣りが来る、というような味わいだった。ちなみにランチタイムメニューには入っていないので要注意。
ふと周りを見渡すと見事にカップルだらけ。デートでカレーかー。しかしここなら、ふたりでそれなりにムーディーな雰囲気で食事をして、酒を2杯ずつ飲んだとしてもトータル5000円位で収まる計算になる。ちょっと気の利いたイタリアンならひとり分の値段だ。
やっぱり日本はデフレなのだな、と再確認して会計を済ませた。
トルコライスカレー 1300円(別途サービス料10%)
大阪市北区角田町7-10 HEP NAVIO 7F
06-6315-5252
11:00-22:30 [ランチ/月~土 11:00-15:00]
不定休(HEP NAVIOに準ずる)
金の話ばかりで恐縮だが、おまけにこの店、別途サービス料10%を徴収されるのだ。ちょっと待てだってカレーだぜ、と思う。店舗入り口前に掲げてあるメニューにもその旨記載されているので、決して騙し討ちなどではないのだが。
ひょっとして食べている間ずっと店員が横についてくれて、絶妙なタイミングでルーを注ぎ足してくれたりするのか、などと非現実的なことを考えながら、シャンデリアが妖しくテーブルを照らす席に着いたところ、まず店員が恭しくメニューを持ってきて「当店の甘口は他店の中辛に相当する」ということと調理時間がかかる品についての説明をした。それから6種類の薬味を持ってきてひとつひとつの説明。そしてカレーの提供と、都合三度の接客があった。メニューによってはバターライスのおかわりが自由なので、それだけ接客の回数も増えると思うが、これが10%のサービス料に値するかどうかは…読者諸賢の判断に委ねたい。
「トルコライスカレー」は1300円。バターライスの上には、よくある薄焼き卵ではなくきちんとした厚みのあるオムレツ。そしてその上にポークカツが載り、ブルーノ自慢のカレールーがかけられている。クレソンが載せられているところが「レストラン」の面目躍如といったところか。オムレツのバターの香りが強く鼻腔を刺激する一方で、甘辛のねっとりとしたルーの風味がそれをかき消してお釣りが来る、というような味わいだった。ちなみにランチタイムメニューには入っていないので要注意。
ふと周りを見渡すと見事にカップルだらけ。デートでカレーかー。しかしここなら、ふたりでそれなりにムーディーな雰囲気で食事をして、酒を2杯ずつ飲んだとしてもトータル5000円位で収まる計算になる。ちょっと気の利いたイタリアンならひとり分の値段だ。
やっぱり日本はデフレなのだな、と再確認して会計を済ませた。
トルコライスカレー 1300円(別途サービス料10%)
大阪市北区角田町7-10 HEP NAVIO 7F
06-6315-5252
11:00-22:30 [ランチ/月~土 11:00-15:00]
不定休(HEP NAVIOに準ずる)