ぼやきぼやかれ、ふりふられ。

映画や本や神社や展覧会。あとは日々のつれづれです。

酔っぱらいの戯れ言です。

2014-07-27 00:35:58 | 日記
週末に家でひとり呑みした酒で、いい感じに酔っぱらい、

なんとなくつけたTVから流れる、戦争のニュースに涙をこらえた。

その昔、ノストラダムスの世紀末予言を信じてココロを病んだ友人は、
「死ぬまでにやるべきことを全てこなしているんだ」
と言って、数年ぶりに私に会いにきて笑った。

終末が近づいてる…とは思わないまでも、
戦争がだんだん近づいてきている今、病んだココロが戻ってきそうな恐怖と、戦っているのも、事実です。

おバカないいわけ。

2014-07-22 23:07:32 | 日記
サッカー、AS埼玉が規約違反 マッチドクターに整体師 - スマホ版 - 47NEWS(よんななニュース)

いいわけって、
オモシロイなぁ(*´∇`*)

【病院に勤めてる整体師を医師と勘違いした…】
って。

病院勤務は→全員医師
なら

レストラン勤務は→全員シェフ

空港勤務は→全員パイロット

ディズニーランド勤務は→全員ミッキー

…そんなわけ、ないでしょーっっ!! っつう話(笑)

そういえば学生時代
「おばぁちゃんの100回忌で」
って理由で部活休んだコがいたなぁ(。-∀-)

「いいわけ」って大概、すればするほどバカが露呈するからオモシロイよね(笑)

わたしは「素直にI'm sorry」 と言えるヒトでありたいなぁ…。

世界が小さくなって、なくしてしまった感覚もあるよね…ってハナシ。

2014-07-21 22:56:53 | 日記
NZから2年ぶりに帰国した友人と、2時間ほどおしゃべり。

ゆっくりとした時間もとれず少しばかりの再会だったんだけど、
「きゃーっ(≧▽≦)久しぶり~っ♪」
みたいな感動の再会も
「またね~!!連絡してね~!!元気でね~!」
みたいな淋しげなお別れもなく、
いたって日常的なテンションでお茶をしてきた。
(そもそも私が日常的にそんなにテンション高くないってゆーのもあるけれど…ww)

インターネットが当たり前に普及して、世界中どこにいてもリアルタイムで連絡がとれる。
連絡しなくても、FBやブログで近況を確認できる。
届かなかったりする手紙で、時間ばかりかかってやりとりしていた頃からは想像できない距離感だよなぁ…。

数年会っていなくても少しもそんな感じがしないのは、当たり前だよね。全てではなくとも相手の生活が目の前にあるんだから…。

離れている友や家族と身近で繋がっていられる感覚(ネット)というのは、安心だったり幸せだったり安定だったり…ホントにたくさんの喜びを与えてくれてるな、と思いつつ、
離れているドキドキ感や、秘密感や、久しぶりの感覚や…味わえなくなってしまったモノも多いのかな、と。

隣町に引っ越すだけで、
(もう二度と会えないんじゃないか?)
と思うくらい、哀しくって泣いた小学生の頃がなつかしく思えた日…。

それでもやはり、ネットで紡いだ2年より顔つき合わせて語る2時間のほうが、わたしにとっては大切な時間だと…あらためて感じた日でもあったりして。

W杯が終わってしまった…ので、感想など少し書いてみる。

2014-07-14 22:35:17 | スポーツ

約1か月間に渡る長い戦いの結果
ドイツの優勝で幕を閉じたワールドカップ。

優勝カップを高々とかかげはしゃぐドイツチームのすぐ横で、大会MVPに選ばれるも悔しさ溢れる表情でうつむくメッシの姿は、切なくも印象的で、私の目にしっかりと焼きつきました。

どれほど焦がれても勝ち残るのは1チームだけ。
各国のスーパースターがスーパーな活躍をしても、勝てるとは限らない…そんなアツい試合の数々に興奮し眠れず過ごした、わたしの日々も終了したわけで…

「また4年後、がんばりますっ」
なんて、私はただの観戦者なので軽々しく言ってみたりもするのです。

そいえば、グループリーグで敗退した日本代表チームの選手たちも、
「まだまだ成長します」とか
「4年後にむけて…」とか
「これからも…」とか
前向きコメント続出で、またまた(マスコミ煽りすぎだろーっ)の批判も何のその、期待に胸膨らませて4年間過ごしなさい…的な?

もちろん、前向きは大事。
向上心も大事。やり直しも、成長も大事。
でも、この大会に「この大会に」すべてをかけてた各国の選手たちとのモチベーションの差があるのかなぁ…と思ってしまったりして。
やはりまた、チームで優勝を!!と願ったメッシの姿を思い出してしまうのです。
(ちなみに、私が応援してたのはドイツですがww)


でも結局、なんやかんや言ってもやはり日本代表にはがんばって欲しい。もちろん。応援だってしています。
この悔しさをもった選手が4年後に果たして何人残るのかもナゾですが…
ぜひ
「優勝めざします」とか言わずに、堅実に、グループリーグ突破を目指して欲しい。
海外チームに行ったら勝ち、と思わずにJリーグを強くして欲しい。
J2とかJ3とかNFLとか…底辺拡大もいいけれど、頂点の低い三角形じゃ、意味がない。

ハッ…!Σ( ̄□ ̄;)
ぼやいてしまった…ごめんなさい。
(がんばってる選手たちを批判するな!!…)みたいな方たちに叱られそうですが(笑)
でも、こーやってボヤいたり、ため息ついたり、イラッとしたり、喜んだり、驚いたり…
って、ガヤガヤ言いながらも、新しいチームが出来上がり成長してゆく過程を見るのが楽しかったりもするのですよ(笑)

日本に限らず、世界各国のサッカーがまた新たに動きだす。
こんなにウキウキすることはないですよね♪

…とにもかくにも、
ドイツ、おめでとう♪ヽ(´▽`)/

そして、すべてのW杯戦士のみなさま、楽しく素敵な闘いを、ありがとうございました!!

今さらだけど…【Pluto(プルートゥ)】浦沢直樹×手塚治虫 読みました。

2014-07-08 21:26:50 | レビュー・映画・本


手塚治虫の名作、鉄腕アトムの「地上最大のロボット」。言わずとしれたこの名作を浦沢直樹氏がリメイクした作品「Pluto」。
なかなか読めずにいたのですが、今日ようやく全8巻を一気に読破しました。(ネタバレあり)


「地上最大のロボット」とは…

アラブの長者サルタンはロボットの王となるべく、科学者に造らせた最大のロボットプルートゥに、世界中に散らばる7体の優秀なロボットを倒せと命じる。
この7体のロボット(アトムを含む)との戦いを描いた作品。

この名作を浦沢直樹氏がどのように作り上げるのか?とても楽しみでした。

最大の違いは、物語の進行がアトムではなく、刑事ロボットのゲシヒト目線で語られていること。

高レベルの人工知能を持ったロボットたちと、人間が共生している時代。
それでも人は権力を求め、戦争を行う時代。

浦沢マンガでは原作ではほとんど描かれなかった7人のロボットの背景にあるストーリーを綿密に描くことで

ロボット×人間
人を殺すロボット
ロボットを殺す人間
ロボットに芽生える感情
消えない記憶
戦争
科学の進歩が踏み込むべき範囲

など、多くの問題提起をしています。
原作では、あくまで「ロボット」であったロボットにほんの少し人間ぽさが加わることで、こんなにも感情的で激情的な物語になるのか…と思うくらい、泣きながら読みました。
ストーリー展開ももちろんですが、浦沢氏の描く人物の、悲愴感漂う表情や、悲しみの表現はたまらないのです。

でももちろん、大筋は原作のまま。
手塚治虫に敬意をしめしながらも、完全に浦沢ワールドに作りかえられた作品です。

最期は、もちろんアトムとの闘いですが…その先にある未来とは?
こちらは、見てのお楽しみ。
手塚作品よりも、優しく愛に溢れたストーリーです。(手塚治虫の原作が非愛というわけではなく、原作はもっとシンプルでクールにすべてが展開しています)


人権問題や、命の重さ、医学の発展、おわらない争い、集団的自衛権…などなど、様々なニュースが飛び交う現在、改めてあるべき未来のかたちを考えてみたりしました。
そして、わたしたちの現在、未来を予期していたかのような、手塚治虫の原作に改めて感動です。

そして、マンガを読んで泣く…という久しぶりの自分にも感動です。