ぼやきぼやかれ、ふりふられ。

映画や本や神社や展覧会。あとは日々のつれづれです。

野球だいすき

2020-03-12 16:39:00 | スポーツ

実は野球が大好きなわたし。

地元で開催予定だったオープン戦のチケットを3日分購入して、仕事も休みを入れ、楽しみに楽しみにしていたのだけれど。。

あっけなくオープン戦は無観客試合が決定(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
はーっっ。
ため息しかでない。

まぁ仕方ないけどね。
新型コロナウイルスの猛威に負けたってやつね。

とはいえ!!
気持ちをきりかえ、払い戻したチケット代金をはたいて、ペナントレースのチケットを購入。
しかもネット裏。
楽しみは先延ばしに(*´꒳`*)

しかし、開幕の延長が発表され、この試合も行けるのかどうなのか…

そんなこんなしているうちに、今度は春の選抜高校野球が中止に。
えぇーっっ!?
まぁこれも仕方ないって言ってしまえばそれまでだけど、楽しみにしていた高校生の気持ちを思うと切なくってしょうがない。

夏の予選はできるのかなぁ?

私が好きなのはプロ野球だけではない。
高校野球も大好きなのです!!
毎年地区予選を5〜6試合は観に行くのです。由々しき事態です。

もうため息すらでやしない。

見えない敵と戦うのは、メンタルがやられるものですねぇ。

すこしでも早くコロナの恐怖から逃れられますように。。
神さまにお願いする毎日です。

2020/03/11 映画「Fukushima50」観てきました

2020-03-11 20:16:37 | レビュー・映画・本
東日本大震災から9年。
新型コロナウイルスが猛威をふるい、人々が活動自粛を余儀なくされた今日、3・11。

映画🎬
Fukushima50
観てきました。

9年という年月が長いのか短いのか…立場によってそれぞれの流れは違うと思うけれど、私にとってそれ(原発事故)は少し遠い記憶になりつつあったのが事実。
そんなタイミングでのこの作品は、あの原発事故について再び想い、考え、また新たに進むいい機会となり、観ておいて良かったなと素直に思える映画でした。

リアリティ溢れるイチエフ内部の映像や緊張感。現場にいた作業員たちの恐怖や使命感。本や資料などでは伝わりにくい臨場感がその映像と音でとてもよく伝わるつくり。

政府や東電本社の人々との感覚の違い、軋轢などデフォルメされているかなと思う部分もあったけれど、現場目線からすれば政府や本社は現場を知らない悪者的な立場になるのも当然かな。

怒号飛び交い、苦悩と恐怖と使命感が入り混じるなんともいえない感情の渦に飲み込まれる2時間。涙が止まらないまま観続けた映画は、これがはじめてです。
あまり映画で泣いたりしないのですが。。

後半の米軍からの支援のくだりとか…ぐだぐたのところもあったし、正直賛否わかれる映画だとは思うけれど、事実をもとに、劇的に、わかりやすく、という意味ではとてもよくできているし、あの事故が再び議論される契機になるという意味ではとても重要。

渡辺謙さん、佐藤浩一さん、吉岡秀隆さん、緒方直人さんなどなど演技派名優の鬼気迫る熱演はもちろん、緊迫した現場のなかで少しだけ明るい気持ちにさせてくれる安田成美さんの演技も素敵でした。


あれから9年たち、私たちは今未知のウイルスに怯える毎日です。
それでも前向きに生きていくしかない日々です。
あの日を覚えている人もいない人も、辛い記憶を抱えている人も、未だ苦しんでいる人も、私のようにのほほんと暮らしている人も。
ぜひこれを見て想いを馳せて欲しいなとおもいます。

「忘れない」でいることはとても大切でとても難しいことだから。