カブトビール屋

明治時代に半田赤レンガ建物で作っていた『カブトビール』の販売情報をお届けします

復刻カブトビールの特徴 その六

2019年11月26日 | グルメ

  復刻『カブトビール』は、明治時代のカブトビールを忠実に復刻したビールです。日本のビールは、大正末期頃に一変します。外観においては、コルク栓から王冠に変わります。味においても明治時代までのしつこさを脱して、飲みやすく、杯を重ねるに適したものとなります。色においても赤味を帯びた褐色から淡い琥珀色になり、見るからに旨そうに見えるようになりました。カブトビールの特徴でもあるビール中の炭酸ガスもふえて、心地よい刺激が喉をくすぐるようになりました。。復刻『カブトビール』は、明治時代同様に炭酸ガスは現在のビールに比べて3割以上も少なく製造してあります。是非、味わってみてください。


復刻カブトビールの特徴 その五

2019年11月21日 | グルメ

  復刻『カブトビール』は、明治時代のカブトビールを忠実に復刻したビールです。カブトビールを黒ビールという人がいますが間違いです。明治時代のラガービールは、現在のグリーンを基調とした琥珀色に対して、赤系統の赤褐色でした。カブトビールの色は、黒ではなく赤褐色なのです。明治36年第5回内国勧業博覧会の審査報告に「我国のラガー麦酒は、ウォルト(麦汁)の含糖量13%~13.5%、発酵度71~75にして色沢鮮麗芳香優美内外人の賞賛を博するに足れり。」とあります。麦汁糖度が高かったため、できたビールの色も濃く赤褐色をしていたというわけです。色の濃い赤褐色をした苦味の強い“本格ドイツビール”。是非、『カブトビール』味わってみてください。 


復刻カブトビールの特徴 その四

2019年11月16日 | グルメ

 復刻『カブトビール』は、明治時代のカブトビールを忠実に復刻したビールです。カブトビールは、地ビールではなく“本格ドイツビール”です。昔、ドイツでは皮のズボンをはいて、椅子にビールをこぼしその上に腰掛けてからしばらくして立ったときに、ズボンが椅子にくっつくように貼り付くのが良いビールだと言われたといいます。このように粘着力が強いということは、発酵の度合が同じならば濃く仕込まれたビールである証拠であり、また、アルコールも多いことになると考えられていたのだといいます。アルコール度の高い“本格ドイツビール”。是非、『カブトビール』味わってみてください。


復刻カブトビールの特徴 その参

2019年11月10日 | グルメ

  復刻『カブトビール』は、明治時代のカブトビールを忠実に復刻したビールです。明治時代のビールの特徴の一つに、アルコール度が高いことがあげられます。今のビールは4~5度ですが、明治時代のビールは7~8度ありました。明治時代のビールは、コップ1杯飲むとかなり酔い、泡なども飴みたいに口のまわりについて、手につくと、べとべとするくらいだったと言われています。当時は、製造工程において今ほど滅菌処理ができなかったため、アルコール度を高めることによって賞味期間を長くし流通させたとも考えられています。炭酸ガスが少なくて喉ごしよく、でもアルコール度の高いビール。是非、『カブトビール』味わってみてください。


復刻カブトビールの特徴 その弐

2019年11月04日 | グルメ

  復刻『カブトビール』は、明治時代のカブトビールを忠実に復刻したビールです。明治時代のビールの味の特徴の一つに、苦味が強いことがあげられます。これは、ホップの添加量が現在の2倍以上だったことに起因しています。また、アサヒビールの100年史には、「明治時代のビールは、現在のものより醗酵前のエキスが高く、また、醗酵終了後のエキスが相当残り、タンパク質やデキストリンが多いことなどから味は重厚で、甘味の残るビールであったと思われる。」との記述があります。味は、苦味が強く重厚で甘味の残るビール。是非、『カブトビール』味わってみてください。