北国・津軽の風景

本州最北端にある津軽の中心都市城下町弘前市
その周辺の四季の風景を見て頂いて
一人でも多くの人に足を運んで貰いたい

日本一の大銀杏

2021年11月23日 10時29分51秒 | Weblog

弘前市から車で1時間20分ほど日本海側に行くと深浦町北金ヶ沢と言う港町がある

そこには樹齢1000年ほどと言われる高さ31mの大きな銀杏の木が立っている

昨夜は前線の影響で雨と風が強く見物人は少なかったが

夕方4時半からライトアップされて暗闇に黄色に色付いた大銀杏が光り輝いて見えた

日本一と言うのは幹周り22mでイチョウの部で全国1位、全樹木でも3位の巨木で

国の天然記念物にも指定されている

また幹から垂れ下がる気根が乳房の形に見えることから「垂乳根の公孫樹」と呼ばれ

触れると母乳の出が良くなるとも言い伝えられている

この大銀杏は「ビックイエロー」とも呼ばれるようになり多くの見物人が訪れるようになっていた

その為か根元の土が踏み固められた影響で銀杏の葉が小さく少し弱っていると見た町では

今年から立ち入り禁止柵を設置して根元を守ることにした

この大銀杏を見ているとスケールの大きさにただただ圧倒される

1000年も生きて来た樹木をこれからも守って行かなければならない深浦町

柵があっても充分迫力は感じられるので守って欲しいと思う

大銀杏のライトアップと見頃は今月いっぱいだそうだ

 

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残秋の弘前公園

2021年11月19日 16時51分46秒 | Weblog

昨日、初霜が観測された津軽地方  冬の足音が聞こえてきています

午前中時間が空いてお天気も良かったので弘前公園へ

桜の葉はほぼ散ってはいるが、もみじが半分ほど残っていた

 

桜の葉や銀杏の落ち葉が敷き詰められてフカフカの地面を歩いて行くと

真っ赤なもみじと落ち葉の絨毯が秋の陽射しに照らされて燃えているようだった

少し歩いて行くと東内門のそばには樹齢400年以上の弘前市で最も古い大銀杏の木が見えてくる

高さ25mもあり葉は3割程度残ってた

幹回り8mほどありこれも弘前市で一番太い木だそうで

銀杏の葉が無くなったら雪が降る頃だとされている

弘前公園は春の桜が全国に知られているが、秋の終わりから冬の初め

また白と黒の真冬の公園も魅力があっていつでも来てみたいと思える

弘前市民が大好きな場所ですね

 

 

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ふじの収穫

2021年11月08日 15時57分51秒 | Weblog

日本一のりんご生産地弘前市では主力品種「ふじ」が

収穫の最盛期を迎えている

津軽地方のどこからでも見ることが出来る津軽富士「岩木山」を囲む

りんご畑では先月下旬から一段と朝晩の冷え込みが厳しくなって

りんごの出荷量のおよそ半分を占める真っ赤に色付いた「ふじ」を

ひとつひとつ丁寧にもぎ取る作業をしていた

今年は夏場の雨が少なかった影響で小ぶりだが糖度が高く甘くて美味しいそうで

やはり甘みと酸味のバランスが丁度良い「ふじ」はりんごの王様だ

ふじの収穫は10月下旬からはじまって今がピークを迎えているが

山岳地帯のりんご畑では収穫が今月中旬まで続くそうだ

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