エデンの園でアダムとエバを、悪魔サタンが蛇を用いて唆し、唯一まことの神エホバから独立すれば、神エホバのようになれる、と嘘を述べましたが、アダムとエバは悪魔サタンの言葉を信じその指示に従いました（創世記２：１５；３：１～６．啓示１２：９）。エデンの園での出来事以来人類社会は悪魔サタンの配下に入り、あらゆる形態の政治、経済システムを経験しました（ヨハネ第一５：１９）。しかし、悪魔サタンの言葉に反し、人類は聖書の予告通り、１９１４年以降の「終わりの日には対処しにくい危機の時代」に生活し、激痛を味わっています（テモテ第二３：１～５．マタイ２４：８）。日本でも高学歴化社会に入り、時間が経過しましたが、聖書の予告通り、不法が増し、大半の者の愛が冷え、利己主義、経済第一主義、自然の情愛のない者がはびこり、不公正が蔓延し、拡大しています（マタイ２４：１２）。でも、落胆しないでください、神エホバからの良い知らせがあります。人々の間から不公正や苦しみの原因を取り除いてくださるのです（エレミヤ２９：１１）。間もなく、神エホバの臣民は義の宿る新しい社会に招き入れられ、無上の喜びを味わうことが保証されているのです（詩編３７：１１）。聖書のペテロ第二手紙の中に、次の保証の言葉が記されています。
「これらのもの（この事物の体制の諸悪の諸要素）はこうしてことごとく溶解するのですから、あなた方（真のクリスチャンたち）は、聖なる行状と敬虔な専心のうちに、エホバの日の臨在（エホバの裁きの日のハルマゲドン）を待ち、それをしっかりと思いに留める者となるべきではありませんか。その日（エホバの裁きの日のハルマゲドン）に天（安定して見えた事物の体制の諸政府）は燃えて溶解し、諸要素（諸悪）は極度に熱して溶けるのです。しかし、神（エホバ）の約束によってわたしたちの待ち望んでいる新しい天（天の神の王国政府）と新しい地があります。そこには義が宿ります」（ペテロ第二３：１１～１３）。
上の聖句に記されている通り、間もなく生じる神エホバの大いなる日の戦争・裁きの日のハルマゲドンで（啓示１６：１４，１６）、この事物の体制の諸政府と、諸要素と述べてある諸悪（偽りの宗教体制含む）は、極度に熱した火によって溶解する、つまり人々を苦しめて来たすべての原因が除去されるのです（ペテロ第二３：７）。その後に、真のクリスチャンたちが待ち望んでいる新しい天の神の王国政府と新しい地・地上に楽園が回復され、「そこには（神エホバの）義が宿る」のです。神エホバの義の宿る地上の楽園では、エホバの臣民の悲しみの「涙が拭い去られ、もはや死もなく、嘆きも叫びも苦痛ももはやない」のです（啓示２１：４，５）。人類の苦しみの原因は取り除かれるのです。あなたも、保証された義の宿る新しい社会の希望に堅く立つ方のお一人であれば幸いです。
夏帽子 深めの婦人 散歩かな 今日の一句
道辺に咲いている「ルドベキア」
