やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

確認行為なのかもしれない

2021年12月13日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

11日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

この日のカウンセリングは、息子が50分、私が10分ぐらい。

 

「最近の調子はいかがでしょうか?」

 

「高校の部活に参加させていただいて、サッカーしたいという気持ちが強くなったみたいで、家の前でリフティングをしたり、走ることにも挑戦して、10分走り切ることが出来るようになってきました。

でも、まだまだ不安は強いままで、

『どこも行かへん?』

『こっち来て!』

『一緒におってや!』

などと、言ってきます。

私が家にいることが分かっているはずやのに、癖になっているのか、それとも強迫性障害みたいに確認せずにはいられないのか、ゲームをしているときでも、お風呂に入っているときでも、本当に何度も何度も言ってきます。

用事しているときに言われると、

『ご飯作ってるから手を離されへんねん!』

とか、返してしまうんですけど、ちょっと言い方が強いと〇〇の調子がますます悪くなってしまいます。

昔、ペアレントトレーニングで、〇〇が好ましくない行動をしたときには反応せずに無視して、良い行動をしたときに褒めるようにと言われたのですが、無視してもすごく調子が悪くなるので、今の〇〇には当てはまらないのでしょうか?」

 

「『今、ちょっと手を離されへんねん。』

という対応は、すごく良いと思います。

今は、〇〇君の言動を否定するんじゃなく、肯定的に捉えて、おおらかに接してあげてください。

 

「こんなんで通信制高校にも通えるのか?って不安になるのですが、週一回から二回、三回って部活に参加出来るようになって、私から離れられる時間を増やしていけたらいいなぁと思ってます。」

 

「部活に参加出来るようになって良かったですね。

自信がついて、良い練習になると思います。」

 

続く診察では、

「ずっと調子が悪いままです。」

と、息子は言っていました。

「部活に参加したり、走りに行ったり、出来ることも増えたけど、家の中では調子が悪いままです。」

 

「お母さんから見てどうでしょうか?」

 

サッカー部の練習に参加して、ちょっと元気になって、リフティングしたり走ったりするようになったので、良かったなぁと思ってます。

でも、不安は強いままで、

『何がそんなに不安なん?』

って聞いたら、私がいなくなってしまうんじゃないかと思って、不安で仕方がないようなんです。

ほとんど一緒に家にいるんですけど、それでも不安みたいで、

『どこも行かへん?』

『一緒におってや!』

と、何度も何度も確認してきます。

 

自信が付いてくると、不安は小さくなっていきますからね。

このままの薬で、カウンセリングを続けていきましょう。

次は二週間後ですね。」

 

今回も「リスパダールOD錠1mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」を処方されました。

 

息子が私から離れられなくて、ぎゅ~っとハグしに来たり、「どこも行かへん?」などと何度も何度も声をかけてくるのは、もしかすると、強迫性障害による確認行為なのかもしれないと、最近思うようになりました。

 

分離不安が強いせいもあるのだろうけど、明らかに私がどこにも行かないと分かっていても、息子が何度も何度も声をかけてくるのはなぜだろう?と、不思議に思っていました。

 

息子自身もおかしいと思っているだろうし、やめようと思ってもやめられないのだと思います。

 

そういえば、最近の息子は、何度も手を洗ったり、ドアが閉まっているかを確認したり、リモコンの向きを気にすることはなくなりました。

 

確認の対象が私に向いているから?

 

おおらかに接するように言われたし、やめさせようとして、ただでさえ調子の良くない息子を追い詰めることはしたくありません。

 

自信が付いてくると、不安は小さくなっていく!

はず!?

 

大好きなサッカーを通して、息子は自信を持とうとしているので、私はただただ見守っていこうと思います。

 

あなたこそが大切な存在であることを、息子自身が気付いてくれますように・・・。

 



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Lei)
2021-12-13 17:03:37
こんにちは😃
息子くん、サッカー⚽️をやりたい気持ちは、変わらずなんですね。良かった^_^
ただ、不安がまだ強いのかな。
だからと言って、ずっと側についてるのは、難しいですものね。
辛いですね。
先生が仰る通り、自信がついてくれは、不安も少しずつ取れてくるかな。
それまでは、大好きなサッカーを沢山出来るといいなと思います。
Leiさんへ (justyblu)
2021-12-13 18:26:33
Leiさん、こんばんは。
いつもありがとうございます!

よく知っている先輩と一緒に、近くの高校でサッカーが出来なければ、
通信制高校のサッカー部で、知っている人もいない中、片道1時間半以上かけて練習に通うのは難しいと思っています。

本人もそう感じているようで、絶対にやれるようになる!と、思っているようです。

今はまだ週に一回ですが、3月末までに出来るだけ参加させてもらって、自信を付けていってほしいです。

息子が、楽しい!と思える時間が増えていけば、きっと不安は小さくなっていくと思います。
そう信じて、応援しようと思います!
Unknown (ZIP)
2021-12-27 02:06:50
他人の存在感を感じ取ることが難しいのではないでしょうか。
ZIPさんへ (justyblu)
2021-12-27 09:31:20
ZIPさん、コメントありがとうございます。

昔から人との距離感が分かりにくいようだったので、
そういうこともあるのかもしれません。
Unknown (ZIP)
2021-12-27 12:21:31
距離は交流する際の障害にもなりますが、一方で
防御の役割も果たしています。
ZIPさんへ (justyblu)
2021-12-27 20:19:50
ZIPさん、こんばんは。

息子は小さい頃、人との距離が近すぎて、トラブルばかり起こしていました。
そのせいもあるのか、今は、極端に気を使うので、人と関わることが難しいようです。
きっと防御の役割があるのだと思います。
Unknown (ZIP)
2021-12-27 23:33:43
私の個人的な思いで恐縮ですが、
息子さんは至って普通に思えます。
ドイツ語でHeimatという言葉があるのですが、故郷・家庭といった、他者との情緒的交流が可能な密度の高い空間のことです。
私も高校は故郷にはなりませんでした。
強いていえば家庭もです。
高校時代はHeimatから距離をとることで安心していた様に思います。
他の人より時間はかかりますが、要領よく生きることが全てだとは決して思えません。
ZIPさんへ (justyblu)
2021-12-28 14:42:33
ZIPさん、コメントありがとうございます。

心配し過ぎるのが悪い癖で、ついつい気をもんでしまいますが、
息子も、ZIPさんのように、きっと自分の距離感というか生き方を探しながら前に進んでいるのだと思います。

私が用意してあげられるものなんてなくて、
息子自身が手に入れなくてはならないものなのでしょうね。
ただただ幸せな未来を祈るばかりです。

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