やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

どちらを選ぶ?

2018年09月25日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

今月13日に息子のメンタルクリニックを受診しました。

実家の台風被害のため書きそびれていましたが、やはり記録として残しておこうと思います。

 

この前後の状況として、父子で行く予定の大阪ダービー(セレッソ大阪とガンバ大阪の試合)の日にサッカー部の公式戦が行われることになり、息子は「どうしよう!?」と、悩んでいました。

 

元々その日は午前中にサッカー療育があって、部活を休むことになっていました。

午後2時からの大阪ダービーのチケットを購入して楽しみにしていたのに、公式戦は午後2時半にキックオフ。

 

「絶対、(ダービーを)観に行きたい!」

「でも、試合も休まれへん。」

と、延々と悩み続け、学校生活や日常生活に支障が出る状況でした。

 

息子はまだ、すでに勝敗が決まった試合状況でなければ試合に出してもらえないので、私としては、「チケットも買ったことだし、試合を観に行けばいいのに」と思うのですが、多分、どちらを取っても「これでよかったん?」と不安になるような気がして、息子自身に答を出させることにしました。

 

息子は、その日のカウンセリングでずっとこの話をしていたそうです。

息子にとっては、どちらも大切なことで、どちらも譲れないことなのでしょう。

 

例によって、10分だけ私にカウンセリングの時間をとってもらい、私の対応の仕方を聞いてみました。

本人に決めさせなければ、あとで後悔が大きくなるかもしれないと思う一方、ずっとそのことが気になって他のことが疎かになってしまうのもどうかと思っていました。

 

「これから色んな場面でどちらかを選ばなければならないことが出てくると思います。

じっくり話を聞きながら一緒に考えてあげると、その練習にもなると思います。

サッカー部の試合とサッカーの試合を観に行くこと。

なぜ行きたいのか、サッカー部の試合に行ったときのメリットとデメリット、試合を観に行ったときのメリットとデメリット、〇〇君が思っていることを紙に書いて視覚化してあげるといいと思います。

また、たとえば、サッカー部の試合が終わってから、途中からダービーを観に行くことは出来ないのか、両立出来る方法がないかも紙に書いて考えます。

そうすることで、もやもやしていた気持ちが整理され、自分で納得して選びやすくなると思います。」

 

心理士の先生に話を聞いてもらって自分の気持ちを整理できたのでしょうか、息子は随分すっきりした表情になっていました。

 

続く、児童精神科の先生の問診には、

「調子はいい。」

「学校は楽しい。」

「眠れてるし、食べれてる。」

と、息子は答えていました。

 

「お母さんから見て、どうですか?」

と、聞かれたので、

何か気になることがあると、落ち着かなくなって、他のことを忘れたり失敗することが多くなってしまいます。

毎日、水筒だったり、ユニフォームだったり、宿題だったり、何かが抜け落ちてしまっています。」

と、答えました。

 

「う~ん、注意を向けることが苦手というか、でも、なるべく薬は増やしたくないですしね~。

実は、私もそうだったんですよ。

でも、成長につれ、メモを取ったり、自分で意識することが出来るようになりました。

もう少し彼の成長を「待つ」必要があるのかもしれません。」

 

未だに自分だけでは学校の準備も出来ない息子ですが、まだまだ仕方がないのかな。

 

「また、学校の課題をするのが大変で、テスト前にしても夏休みの宿題にしても本当に大変でした。

この子にはちょっと多すぎるのかな、とか、課題を減らしてもらうよう先生に相談した方がいいのかな、と思うことがあります。」

 

「この前の検査の結果では処理速度が少し遅いと出ていますので、大変なところはあると思います。

量より質をとって、課題を減らしてもらうこともありだと思いますよ。」

 

「決められたことをやり遂げる」ことを重要視して、私が手伝ったり、塾の時間を宿題にあててもらったりしながら、みんなと同じ課題をやり切ってきましたが、息子に合った分量に減らしてもらう方がいいのでしょうか。

でも、息子に合った分量とはどのくらいなのでしょう?

 

私も視覚化してじっくり考えてみる必要がありそうです。

どちらか、それとも両方ということもあり得るのか。

通級の先生とも一度よく相談してみようと思います。

 

今回も薬は増やさず、これまで通り「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠7.5mg(3/4錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)」の処方となり、次の診察は5週間後となりました。 

 


台風被害に目途

2018年09月19日 | 日記

先日の台風21号により、実家の屋根の棟板金が飛ばされ、ベランダ、物干しの屋根が吹き飛んで、雨どいに穴が開いてしまいました

直してもらおうにもなかなか業者さんが見つからず、弟と二人でずっと頭を悩ませていました。

 

見積もりに来てもらえるのが10月半ばだとか、150件待ちだとか言われ、役所に相談しに行っても、「公平性を失するので紹介できない」と、市の入札業者のファイルを見せてもらえるだけでした。

ネットの紹介サイトに連絡してもなかなか返事が来ないし、やっと業者さんを紹介してもらっても、その業者さんからの連絡は梨の礫です

 

被害に遭われた方が多すぎて、どこも手がいっぱいなのでしょう。 

とりあえず、役所の方に罹災証明発行のための調査にきていただいたのですが、その時点で400軒も調査に回っているということでした。

雨漏りが心配ではありますが、自分のことばかり言ってられません。

これは長期戦になるわと覚悟したところ、意外なところから業者さんが決まりました。

 

私の住む町では10月の初めにだんじり祭りがあって、9月の半ばにはその準備の一環として町内の掃除があります。

今年は16日に掃除があり、一緒に掃除をしていた方のお家が工務店を営んでらっしゃることを思い出して相談してみました。

 

それからあれよあれよと話が進み、翌17日には実家に一緒に行って、写真を撮ったり見積もりの準備をしていただくことが出来ました。

 

3枚庭に落ちていた棟板金は全部で5枚はがれていて、下地板が見えている箇所もあり、アンテナも屋根の上に転がっていたそうです。

板金は使えるものは補修して使い、どこかに飛んでいってしまったものや壊れたものは注文しなければならないので、板金が届くまではしばらくかかるとのことでした。

下地板に少し雨染みが出来ているそうですが、

「雨の溜まる場所ではないので、修理までに余程の大雨が降らない限り雨漏りの心配はない。」

と、言われました。

 

「今から行ける?」

と、出発の15分前に電話がかかって来て、隙間時間に見に行っていただくことが出来たので、まさにご近所さんならではのスピードです。

 

修理費はざっくり計算で20数万円とのことですが、火災保険から15万円支払われるらしく、何とか見通しが立ちそうです。

いったい修理にどれぐらいかかるのか、信頼できる業者さんが見つかるだろうかと、心配で落ち着かない日々を過ごしてきましたが、ようやく人心地が付きました。

 

災難ではありましたが、実家に人が出入りすることで新しい風が吹いて、弟にとってプラスになればいいなと思っています。

 

 


2018年夏、埼玉・東京旅行

2018年09月04日 | 旅行

2学期が始まりました。

と思いきや、2日目から台風のため臨時休校です。

 

さて、8月後半から夏休みの宿題を頑張っていた息子、8月中に全て終了することが出来ました。

そして、9月1日~2日は、夏の旅行へ!

 

「宿題終わらんな、旅行に行かれへんで~!」

と、息子に発破を掛けていたものの、本当に終われるのか冷や冷やしていましたし、息子が宿題を成し遂げた時点で私の方がぐったりしてしまいました。

自分でするより人にさせる方がどれだけ大変か・・・。

 

今年の旅行も、セレッソ大阪のアウェイ観戦になりました。

やはり、大好きなサッカーを観に行く旅行が一番嬉しいようです。

主人と息子の休みが合うのは、お盆前のコンサドーレ札幌戦と夏休み最後の土日(9月に入ってますが)の浦和レッズ戦。

札幌行き程ではないとはいえ埼玉までの旅費もかかりますが、大人になっていく息子とあと何回旅行に行くことが出来るかを考えると無理する価値はあります。

 

とはいえ、私にとっては苦行の旅。

鉄道と徒歩での移動は股関節や足が辛かった!

 

出発からすでに豪雨で鉄道には速度規制がかかり、少しでも早く新大阪に着くようにと地下鉄に乗り換えを余儀なくされました。

東京に着いてからも乗り換えで、とにかく歩く、歩く・・・。 

さらに、埼玉スタジアムは最寄駅から遠い!

 

おまけに雷でキックオフは30分も遅れ、ゴール裏席には屋根もなく、たまに雨が止む時間帯はあったとはいえ、楽しみにしていたスタジアムフードを食べる気力もありませんでした。

しかも、新幹線パックのホテルは温泉も大浴場もありません。

 

それもこれも、ただただ息子の笑顔が見たいがため

 

オスマル選手、ソウザ選手がゴールして、喜びを爆発させる息子を見ると、「良かった~!」と心から思います。

試合も1-2でセレッソ大阪が勝利し、幸せな気分でスタジアムを後にすることが出来ました。

 

 

今回の旅は、新幹線パックで出来るだけ旅費を抑えようとして「こだま」利用です。

そのため滞在時間が短いため、東京に着くと大急ぎで池袋のサンシャイン60展望台に行き、息子のみ「SKYエスケープ~高所恐怖体験~」というVR体験をしました。

本当は「弾丸フライト」というのをやりたかったのですが、3種類あるVRのうち一番待ち時間が短いものしか選べませんでした。

 

その後、サッカー観戦で一日目は終わり、二日目は「日本サッカーミュージアム」へ。

日韓ワールドカップ開催を記念して建てられたミュージアムには、日本代表に関する色んな展示がされていました。

息子は、手に入れたばかりのスマホであれこれ撮影していました。

 

 (円陣向こう側、息子も一緒に)

 

その後、押上にある「fcFA」というサッカー専門店に行き、主人と二人で買い物を楽しんでいました。

 

お店を出て少し歩くとスカイツリーが・・・。

 

 

息子は三度も切符を失くしてしまい、主人は東京駅のコインロッカーの場所が分からなくなるなど色々ありましたが、終わってみればみ~んないい思い出。。。

 

思い出深い夏の旅行となりました。