やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

光が見えた?

2018年11月21日 | 日記(息子・中学生)

サッカー部の先輩が起こした不祥事により、サッカー部ではボールを使った練習が出来なくなり、校内の掃除と走り込みが主な活動となりました。

それだけが原因ではないのですが、変化に対応できずに息子の調子が悪くなり、些細なことが気になって胸が苦しくなるようになりました

それは、自分が書いた文字の傾きであったり、テレビの向きであったり、気にする必要のないものや不安になる必要のないものが気になって、息子の調子がどんどん悪くなってしまうのでした。

 

また、「ただの悪ふざけやから気にせんでいい!」と、息子は言うのですが、お弁当のご飯にアクエリアスをかけられて残してきたことがありました。

量にすると一部だったのですが、アクエリアスのペットボトルにはエダマメが入れられたりしていて、親としては心配で仕方がありません。

 

他にも、鉛筆が一本、バキバキに折られて筆箱に入っていました。

「俺もそいつの鉛筆を小学生の時に折ったことがあるから、おあいこや。」

と、息子は言うのですが、やはり学校の先生にはお伝えしました。

 

文字やテレビが真っ直ぐでないことが気になる息子が、そんなことをされ、例え「たいしたことじゃない」と思ったにしろ、気にならないはずはないと思うのです。

ただ、息子の意思を尊重して、事を大きくせずに、注意深く見守ってくださるようお願いしました。

 

学校に遅れたり早退することになったり、週に一日しかまともに出席できないときもありましたが、そんな息子も、ここにきてようやく落ち着き始めたように思います。

今は、期末テストのために部活が中止になっていますが、期末テストが終われば、ようやくボールを使ってのサッカー部の活動が再開されます。

相変わらず、試験勉強の教材を学校に忘れて来たり、何を勉強したらいいのか分からずに戸惑っていたりはしますが、数学や理科の試験勉強をしていて、問題が解けるようになったことをとても喜んでいました。

なんだかトンネルの向こうに光が見えた感じです。

 

今日行われた数学のテストは、

「90点ぐらいあるかな!」

と、自信満々の様子ですが、どうか息子の期待通りの得点でありますように・・・!

 

これからも息子から不安がなくなることはないかもしれませんが、ひと月以上に渡るこの辛い日々からは一日も早く抜け出せることを願っています。

 


調子の悪い日が続く

2018年11月10日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

運動会が終わりホッとしたのも束の間、息子はこの2週間余り、中学生になって最悪に調子の悪い日が続いています。

 

「落ち着かない!」

「だいじょうぶかな?」

「考えられない。」

「胸が苦しくなってくる。」

 

ドアが閉まっているか? 

電気が消えているか?

リモコンは真っ直ぐか?

そういう確認行為も出ています。

 

特に朝は不安がきつくて、食事が喉を通らず、ぼぉーっとした表情をして動くこともままなりません。

4時間目や5時間目にやっと登校出来たり、学校に行けない日も出てきました。

 

本人も相当苦しいようで、

「早く病院に行きたい。。。」

と、泣き出すようになり、急きょ予約を取ってメンタルクリニックに連れて行くことになりました。

 

前回の診察では、

「不安になることはあるけど、調子はまぁまぁ。」

と、言っていたのに、またまた突然の変わりようです。

 

ただ、毎年秋頃に息子の調子が悪くなる傾向があって、去年の今頃にカウンセリングを始めることになり、一昨年は胸の痛みを訴え、心臓の精密検査をしています。

運動会、臨海学校などのビッグイベントの後に調子が悪くなるのも一つの傾向なのかもしれません。

 

また、ちょうど2週間前に、サッカー部の先輩を含む何人かの2年生がお酒を飲んでお店に迷惑をかけるという出来事があり、サッカー部として当面の部活動はボールを使った練習をせずに、学校内の掃除や走り込みをすることになりました。

いつまで続くか分からない清掃活動、先生や先輩から漂う雰囲気も厳しくなり、そういう変化に適応出来ずに不安が大きくなってしまったのかもしれません。

  

5時間目に息子を学校に送って行ったときに、たまたま顧問の先生にお会いし、お話を聞く機会がありました。

連帯責任として掃除や走り込みをさせているけれども、息子達1年生には厳しい指導はせずに、のびのびと活動してもらっている、という風に仰ってはいました。

 

その日のメンタルクリニックでは、1時間半程かけて、じっくり息子のカウンセリングをしていただくことが出来ました。

 

カウンセリング後に心理士の先生にお話を伺うと、

・毎年秋頃に調子が悪くなることは本人も分かっている。(そういう話は、たまに息子としています)

・調子が悪くなっているときに、サッカー部の先輩の問題が重なってしまい、クラブの変化に適応出来ずに、不安が大きくなってしまった。

(だいたいは、私の予想通り)

・人が叱られているのを見たり聞いたりしても、自分に言われているように感じ、「だいじょうぶかな」と不安になってしまう。

・「調子が悪くなったら、いつでも学校に迎えに行く。」と、私が言ったので、少しだけでも登校してみようと思えるようになった。

・「調子が悪くなったら」というのは、どうなったら調子が悪いのか線引きが分からず、また、そのときにどうしたらいいかがよく分からずに不安。

・「授業を受けているときに、頭の中が真っ白になって、先生の話すことが分からなくなってきたら、保健室で休む」とか、「保健室で休んでも落ち着いてこなかったら、家に連絡してもらう」、「クラブで走っているときに胸が痛くなってきたら、運動をやめる」など、息子と一緒にシチュエーションごとのルールを作った方がいい。

そんな風に言われました。

 

一つだけ、先生に聞いてみました。

「毎朝、学校へ行くように背中を押してあげた方がいいのか、休ませてあげた方がいいのか悩みます。

ただ、家にいると、『落ち着かへん』『だいじょうぶかな?』と、ずっと不安な様子なので、『学校に行っても調子が悪かったら、すぐ迎えに行くからね。』と言って、送って行くのですが、すぐ迎えに行くことになったりもします。

最初からゆっくり休ませた方がいいのでしょうか?」

 

「それでいいと思います。

お母さんの言葉かけで学校に行こうと思うようになった、と言ってました。

一緒に悩んであげてください。

本人の気持ちを出来るだけ言葉にしながら、一緒に悩んで・・・。

それが、〇〇君にとって大切なことだと思います。」

 

続く児童精神科の先生の診察では、

「調子が悪い」

「寝れるけど、食欲がない」

「あまり考えられない」

というようなことを答えていました。

 

2週間、レクサプロを4分の1錠だけ増やして、「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)」を服用することになりました。

それでも調子が良くならなければ、2週間後の診察で、即効性がある代わりに依存性が高いという薬の服用を検討することになりそうです。