ガール
'11:日本
'11:日本
◆監督:深川栄洋「神様のカルテ」「白夜行」
◆出演:香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏、上地雄輔、要潤、林遣都、波瑠、加藤ローサ、向井理、檀れい
◆STORY◆29歳の由紀子には、年齢も仕事も置かれている境遇も違うけれど、なぜか気の合う3人の親友がいた。彼女たちには何でも正直に話せ、本当の自分でいられるのだ。ある時、その親友たちから、服装が年相応でないと指摘される。“女の子”は潮時なのか。仕事も想像していたほど面白くもなく、かといって結婚するには、今の彼氏は理想とかけ離れすぎている。30歳を目前にし、仕事も恋愛も、この先どうすればいいのだろうか…。
『神様のカルテ』『60歳のラブレター 』の深川栄洋監督がメガホンを取り、奥田英朗原作の人気小説を映画化した群像劇です。
さまざまな環境にいる4人の女性を中心に、恋愛、仕事、結婚、子育てなど、それぞれに悩みを抱えつつもたくましく生きる女性たちの姿を生き生きと描いています。
Nakajiは試写会で鑑賞してきました。
いやーーーこの映画結構すきでした。
たぶんアラフォーの私にはどんぴしゃに感じるセリフがおおくて、
感情移入してしまった自分もいるんでしょうね。
特に麻生久美子さんと吉瀬美智子さんには、もーーーはいっちゃいましたね。
この映画みてたらつくづく思う。。。
女はつくづく生きにくい…。今の自分は、なりたかった自分?って。。
キャリアウーマンでかっこよくいきているようにみえる女性でも、
『きっとみんな 焦ってるし、人生の半分はブルーだよ」って!!
確かに。。。どんな女性でもこれでいいのかって感じる焦りはあると思うし、
それを考えると人生の半分は間違いなくブルーだよな~
キャリアをとると家庭がって言われてしまう。。。
だんなもこんな自分を選んだことでシアワセなんだろうか。。。
そして、アラフォーの恋愛は、年下の男性が気になっても、
「カッコいい年下男はウィンドーのショー ケースの衣装のように手が出せない」
傷つきたくないからなおさら手も出せないし、まともな恋愛対象にも見れなくなってしまう。
とにかく女性は、いつでもかわいいって言われたいんですよね。
赤やピンクやかわいい色・かわいい服をきたいんだけど、
でも、かわいい服やメイクがあう、ガールはいつまでなのか。。。
自分の存在が「イタい」とふと感じるようになったら、
もう“GIRL”ではないのかもしれないってその通りだな~って思う。
ある年齢から服装とかメークとかもがらってかわってくるんだよね~
あっ似合ないって思っちゃう瞬間、えーーーいって、その服を着て行っても、
やっぱり不自然でその恰好痛いよって思えてしょうがないんだよね~
でもねえ、檀れいの先輩の役をみて思った。
人間やったもん勝ちだよね~って思った。
痛いと思われようが他人に何思われようが、自分のきたい服を着て、
自分のしたいように生きる。。。
んーーーある意味彼女が一番うらやましいかもって思いました。
Nakajiはこの映画みてたらなんか元気になった。
でもいきにくいって思っている女性に生まれたからは、
とにかく精一杯おしゃれをして、悩んで泣いて、そして笑って前をむいて歩いていく。。
メイクしてそして勝負服を着て弱い自分も隠してどうどうと生きていく。
メイクやおしゃれって本当に重要だよな~って思ってしまいました(笑)
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 劇場鑑賞31作目
![]() | ガール DVD プラチナスタイル (豪華版) |
香里奈,麻生久美子,吉瀬美智子,板谷由夏 | |
ポニーキャニオン |
![]() | ガール DVD カジュアルスタイル (通常版) |
香里奈,麻生久美子,吉瀬美智子,板谷由夏 | |
ポニーキャニオン |
![]() | ガール |
奥田 英朗 | |
講談社 |
まあ、それだけの人ですもんね。
もろ手をあげて賛同!はできない映画でしたが、前向きになることは大事ですよねえ。
129歳になってますよ。
そうそう、一番おいしい役どころでしたね。
突っ込みどころ満載でも、前向きになる映画は結構好きです(笑)