あしたのパスタはアルデンテ
'10:イタリア
'10:イタリア
◆原題:MINE VAGANTI
◆監督:フェルザン・オズペテク「向かいの窓」
◆出演:リッカルド・スカマルチョ、ニコール・グリマウド、アレッサンドロ・プレツィオージ、エンニオ・ファンタスキーニ、ルネッタ・サヴィーノ
◆STORY◆南イタリアでパスタ会社を経営する名門一家で、経営を引き継ぐための重要な晩餐会が開かれる事に。久々に故郷に帰ってきた次男のトンマーゾはその席で、自分は作家になりたい事、そしてゲイである事を告白する気でいた。しかし、その寸前に兄のアントニオが先に自分がゲイである事を発表してしまう。怒る父親はアントニオを勘当。トンマーゾは自分の告白の機会を失ったばかりではなく、パスタ会社の経営も任されてしまう事に…。
保守的な価値観が残る町でパスタ会社を営む一家の長男が、
ある重大な秘密を告白したことから巻き起こる大騒動の行方を描いた、
ハートフル・コメディーです。イタリアで大ヒットしたみたいですね。
いやーーー面白かった!!!
というよりは、やっぱりイタリアのお国柄というか・・・
んーーー後味がほっこりって感じだったな~イタリア映画っていいよね~
美しい風景、イタリア男性の愛嬌に女性の美しさ。
本当に会話もおしゃれで面白かったな~
冒頭からなに?なに?った感じの映像から始まり、
いきなりの重大な秘密を告白したところから始まっていくストーリー。
だって自分が同性愛者だってカミングアウトするつもりが、
いきなりお兄ちゃんがするんだもんね~
そりゃーーー父さんも倒れるわって感じでしたね。
どうなるんだろうって思ったけど、出ている家族のキャラがよかった~
弟はカミングアウトしたお兄ちゃんのかわりに一生懸命がんばるんだけど、
自分の居場所はここではないって思っているんだけど、
家族のことを考えると告白できないんだよね~
結局弟は自分のすすむ道にもどっていくんだけど、
うっすらとみんなわかっているんだけど、
最後まで一番言いたいことは告白しないんだよね~
家族のことを考えての会話はなんかよかったな~
同性愛者って個性なんですっていった弟の恋人の言葉が印象的だったな~
とにかくおばあちゃんがかっこよかったね。
ずっと我慢してくらしてきたんだから、死に際くらい自由にさせてって感じで、
お菓子食べまくってなんて、やっと解放されたって感じだったんだろうね~
しかし弟の友達がローマから訪ねて来たのには笑った。
ゲイだとバレるかばれないかちょいハラハラのシーンには笑えたわ~
あんたばれるやろそれ!!みたいな(笑)
しぐさがもーーーおかしくてね~
海でのはしゃぎっぷりも笑えた。
きれいな海白い砂浜そして踊るお友達たち(笑)
アルバ役のニコール・グリマウドがとってもきれいでしたね。
そしてなんといっても、この映画音楽がよかったな~♪
音楽からノリノリになるから、頭から離れなかったな~
自由にいきるって一番むずかしいことなのかもしれないね。
世間の価値観や家族の事情いろんなしがらみがあるかもしれないけど、
一度しかない人生。自分の好きなようにいきなさい!!
っておばあちゃんが教えてくれたような気がします。
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0)劇場6作品目
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リッカルド・スカルマチョ,ニコール・グリマウド,アレッサンドロ・プレツィオージ | |
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