“自己ＰＲ作品資料に入れるアート形系作品について、模写作品のアドバイスです。”
早稲田大学建築科ＡＯ入試受験生は、一般入試ももちろん前提であり別大学の横浜国大建築、東京理科大、都市大学、明治大学建築科なども受験する人も多いと思う。この８年間はそれまでの美大デザイン全科の受験指導を３２年間して来て思うのだけれど、この約８年間早稲田建築科ＡＯ入試の空間造形表現を中心にさまざまな、デッサンから入試に出題され
る"空間に関するドローイング出題文（想定デッサン）"や、自己PR資料の制作、それに入れるアート系作品や立体感覚を裏ずける、"立体構成や建築模型制作"と自己PR資料の編集とレイアウト、それに付随する作品のスペックやテキストコンテンツ制作を指導して来ましたが、彼らの学科の縛りと高校行事や学事、部活、学科の予備校への時間は本当にかわいそ
うなくらい余裕がないと感じます。昔も今も大学受験の厳しさは変わらないが、私に与えられた指導時間はごくわずかなので、月に一度程度の指導時間で全くの美術における、専門領域での基礎的な基本を知識と実技演習を、成り立たせ習得させることの壁が非常に難しく感じる時が多々あることは事実です。
彼らのタイトな時間の間隙を縫ってのわずかな時間の中で、最小の努力と時間で合格と建築芸術家というアーテイストへの変身という目標達成を勝ち取るか？現在の高校生と直に対話できる中で、彼らの心の中にある"未知の創造的想像力"を引き出すことに今は、この３８年間のほとんどの時間をかけてきた全力を賭けてきました。
早稲田建築AOで指導した合格者生徒の中には、入試直前の1ヶ月前で4回指導して合格した、空手部で女子校生のGさんや、高校2年から時間をとって月に1回のペースで指導して合格した、剣道部の佐藤鴻くんはゆったりとデッサンや様々なドローイング技法をはじめ立体構成、そして建築模型や入試における空間造形芸術家的な発想法なども、十分な大学受験
の学科の学習と、部活時間などの中でも楽しみながら日々、デッサンや自分の生活の中で気に入ったものを携帯で写真でも撮影して、自分の造形言語を発見してそれを哲学的な自分の興味や、日本の伝統的な美意識を定点観察法で表現方法をいくつかの自分のコアコンセプトのストックの引き出しに収納し分類していき、見事早稲田建築AO入試しも楽しみながら合格を果たしました。
➡ここに掲載するのは、早稲田建築AOの受験生ではありませんが、早稲田建築科ＡＯ入試の持参する自己ＰＲ資料に入れる自分のアート系作品における、デッサンやそれに関係する絵画作品の学習作品です。美大ではないので通常は建築に関係する自然物、あるいは自画像、手や足などの部位、人、花、樹木、建物などが通常はモチーフとして望ましいのですが、それらと別に過去の画家や彫刻家のデッサンや絵画などの模写にもまた多くの学びがあります。
➡1. ｢テンをもつ女性像｣ダビンチ模写作品は伊藤さん（木炭とアクリル）、女子作品です。
2. ｢ダビンチのマリアとキリスト像｣はフレスコ技法で筆、木炭、ガッシュ（不透明水彩）で大嶋さん女子作品。
こういう模写という課題もまた、とてもデッサンの勉強になります。ダビンチは階がだけでなく、建築、都市計画、工学天体、医学、科学的な発想をも持つ天才ですが、"詩的な美と構造的な美の両方を持つ"全脳思考の天才ですが、ダビンチの模写を未来の建築芸術家や画家、デザイナーを目指す人たちのために薦めています。
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