早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密

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美術史の天才たちはどういう構図法を使っていたのか?

2017-02-13 13:13:42 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

美術史に残る天才たちはどういう構図法を使っていたのか?

これは、美大受験のデザイン系に限らず想定描写、グラフィックや立体デザイン系などの実技試験や横浜国大建築などの立体造形入試や早稲田建築AO入試における、自己作品集(ポートフォリオ)に入れる建築模型作品をはじめ、三年次編入試験や大学院、海外大学の留学生の自己作品集(ポートフォリオ)あるいは、

学部を卒業して国内外の大手上場会社やデザイン会社のクリエイテイブ系におけるデザイナーなどの就職試験や、将来の自分の制作した作品にまで続く大きな問題と言えます。

まず、過去の偉大な天才達はただの勘だけではなく、実践的で古代ギリシャから伝わる秘密の構図法をメンターあるいは師匠から学んでいた事です。西洋絵画に見る無数の人々が入り乱れる

群像などを見ると、それらを全て勘ではとてもできません。無論、東洋もまたさまざまな構図法がありますが、空間のとらえ方が極めてことなります。西洋の絵画は実際と同じような奥行きと光りや色彩を、平面で極めて論理的かつ科学的な理論で再現することで、一つの仮想空間を構築したとも言えます。

建築が総合芸術と言われるのは、ダビンチもまた建築の事をさまざまに研究し図面や完成予想図などを素描で残しています。

今回は、わかり易い例で世界的に有名なバチカンのミケランジェロの”システイナ礼拝堂・天井画と周囲の壁画”を例にして説明します。一番難しいのは天井が曲がっているためにミケランジェロは、現在のようなチューブ入りの油絵具などない時代で、しかも照明もろうそくで漆喰

の下地にテンペラ技法で顔料と卵の卵黄と酢を使い、下地が乾かない内にテンペラ絵の具を塗るという、一日にごくわずかの面積を夜間に制作する苦難の大作に挑んだ作品です。それも全体の物語は聖書で、しかもその場面、場面はことなり、絵画にする構図化する事の難しさは想

像を絶するものがあったと思います。しかしその構図法は古代からの秘密を踏まえた見事なもので、真下から天井を見るとその中心に、ゼウスとアダムの指と指が向かい合い天地創造の最初があり全体の構図の起点になっています。シンメトリック(左右対象系/ギリシャ建築に見

られる)であり、かつ全体のダイナミックな動勢はやはり、彫刻家特有の構造性と同感が随所に見られます。後生のルーベンスなどにもみられ、レンブラントやそれから遙か時代を超えて

ミロなどの抽象的な画家の作品の黄色の下地にも作図線が見られます。添付したアメリカの優れた風景画家のパリッシュや、幻想的でロマンチックで有名なイラストレション作家で、パリッシュの残した下絵にもその構図線があります。実際にある場面をそのまま描いたのではなく、やはり自分で内面的価値観のオイメージングがなされています。

これらの左右対象系の構図や構成ではなく、非対称系がまた動的な構成を平面でも立体でも、私は応用して、美大入試や早稲田建築AO入試で、建築模型制作に応用し受験生に実際に入試でも、本番のわずかな時間で構成してできるように教えて、ずいぶんと美大側の参考作品に採用してもらいました。

 

 

 

 

 

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