ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

美しい久良岐公園は上大岡から歩いて簡単に行ける

2018年05月02日 | Weblog
横浜市港南区は50年前は山林の広がる地域でしたが、その後は急速に宅地化が進み、今では久良岐公園と日野公園墓地だけが緑地帯として残っています。
日野公園墓地は公園と名前がついていますが、墓地はやはり墓地ですからそこにお墓のない人が行く気がしません。
緑地帯として価値がありますが、公園として価値は小さいと思います。
 
その点、久良岐公園は港南区にとって貴重な緑地帯です。
ところが港南区の人々がこの公園に行くのは不便です。
東のはずれ、磯子区とまたがってあり、案内書を見ると磯子区の京急本線屏風浦駅から行くのが便利と書いてあります。
 
地図で見ると、港南区の京急本線上大岡駅から行くと近い感じがします。
そこで4月30日家族で上大岡駅から歩いて行ってみました。
駅の東側は急な斜面の大きな丘が南北に走っています。
丘を直登するような感じで道路があり、200mちょっと道を歩いて登ると大きな集合住宅の団地に出ます。
この丘の斜面に住んでいる人はよくこの急斜面の道を歩いているようです。。
足腰が強くなりますが、足腰が弱い人にとってはきつい坂です。
丘の中腹がちょっと平坦な土地になっています。
西を見ると、大岡川の両側に広がる町が眼下に見えます。
 
集合住宅の南縁を迂回し、さらに丘を登ると、真光寺という寺の前に出ます。
丘の一番高い所にあります。
大変見晴らしのいい所です。
西は眼下に上大岡駅周辺の町、東は眼下に久良岐公園の緑地帯が広がっています。
 
東に向かう下り坂を300mちょっと行くと、久良岐公園の北の出入口に達します。
この出入口の東側は雑木林の山部になっています。
 
今は久良岐公園は庭園風に管理されています。
 
ここから南下するとちょうど谷部を歩くことになります。
池、沼があり、子供達が、オタマジャクシや小さなカエルをつかまえて遊んでいました。
 
池の東側には梅園がありますが、今は緑一色です。
 
池・沼を過ぎると丘を登ります。道の右側は桜の丘になっています。
今はやはり緑一色です。
 
丘を登りきると、広い平坦なところに出ます。
南の出入り口に向かった広い道ができていますが、道の右側は今はオオムラサキが列状に美しく咲いていました。
道の東側はいまどき珍しいと思いますが、ゲートボール専用のコートが一面ありました。
ちょうどどこかの老人チームが練習試合をやっていました。
遊びでゲートボールをやっていたのでしょう。
コートの管理は非常によくできていました。
利用者が平面を保ったり、砂を入れたりして管理しているとのことでした。
 
その南側に野球場があり、どこかの少年野球部が練習をやっていました。
この辺りはお弁当を食べるのに大変気持ちがいい空間部が多く、この日も多くの人々がお弁当を楽しんでいました。
私達もここでお弁当を食べました。、
 
私達は再び北の出入口に戻り、いったん道に出て北の方向に200mぐらい歩いて久良岐能舞台に寄りました。
この能舞台は1917年能楽会が囃子方育成のため東京の日比谷に建てたものです。
1964年、新能舞台が作られたので、この古い能舞台は解体されました。
1965年、実業家で能楽愛好家であった宮越賢治氏が譲り受け、久良岐公園の北端部の地に移築復元しました。
舞台の鏡板の絵は日本画壇重鎮だった平福百穂の筆になるものです。
1984年横浜市に寄贈されました。
歴史的な建物ですが、交通不便で訪れる人、利用する人が少ないためか、ちょっと管理不十分です。
門に至る道は結構高い城の石垣のような石垣で山の斜面が保護され、質素だが味わいのある門があり、池のある庭園があります。
しかし庭園の管理が不十分で、久良岐公園の重要部として活かせていません。
公園の中からアプローチできるようにすると庭園管理しやすいのですが、かなりきつい山部が障害になっています。
 
帰りも歩いて上大岡にでました。
坂道ですが、距離が短いのでつらいということはありませんでした。
 
今回の散策でも思いましたが、公園と町の調和がないと思いました。
町はどこまでも雑然とし、公園は、庭園風に管理され、その間に段差がありすぎです。
人々はもっと美しい町づくり意識を持った方がいいと思いました。

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