ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

横浜市は第3期スポーツ推進計画を策定したが、一般論的

2022年07月31日 | Weblog
計画書に横浜市民はどのようなスポーツをやって楽しんでいるか、スポーツ別に問題点は何か、情報データがあるかと期待したが、情報データはありませんでした。調査はこれからのようです。

当然のことながらスポーツ別推進計画はありません。

他地方に比して横浜は人口当たりスポーツ施設の数が少ないという問題提起がありましたが、どのような施設から建設するのか書いてありません。スポーツ施設建設計画はこれからのようです。たとえば、昔、私の町の近くにスポーツ公園ができるといううわさが流れたことがあったので何か情報があるかと期待したが、具体的な情報は記述されていませんでした。

スポーツを振興したいという横浜市の基本方針はわかりました。現状をよく調査し、検討し、重点化し、時間軸で推進計画を策定することが重要と思います。

私はゲートボール(GB)を老若男女すべてが一緒になって遊べる国民的スポーツにしたいと思います。学校スポーツ、職場スポーツ、町のスポーツとして誰でも気楽に楽しめるGB環境ができるといいと思います。15m×20mの長方形平面コートがあればできるので専用GBコートを設けることはそれほどむずかしいことではありません。

(注)まちなかの公園広場は土日祝日が使えません。すると町の若い人がGBをできません。週日だけでは老人スポーツになってしまいます。
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どうして若いときGBを理解しなかったのかと悔しい思いをしている

2022年07月29日 | Weblog
GBは1947年に日本で開発されましたから私が小中高大の頃は普及段階だったと思います。しかし、私はまったく知りませんでした。社会人になって車で地方にドライブに行くと、広場におおぜいの老人が集まってGBをやっているのをよく見ました。メディアもよくGBを取り上げるようになりました。

私はゲートを通して遊ぶまさに老人向けの単純なスポーツとすっかり誤解して、それ以上、知ろうとしませんでした。

私が住んでいる都市部の町でも老人会が誕生するとすぐGB部も誕生し、30年以上も近くの公園広場でGBをやっていたそうです。しかし、土日はGBをやっていなかったので仕事人間だった私は週日は早朝家を出、真夜中帰って来る生活で町のGB部の活動をまったく知りませんでした。私の周りにはGBについて話す人が一人もいませんでした。

退社して最初の10年間は、町のボランティア活動に関心なく、東京や横浜の大学の海外留学生の世話をするボランティア活動をやっていたので町のGB部について知る機会がありませんでした。

69歳で初めて町のボランティア活動に関心を持ち、防災分野で活動を始めました。次第に分野が広がり、公園ボランティア活動を始めるに及んで72歳ごろ初めて公園広場でGBが行われていることを知りました。

最初は偏見をもって見ていたのですが、やがて自分が思っていたような単純なスポーツではないことに気付きました。見てても何をやっているのかわかりませんでした。ここで初めてやってみたいとの思いが生じました。

73歳で迷わず老人会に入り、老人会運営のGB部に入りました。やってみると打撃もむずかしいし、さらに作戦があることがわかり、非常にむずかしいと思いました。

GBを誤解していたという反省もあり、知りたい、上手になりたいという思いが深まり、一生懸命練習をするようになりました。

町のGB部での練習だけでは上達に限界があると思い、区GB連合の教室に参加し、4年通いました。まもなくGBを始めて10年になりますが、まだ未熟との感じがし、改善したいとの思いが募ります。

しかしもう82歳です。GBを知るのが遅かった、若い頃、GBの面白さを知ったらよかったのにと自分の鈍感を嘆いています。

GBは老人のスポーツではありません。老人でもできるスポーツです。多くの若い人がこのことを知って偏見を捨てGBに挑戦してみてください。
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夏だって9:00頃はまちなかの公園広場は誰もいない

2022年07月28日 | Weblog
私は都市部のある町の自治会老人会が運営するGB部に所属しています。まちなかの公園広場を使っています。

夏は1回だけでもいいから練習試合をやろうと提案したのですが、部長(80代半ば)は、夏休みは子供たちが公園広場を使うのでやってはいけないと言ってGB部は夏休みになっています。7月下旬から8月中旬までお休みです。

それでは公園広場は子供たちが使っているかというと、9:00頃は誰も使っていません。子供だけでなく、大人も老人も使っていません。公園広場にひとけはありません。部長の認識は誤っています。恐らく部長は夏GBをやるのが嫌だと思ったので変な理由を述べて休みにしたのでしょう。

世界大会に出場したいチームは夏でも練習をやっていると思います。私たちのチームのような老人チームは、もちろん打撃・作戦上手になりたいと工夫努力しますが、世界大会出場が目的ではなく、健康と親睦が目的です。夏でも練習量を減らしてやった方がいいのではないかと思います。運動して、ひと汗かき、ちょっとみんなと情報交換し、家に帰ってシャワーを浴びるのは至福だと思います。

GBが夏休みだと、家にいる時間が非常に長くなって老人は体がなまっていくのを感じます。用事をつくって外出していますが、外でも孤独状態です。

夏でもGB仲間と遊びたいと思います。
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地方のゲートボール(GB)連合も若人を重視しよう

2022年07月25日 | Weblog
すでに日本GB連合は若人を重視して学校スポーツ化、会社スポーツ化の努力をし、着々とその成果をあげています。老人や現役社会人が、子や孫を誘って一緒にGBをやることで若人を育てているチームも増えました。中学生や小学生が混じったチームが全国大会で活躍しているのを見ると嬉しくなります。

しかし、まだまだ地方は老人主義から解放されていないGB連合が多いと思います。現実、会員が老人が多いと、老人重視になってしまいます。役員が老人ばかりだと老人重視になってしまいます。

地方GB連合についてはまず役員に比較的若い人を起用するといいと思います。年功序列で80代の老人に会長などの役員をやらせているようではいけません。

専用GBコートを設け、土日にも教室(含練習試合)を開くといいと思います。GB愛好者だけでなく、資金集めに行政や地元の経済界に声をかけ、協力を求めてもいいと思います。学校と提携し、指導者あるいは世話係を出し、放課後の活動としてGBを生徒の間に広げ、GBコートを土日にGB連合にも利用させてもらうという手もあります。
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ゲートボール(GB)を楽しむ老人は減少中

2022年07月24日 | Weblog
かつて老人スポーツとして大繁栄したGBですが、大半の老人がそのむずかしさを知り、上手にならない老人はGBをやめました。上手になった老人が、上手にならない老人を乱暴な言葉でののしるようなことが多発し、普通の老人は「下品な」GBから身を引いたと思います。

私は73歳でGBを始めましたが、区の大会に行ってほかのチームで主将らしき老人が味方の下手な老人をののしっているのをよく見て、GBは下品だと思ったことがあります。そのことを区のGB機関誌に投稿して改善を訴えたことがあります。区GB連合会長は大会のたびに「ののしることをやめてほしい、マナーを改善してほしい」と参加者に訴えました。会長は、大会の講評で区でトップクラスのマナーの悪いGB上手を名指しで批判したこともありました。

会長の努力もむなしく、GB上手のマナーの悪さはなかなか治りませんでした。このマナーの悪さが原因でGBをやめた老人は多いと思います。

確かに老人はなかなかGB上手になりません。老化していますから当然のことです。GB上手の老人は決して下手な老人をののしってはいけません。ドンマイで行かなければいけません。老人のGBチームは保健と親睦が主な目的です。世界大会に出場できる確率は非常に小さいでしょう。

野球、テニス、サッカー、バレー、卓球、バドミントン、ゴルフ、柔道、剣道などのスポーツに比較すれば、筋肉を速く動かす動作はなく、老人でもできる優れたスポーツであることは明らかです。

老人から始めるのではなく、若いときからやっていれば、間違いなく老人になっても試合らしい試合をやれると思います。

その意味で若人の間でGBの普及が始まったことは素晴らしいことだと思います。
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若人がゲートボール(GB)をやるようになって作戦が発達、GBも繁栄

2022年07月21日 | Weblog
今から10年前ぐらいはGBをやる人は圧倒的に老人が多かったと思います。当時、私は横浜市の区GB連合の教室に通っていましたが、教室は作戦を教えていませんでした。原因は、生徒が老人だけで、老人は打撃がなかなか上手になりません。打撃ミスが非常に多く、作戦が役立ちません。先生は打撃を教えるだけで終わっていました。

老人は思考力が衰え、作戦を考えません。考えることができません。誰かから作戦を言われても何を言われているのかわかりません。他人から打撃を指示されるとうるさいと思う老人が多かったと思います。ところが自分が撃ちたいように撃ってミスになることが多いと思います。もう老人は作戦どころではありません。老人はタッチできると、あるいはゲートを通すと大喜びします。なかなか作戦を楽しむところまで行きません。

その点、若い人は打撃上手です。思ったように撃つことができます。すると、作戦を考える心の余裕が生じます。思考力がありますから、失敗を反省し、対策を考え、実験し、作戦を改善します。打撃上手ですから、作戦の実現が可能です。次の次の次の手を読むような「長い作戦」だって役立つようになります。若い人がGBをやるようになって作戦は高度化が進んでいます。彼らは得点を予測しながら作戦を考え、実行します。

GBコートは15m×20mです。5mタッチ・ゲート通過、10mタッチ・ゲート通過が上手になると外さない自信がつき、大会でも果敢な打撃ができます。大会を観察すると、第2ゲートを先に陣どりしても、陣通りが甘いと、相手が第1ゲートを通過し、第2ゲート付近に陣取りしたボールにタッチすることが多くあります。それが試合の流れを決めてしまうことがあります。長距離タッチ・ゲート通過上手になることは非常に重要と思います。これは老人にはむずかしいことです。タッチ・ゲート通過に自信がないと打撃ミスが増え、臆病になり、逃げの試合になり、負ける確率が大きくなります。

GBをやる若人がどんどん増えています。GB大繁栄が実現しそうです。鈴木栄治という方は本当に素晴らしいスポーツを開発したと感心します。老人向けではなく、子供向けに開発したそうです。すごい想像力の人でした。
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町のゲートボール(GB)部のまちなかの公園の利用について

2022年07月19日 | Weblog

隣町にあるGB専用コート
この町のGB部は、地主から土地を借りて長くGBをやってきたが、その土地が公園用地の一部として市に買い上げられ、長年使用の実績が認められて現在もGB専用コートとして使用が認められているそうです。管理はGB部が大幅に分担しているようです。広場の砂泥管理、周辺の美化、囲いの設置維持管理、雑草除去などがちょっと悪いようで一見貧相な広場になっています。なお、この公園にはもう一面結構広い砂泥広場があるので、写真の広場をGB専用にしても問題がないようになっています。


横浜市は、通常、まちなかの公園に遊具設置広場と、ただの砂泥広場などを併設するように工夫しています。

町のGB部が砂泥広場を独占するような使い方は認めていないが、日時を限って使うことは認めています。日時を限っても遊具設置広場まで使うような使い方は認めていないと思います。

自治会・町内会が、土日、祝日、生徒の夏休み・冬休み、春休みシーズンはGB部が砂泥広場を使うことを禁じていることがありますが、横浜市はそこまで制限していないと思います。公園は、老若男女みんなのものだからです。遊具設置広場はあけておいてほしいという言い方をしていると思います。

土日、祝日、生徒の夏休み・冬休み・春休みシーズンでも、現実、午前中は砂泥広場の利用者が少ないと思います。

私達のGB部は、数年前まで近くの中学校の要請で中学生を受け入れて、夏休み、午前中、週日、週3回、まちなかの公園砂泥広場でGB練習試合をやっていましたが、まったく問題はありませんでした。

しかし、午前中でも土日・祝日までGB部が砂泥広場を使っていると、その活動が目立ち、GB部は公園を独占しているとの印象を与え、町の人々に反感を持たれるということはあります。GB部としては、老人だけでなく、現役の若い人達にもGBを楽しんでもらいたいと思うのですが、うまくいかないものです。

GB専用コートを持っているGB部は幸せだと思います。行政がGBは国民的スポーツと認識し、野球場のようにまちなかの公園の一角にGB専用コートを設けるような時代が来るといいと思います。そうなることを祈ってGB普及に努めたいと思います。
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今日は7月ゲートボール(GB)練習最終日、雨

2022年07月15日 | Weblog
私はGBを毎日の運動と思ってやっているので、夏休みや冬休みのシーズンでもやりたいと思いますが、私が入っている部は、7月下旬から8月中旬までGBはお休みとなっています。来週18日(月)は祝日ですので練習場の公園広場が使えず、お休みとなります。

今日はみんな集まって盛大に練習試合をやりたいものだと思っていましたが、あいにくの雨。残念でした。

昔だったら夏でも練習をやっているほかの町のGB部を探して参加したが、今は、重病ですのでそこまではやりません。誘われたら参加する程度にします。

自分の部屋に古い絨毯を切って50cm幅の帯状にしたものを敷き、その端、壁側にクッション材で裏打ちした的を置いて、気が向いたら打撃訓練できるようにしています。的には黒いゲートの絵と、その中央に赤いボールの絵がかいてあります。ボールは本物を使っています。絨毯の帯のおかげで狙いは簡単です。打撃の型が安定するので、この打撃練習でも実戦に役立つと思います。毎日、練習をしています。

庭があるので、庭で打撃練習をやった方がいいのですが、部屋の中の方がいつでも気軽にできるので部屋で打撃練習をやっています。

いつも部で練習している公園広場で練習するのが一番ですが、部の取り決め遵守、協調も大切と思うのでやっていません。

数年前までは近くの中学校から、夏休みを利用して10-20名ぐらいの生徒がGBをやりに公園広場に来てくれましたが、生徒の校外活動の世話をする熱心な先生が転勤でいなくなり、GB校外活動は廃止になってしまいました。その後、校長から復活のお話がありましたが、立ち消えになりました。先生の中で誰が世話をするかが問題になったのでしょう。

私が学校へ行って、学校でGBをやることを考えたが、82歳という歳と、薬で延命中であることを考え、実行には移していません。学校でGBを課外活動として取り上げてほしいとの願望は捨ててはいません。
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ゲートボール(GB)を楽しむ若者がどんどん増えている

2022年07月13日 | Weblog
GBは戦後、1947年、北海道芽室町に住んでいた鈴木栄治という人が子供たちのために開発したスポーツで、現在、世界に普及しつつある可能性を秘めた素晴らしいスポーツです。

昔、行政が老人スポーツとして補助金を出したりしたので老人の間で普及しました。それはまずいということで日本GB連合などが、若者などへのGB普及に力を入れてきた成果が今は出ています。GBを楽しむ老人はどんどん減っていますが、反対に若者はどんどん増えています。今度は若者スポーツとして繁栄しつつあります。

今後は順調に老若男女みんなが楽しむ生涯スポーツとして健全発展することを祈ります。

5人で1チームを編成可能ですから団体維持のむずかしさはそれほど大きくはありません。子供の時から練習をし、ルールを学べば、大人になっても競技を楽しむことができます。学校スポーツとして学校がGBに注目するようになるといい思います。個人競技ではなく、5人対5人の競技で、連携プレーが重要です。早い動き、大きな力がいるスポーツではありません。直径7.5cm、重さ230gのプラスチック製のボールをT字型のスティックで撃って20m以上転がすことができる力があればOKです。スティックは子供用もあり、普通の幼稚園児でも練習すれば競技に参加できます。

体を曲げて、あるいはかがんでボールを拾うので足腰が痛んでこの動作ができない人は残念ながら無理です。多少足腰が痛む程度なら問題はありません。GBで足腰の痛みが治ったという人が多いくらいです。運動神経が極度に悪いと打撃が下手で楽しめないかもしれません。普通の運動神経なら問題ありません。

作戦は、みんなで楽しむ場合は、簡単な作戦でいいと思います。もちろんGB上手になるには打撃、作戦は、日々改善する必要があります。

1試合30分です。朝、休み時間、放課・仕事後などに気楽にできます。

GB用コートは、平面である必要がありますが、面積は15m×20mで、まちなかの公園広場でもできます。各町に一つ専用コートを設けても市町村の負担はたいしたことはありません。学校や工場ではコート面積の確保は比較的容易と思います。

練習では、ボールを12個以上にし、6人以上対6人以上でやることができるが、自分に打順が回ってくるのが遅く、打撃チャンスが減り、面白みが減ります。10人未満は練習試合は問題ありません。二役以上やる人を設けることで人数不足はカバーできます。部員が多い場合は、複数のコートを設ける、練習時間を分けるなどの対策が必要です。

日本の柔道・空手は、世界に普及しましたが、老若男女みんなが楽しむスポーツとは言えません。GBは無数のスポーツの中で老若男女が一緒になって楽しく競技できる数少ないスポーツの一つです。

学校や会社や町でクラス別、部別、あるいは班別GB大会を開催すれば学校や会社や町の親睦になります。通常の運動会よりやりやすいと思います。

日本の国技として普及するといいと思います。
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思い出の中のゲートボール(GB)仲間7

2022年07月10日 | Weblog
私は73歳のとき町のGB部に入りましたが、その時、83歳の男性K氏がいました。GB歴は1年先輩だったと思います。私と同年齢と思うほど顔つき、体の動きが若々しい人でした。私の入部を非常に喜んでくれました。GBは打撃のコーンという響きが気持ちがいいと言ったのをよく覚えています。

非常にまじめな人で、公園でのGB練習試合を休んだことがありません。人より早目にきて公園広場の枯れ葉掃除をやっていました。

ところが彼は両耳が聞こえませんでした。補聴器を使えば聞こえたようですが、使うと雑音まで拾い、苦しいので使いませんでした。そのため、練習試合中、主将役は、ジェスチャーで打撃指示をする必要がありました。試合はまだジェスチャーが使えたのでよかったが、休憩時の会話は大変でした。私達も彼も手話ができなかったので、会話ができませんでした。彼はそれが非常につらいようでしたが、会話はどうしょうもありませんでした。彼は甘いものが非常に好きで、お茶菓子の食べ合いは楽しむことができました。

耳が聞こえないことを気にし、区GB連合の正式のGB大会は出場を遠慮していましたが、親睦の大会にはときどき参加しました。しかしGBを楽しむまではいかず、親睦大会でも苦労したようです。数十万円もする補聴器をつけて親睦大会に出て、補聴器を落とし、足で踏んづけて壊してしまったというようなことがありました。

練習試合日が区の大会日に重なった場合は、彼は、よく自分一人で、あるいは大会に出なかった少数の部員と町の公園で練習(試合)をやっていました。

彼は熱心にGBをやりましたが、人との交わりを大切にしていたと思います。GB以外でも人との交流を重視し、友人知人を家に呼んだり、町の交流の場にでかけたりしました。町の交流の場ではコーヒーを入れる仕事を担当し、交流の場はKのコーヒー店などと呼ばれました。

そんな彼でしたが、私が腎不全と前立腺がんで自宅療養に入っていた間、昨年のことですが、敗血症にかかり、病院に長期入院してしまいました。私は昨年11月にGB部に復帰しましたが、彼は、今年になって、GB部に復帰することなく、遠いところに住む娘さんの家に引き取られました。彼は今92歳です。亡くなった訳ではありませんが、思い出の中のGB仲間になってしまいました。
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