円安が進み、1ドルが125円程度になった。輸入品は高くなる。外国旅行は多いが、円高のメリットを感じたことは少ない。
1966年、科学技術庁・在外研究員としてMITに滞在した。当時は固定レートで、1ドル360円である。円安!!しかも、自由に外貨交換できない不便な時代である。
最初の2ヶ月は月600ドル(21.6万円相当)、その後は月450ドル(16.2万円)支給された。当時の月給は、2.5万円くらいだから、高給?である。
当時、ボストン界隈では、月800ドル以下の家庭は援助の対象とか?生活してみると、1ドル100円くらいの感じだった。
MITから徒歩15分、地下鉄の駅から1分、スーパーから30秒のアパートは、家具付き(ベッドも)1室で月50ドルだった。2重窓、全館暖房だし、温水はでる。キッチンはないが、バス・トイレ、冷蔵庫はある。築30年は経っていよう。
1994年、学会のとき再訪したら健在だった(写真、1Fに住んだ)。区画整理があり、今はない。
MITは卒業後の給与を調査する。ただ、日本人の給与は安すぎるので、統計から外すとの事だった。3万円では、83ドル!!