「ろくでもない昭和が生き残っているなという感じで。会見もほとんどコント、ギャグみたいな感じでしたね」
彼が39歳で1985年生まれなので昭和を知らない世代です。
何かの記録で見たとしても現実あんな中途半端な2次会なんてどうなんですかね。
以前にも書いた通り2次会は私費ですし、普通に希望者のみ参加です。
懇親会の後の場所でそのままやる事ではないのです。
つまり昭和でも常識のない話です。
それと明確にアウトなのは公金と言う点で流石にそれは無いのです。
政党助成金が支給されたのは1995年(平成7年)からです。
つまり、それ以前なら時代劇のように大店の旦那さんが政治家に奢ると言うか形に残らない賄賂として提供するだけです。
現行犯で乗り込んでも来ない限り立証が難しいからそれ言うのかと思います。
しかし昭和なら銀座のホステスで終わります。
何故なら昭和の政治家さんはお年でそんなに生々しい事を好まないのでしょう。
それで思うのは想像がツギハギだらけでパッチワークみたいな状況で話しているのでしょう。
それ以上に問題なのはこう言うのを平気で日曜日の午前のテレビで扱うと言うお茶の間感覚の無さです。
昭和の頃は時間帯で子供が見る恐れのある時間でエロやグロはやらないようにしてました。
放送時間帯で分けていたし、政治家が問題を起こしたとしてもそれを報じるのは大人の雑誌や深夜帯に近い番組でその点の放送の意識は強かったと思います。
もう一つの問題は何故コメントを必要だと思うのでしょうか?
コメントは要らないでしょう。
誰が見ても不修多羅(ふしだら)です。
昔なら振られても嫌な顔していたものです。
それが賢人と言う立場の表現で失笑なんて恥ずかしいでしょう。
それに議員に水着とか言う表現も著名人には相応しくないのです。
こんな事はおそらくそのまんま東さんとか芸人さんから政治家になられたなら寛容でもそれなりに公費を補助されるようなお立場の方が話すのはそこまで求められていないのでは?
テレビが間違ったのはバラエティ番組で全て積み込んでしまったが故に面白くないといけないみたいな空気がどうしても付き纏います。
誤解なのは本来は切り分けてバラエティはバラエティ、ワイドショーはワイドショー、そしてニュース番組はニュース番組だったのです。
つまり、その枠を超えて場違いな行動をするのは御法度でした。
昭和も最後の方で枠を超えた愚痴はあっても政治をコケにしてその事で自分達が盛り上がるようなサイテーの反抗期的な若者の行動はしないものでした。
何故なら、それこそ就職が決まって会社勤めになれば仕事の意識が強くそんな盛り上がりさえもオフのしかも飲んだ時くらいでしょ。
無礼講とか言うのがあった頃の話で現在ではとても宴会さえも開かないし、そう言うような接待を経験する事もないのでしょう。
だから、いい年になっても節度と言う概念が身につかないのです。
コメンテーターが模範を示すと即ちこう言う状況を戒めるのに嫌がるないしは煙たがるような話です。
こんな破廉恥な行為をどうこう言うのはレベルの低さを露見しますから。
昔の女子アナですら、こう言う場面に接して嫌がる、軽蔑するようなコメントを言ったのを記憶しています。
だから、今のテレビが内輪の盛り上がりと言うような見られ方をされてしまうのも当然なのです。