Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Open Monumentendag2017@アムステルダム

2017-09-10 10:05:23 | Wblog:お出かけMuseum
この週末は、Open Monumentendagという歴史遺産が一般公開される日だったので、日曜日にアムステルダムのいくつかのモニュメントを見に行ってきました。毎年行われており、年ごとにテーマが変わり、公開されるものも変化します。各地で開催されていますが、アムステルダムはいつもとても充実しており、おすすめです。
午前11頃から、Arti et Amicitiae、Huis Nienhuys、De Arendを見ました。それぞれガイドツアーに参加する形です。
Arti et Amicitiaeは、一階がカフェになっていて、通常でも利用できます。このカフェのインテリアと設計はベルラーへ(Berlage)のものです。また、ブライトナーの絵もありました。二階は今はアートスペースとして使用されています。
Huis Nienhuysは、ヘーレン運河沿いにある家で、タバコの貿易で富を成したNienhuys氏が豪勢なインテリアを施したものです。吹き抜けが贅沢に使われており(写真)、バスルームはモザイクで飾られていました。第二次世界大戦中のドイツ占領期にはドイツ銀行がこの家に入っており、地下には分厚いドアの付いた金庫があり、現在でも見ることができます。今は、戦争・ホロコースト・ジェノサイドの研究機関が入っており、時代がかった内装の部屋部屋に普通のデスクとコンピュータが置かれていて、すごくミスマッチな印象でした。
De Arendもヘーレン運河沿いにあり、アールデコ調の階段とランプがとても素敵でした。以前はオランダ貿易会社(Nederlandsche Handel-Maatschappij)が入っていましたが、今は弁護士事務所が入っているそうで、なんかモダンな軽いインテリアになっていました。
どのガイドツアーも20-30分くらいでした。
これらのモニュメントはアムステルダムの中心街であることもあり、人気が高く、待つ列が長くなってきていたので、他にも見るつもりだったのですがやめて、ゆっくりと遅い昼食を食べることにしました。
そうそう、Huis Nienhuysのツアーは英語でした。
いつもは見ることができない歴史あるヘーレン運河沿いの家の中を見ることができて面白かったです。