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動植物と名前漢字のブログ(名前漢字と名付けお助けブログ別館1)

魚や鳥等動物、木など植物の名前の語源や漢字の字源、動植物の雑学等を書いていきます。どちらかというと、動物が主です。

{107}朱色の泥鰌と金魚は親戚か

2006年07月29日 | 


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 朱色の泥鰌を見たことがありますか。

 金魚のような本当に綺麗な朱色をした泥鰌です。

 ひょっとしたらどこかで、売っているかもしれませんが、私が見たのは、小学校か中学のころに、小川と言うのもはばかられるくらいの小さな川でした。

 ところで、この朱色の泥鰌と金魚は同じ理由でできたものなのです。

 もちろん、今いる金魚のほとんどは、人工的に品種改良されていますが、もともとの金魚は、朱色の泥鰌と同じ原因で生まれたのです。

 多くの方が想像がついているかもしれませんが、普通のものから色素の異状によって生まれたのです。

 朱色の泥鰌は、もちろん普通の泥鰌から生まれたものですが、金魚は、中国のフナの一種から生まれたものを品種改良をして、現在にいたっているのです。

 日本には、中国から朝鮮を経由してもたらされましたが、今の品種の中には、日本で出来たものも少なくありません。

 例えば、人気のランチュウは、朝鮮のマルコという品種を日本で改良して出来たものです。

 このように金魚は、フナの一種からできた朱色の変異体を品種改良したものなので、湖や広い池に放すとフナのような色になってしまうと言います。

 高価な金魚で、事実かどうか確認しようという方もいないと思いますが、原種に近い金魚ならそうなってしまうような気もします。


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{96}ナマズは、地震を感知すると言うが

2006年07月16日 | 


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 ナマズが地震を起こすとか、地震がおきる前になるとナマズなど敏感な動物が前触れを感じ取って騒ぐとか言われますね。

 ナマズは、江戸時代には身近な動物であったらしく、文献にもよく出てきますし、暴れて地震を起こしている鯰を書いたものと言われる鯰絵というものもよく書かれています。

 現代においても、この民間伝承は、根強く、外国では、政府がまじめに取り組んでいる国もあり、中国では、地震予知に成功したと、発表されたことがあります。

 動物たちが何を感じ取っているのか、素人の身にはよくわかりませんが、どのようになったら、どの程度の地震を感じ取っているのか、どれぐらい先の日なのか、どの地域で起こるのかという情報が分からないのでは、何の役にも立ちません。

 地震大国の日本では、毎日震度1以上の地震が起きているのですから、地域や規模を限定しなければ、2・3日内に地震が起きるという占いをして、当てることは簡単なことです。 

 中国より国土が非常に小さく、地震の頻度は、かなり多い日本では、地震予知は並大抵のことではないのです。

 地震予知の能力を開花するためには、動物たちも並大抵のことではないと思われます。

 
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{94}明治天皇が好まれた魚

2006年07月15日 | 


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 明治天皇が、琵琶湖産の淡水魚、「ひがい」がお好きであったことは、知るひとぞ知る事実である。

 ところでこの魚、漢字で書くと、「魚偏に皇」である。

 「皇」には、大きいという意味もあるが、この魚は、20センチ足らずであり、この魚の「皇」は、明治天皇の意である。

 日本で「ひがい」の意に使われる以前から、中国では、「チョウザメ」の意に使われているが、こちらは、「皇」を大きいという意味に使っているのである。

 この他にも中国と日本では、違う意に使う魚偏の字がある。

 「鮎・鮭・鱒」などは、ご存知だろう。

 あまり知られていないかもしれないが、日本では「サバ」の意の「鯖」は、中国では、「ニシン」等の意である。

 
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{60}バショウカジキの名の由来

2006年01月02日 | 


 ジャンルが無かったので、ペットの魚のところにしましたが、別名「カジキマグロ」とも言われる、全長3メートル、体重100キログラムにもなる大魚の一種ですから、もちろんペットには、普通なりません。

 漢字で書くと「芭蕉梶木」ですが、松尾芭蕉には、関係ないようで、第一背びれが巨大で、芭蕉の葉を思わせる形をしているカジキであるので、この名前がついたようです。

 なお、「梶木」は、剣のようにとがった上あごで船側や船底近くの船板「梶木または舵木」を突き通す意から「カジキトオシ」と言ったものが、略されたものだそうです。

 度重なる更新、申し訳ありません。


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{57}ネズミザメ、好きですか

2005年12月20日 | 


 そういわれて、「ハイ好きです」といえる方は、かなりの通である。

 きょとんとするか、ジンベエザメなら好きだと答える方も多いでしょう。

 中国料理の材料のあれ、というと、なるほどという顔をされる方も増えるであろう。

 早い話が、フカヒレの材料となるサメなのである。

 最近は、この高級魚を積極的に捕まえることから、魚肉としての供給も増えているそうである。

 またまた、更新ですね。


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{47}カレイの中の異端児

2005年11月05日 | 


 {46}で取り上げた「ヤリガレイ」は、「カレイ」と名が付くが、実はヒラメであるというものであった。

 しかし、「カレイ」であるのに、目が左側にあるという異端児もいるのである。

 「ヌマガレイ」がそれで、地域によっては、目が右側のものと左側のものが混在しており、その割合もさまざまである。

 ただ、日本産のものは、全て左側に目がある。和名にカレイとついたのが不思議であるが、ヤリガレイと違い、誤りではないのであるから複雑である。


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 またまた、更新で申し訳ない。


{46}「左ヒラメに右カレイ」は、正しいか

2005年11月01日 | 


 理論的に言えば、正しい。

 なぜかと言うと、そう分けるようになっているからである。

 ただ、和名から判断すると正しくないものもある。

 「ヤリガレイ」は、カレイと名が付いていても、目が左にあるので、ヒラメである。


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{25}シーラカンスは、海生魚類か

2005年08月30日 | 
 このタイトルの意味は、二つの意味をもっている。

 海水魚かという意味と、魚類であるかという意味である。

 シーラカンスは、2億年以上前に現れ、淡水で広く繁栄した後、7000万年前に絶滅したといわれていたものが、1938年に深海底などに生存することが確認されたのである。

 また、その鰭の形状などから、肺魚に近いといわれていたが、実はより両生類に近いことがわかっている。


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{16}鮎は「あゆ」じゃないし、鱒は「ます」じゃない

2005年08月03日 | 


 鮎は本来「あゆ」のことじゃなくて、「鯰」のことだということは、多くの方が知っていると思います。

 鱒が「ます」じゃないということは、知らない方も多かったんじゃないでしょうか。なんのことかは、ご自分で、漢和辞典を引いてください。漢和辞典に「ます」とあったという方は、お知らせください。

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 またまた更新ですみません。

{14}空気呼吸できないと溺死してしまう魚がいる

2005年07月27日 | 


 水中でのえら呼吸ではなく、空気を口から取り入れないと溺死してしまう魚がいます。

 特殊な魚じゃなくて、田舎では、普通に泥川に見られた魚です。

 そう泥鰌です。泥鰌は、取り入れる酸素の内、約三分の一を口から入れ尻から出すという呼吸をしていますので、水面が何かに覆われて、この呼吸ができなくなると、溺死してしまうのです。

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{13}鮭を犬に食べさせる

2005年07月25日 | 
 

 もちろん日本ではありません。

 ヨーロッパの国によっては、鮭を犬などペットのえさにする為、捕るところがあります。

 ただ、日本の魚の消費量ナンバーワンのサーモンピンクがきれいな紅鮭のことではありません。

 ヨーロッパの方も紅鮭は好きなようで、犬などに食べさせるのは、もっぱら、身の白い鮭だそうですので、あんなうまい魚を犬なんかにやるなんてと、お怒りになる必要は、ありません。

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{12}「姫鱒」、食べたことがありますか。

2005年07月25日 | 


 そう言うと、多くの方が、食べたことがないといわれるのではないでしょうか。

 この魚は、日本人が最もたくさん食べている、あのサーモンピンク色をしたあの魚と本来同じものですよ。

 すなわち、塩鮭として多く消費される紅鮭の陸封型なのです。


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{11}出世魚「ボラ」と慣用句

2005年07月24日 | 


 「とどのつまり」は、この言いあらわし方で、結局のところという意味を、なぜ表すようになったのでしょうか。


 簡単じゃないか、そんな意味知っているし、知らなくても国語辞典引けばいいといわれるかも知れませんね。

 では、「とどのつまり」の「とど」を漢字で書くとすれば、どう書くかわかりますか。国語辞典の権威『広辞苑』の最新版第五版を持っているから、そんなこと判るといわれるかも知れません。『広辞苑』が、権威かどうかはともかくも、中型の国語辞典では、最も売れていますね。早速引いてみると、漢字が当てられていませんね。  

 ではと、『大辞林』を引いてみると、「鯔のつまり」とでています。でも、この字は、漢和辞典を引いてみると、普通「ぼら」を指す字だということがわかります。

 やはり、漢字は漢和辞典で調べないといけないと思い、漢和辞典の音訓索引を引いてみると、辞典によっては、「とど」と読む字が出ていません。図書館などで調べてみると、「魚偏に毛」の字があり、「トド、アシカに似た海獣」とあります。

 ここまで調べてみて、『大辞林』にあった「鯔」は、確か出世魚だったなと気がつくと、「鯔(ぼら)」の成長しきったものが「とど」なので、「とどのつまり」という慣用句が出来たのだと気がつきます。

 それでは、さっきの「魚偏に毛」の「とど」は、関係ないな。「鯔(ぼら)」が成長しきった意味の「とど」は、どう書くんだということを調べようと思いつくはずです。

 その後、色々調べてみると、「魚偏に老」で「とど」と読むことが判ります。何でこんなに苦労したんだと思い、漢和辞典を見てみると、ほとんどの辞典が「おおぼら ぼら」としています。「とど」の読みをつけ、「とどのつまり」の「とど」は、「鯔(ぼら)」が老成した意味で作られたこの国字だという解説があれば、すぐに判ったのにと、思わざるを得ないでしょう。


 以上の考えは、今まで披露されてきてもいますが、私独自に到達した見解でもあります。

 その他の説を付け加えると、「止(とど)め」や「止(とど)まり」の「とど」に「詰まり」がついてできたとするものや「とど」は「倒頭(とうどう)」の略だというものがある。

 最後の説は、置くとして、出世魚「とど」の名は、「止め」という意味との関連が考えられ、その意味で両説は、相補完しあう関係にあると考える。

更新ですみません。


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{3}鮭(サケ)と鱒(マス)の違い

2005年07月13日 | 

 わかる方は、ちょっとマニアックと言われるかもしれませんね。

 よく食べるやつが鮭で、虹鱒のようにきれいだなと思うが食べないのが鱒だとか、成長すると、オスの口が曲がるのが鮭で、そうでないのが鱒だなどと考えませんでしたか。

 実は、動物学的には、なんら区別するところがないのです。

 なぜ、名前の区別があるかというと、動物学的知識のない時代に別物と考え、名前をつけてしまったからに過ぎないのです。

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