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動植物と名前漢字のブログ(名前漢字と名付けお助けブログ別館1)

魚や鳥等動物、木など植物の名前の語源や漢字の字源、動植物の雑学等を書いていきます。どちらかというと、動物が主です。

{91}動植物の名前漢字の中で最大画数の漢字は、何か

2006年07月13日 | 動物の名前漢字


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 今まで、5位が最高でしたので、感謝感激です(他のブログでは、当ランキングで、1位になったことがあります。)。

 カテゴリーは、動物の名前漢字にしていますが、植物も含みます。

 なお、JIS漢字を主な対象にします。

 普通の方がご存知なのは、「鱸(すずき)」の27画ぐらいでしょうか。

 実際には、「麗に鳥(ちょうせんうぐいす)」、「魚偏に麗(おおなまず)」などの30画があります。

 また、同様に30画の「驫」は、植物名「驫古公(おおばあかてつ)」に使われます。

 「龍」は、想像上の動物ですが、「龍部」の字でもっと多い画数の字があるではないかといわれる方があるかもしれません。

 JIS漢字内で言えば、「龍+龍」がありますが、これは、「龍が並び飛ぶ」という意味で、動物名には関係ありません。

 JIS漢字外に「龍」を「品」のように組み合わせた48画の字がありますが、同様に動物名には関係ありません。

 たて横二つずつ「龍」を組み合わせた64画の字は、「多弁な。おしゃべり。」という意味で、龍に関係さえありません。

 JIS漢字内の「魚」3つ、「鹿」3つの33画の字も、動植物名に関係ありません。

 JIS漢字最大画数34画の「驫の下に木」の字は、「馬が群がり行くさま。木が盛んなさま。」などの意で、これまた動植物名に関係ありません。

 これ以上の画数の動植物名に関する漢字を知っているという方は、ご教示いただけると、幸いです。

 ただし、ネット上にあふれている典拠のない字は、必要ありません。

 なお、JIS補助漢字にある「雨冠に鶴」の誤って国字と言われる事の多い29画の「鶴」の異体字は、苗字で使われることも多く、覚えておくと、実用的です。

 
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{65}魚の名前漢字に日本独自のものが多いのは、なぜか

2006年02月12日 | 動物の名前漢字

 
 そう聞くと、「日本が四方を海に囲まれていて、海魚のバリエーションが多い。」と答える人が多いのではなかろうか。

 中国は、大陸国家とはいえ、あれだけ巨大な国であり、海岸線も長く、亜寒帯から亜熱帯にわたり、魚の種類がそう少ないとも思えないと反論もあるだろう。

 これは、いずれも正しいことであるが、中国の場合、首都が海岸の近くになったのは、そんなに遠い昔のことではなく、「殷・周・秦・漢・唐」などの諸王朝にあっては、内陸部に存在したことも大きな要因といえる。

 そのため、内水面にすむ魚を利用することはあっても、日本のように膨大な種類の海魚を利用し、それに名前をつけるという必要性に乏しかったのである。

 もちろん、日本沿海の魚に特殊なものもあり、それに名前をつける必要もあった。内水面や沿岸地域の魚の名前として「鮖(かじか)・鮴(ごり)・鯐(つくら・すばしり)・鯲(どじょう)・鰚(はらか)・鰰(はたはた)」などがある。

 また、日本独自のものでない字であっても、日本独特の用法が中国にも輸入されて使われていることがある。

 特に有名なのは、「鰮(いわし)」であろう。

 この字は、2・3寸の小魚を意味するものであったが、今のどの魚に当たるのか、意味が失われており、日本で、「いわし」の意に使われていたものを、19世紀末ごろに中国でもその意味に使うようになったのである。

 しかし、なんと言ってももっとも特殊なケースが「鯰(なまず)」である。

 多くの日本人に信じられている説明では、本来「なまず」の意である「鮎」を「あゆ」の意に使ったので、「占」と同様な音を持つ「念」を使って、日本人がこの字を作ったことになっている。

 現実には、「鯰」という漢字も中国で作られたのであるが、日本に渡った後、中国で失われたため、清の時代に、日本から逆輸入されたに過ぎないのである。

 もっと詳しい説明が必要だろうが、他のブログの範疇になるので、省略する。


 またまた、更新で申し訳ありません。


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