相沢梓は元ＯＬ。働き過ぎて27歳で過労死している。さすがにかわいそうに思った天使だか悪魔だかによって、異世界に転生させてもらうことになった。そんな彼女の願いは不老不死でスローライフを……というもの。
希望通り異世界で魔女アズサとして転生し、畑仕事をしたり、薬草採取したり、運動したかったりお金が欲しいときは近場のスライムをぷちっと退治。そんなスローライフを300年続けてたら、いつの間にかレベル99になっていました。世界最強。たかがスライムと舐めちゃあいけない。塵も積もれば山となる。
そんな噂はすぐに広まり、ドラゴンが決闘を挑んで来たり、助けを求めてエルフ娘が逃げ込んできたり、果てはアズサを母と呼ぶモンスター娘まで押しかけて……。
冒険に出たことないのに最強魔女のスローライフ。
なろうであれこれ小説を書きまくっては人気の出たものが書籍化されたときには、もう次の作品が何本も併走している森田季節の最近ヒット作。なろうもアンテナショップみたいになってますね。
そりゃあ、さまざまな賞の下読みどころではない、何千何万の読者が目を通す中からランキングを上げているのですから。
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